午後、銀行へ行ったときのことです。

帰る時に車を出そうとしたところ、左前に駐車しようとしている車がいたので、
その車がきちんとおさまってから発車しようと待っていました。
なんと運転手は、元夫の妹でした。
会社と元夫の実家は車で１０分ぐらいの距離。
同じ区内だものね。
どこで誰とすれ違ったっておかしくない地域です。

あたしは帽子を目深にして、さささっと車を走らせたので、
幸か不幸か彼女には気付かれずに済みましたと思います。


元夫には二人の妹がいますが、
上の妹は社交性が高く、あたしに合わせようとしてくれたこともあって、
ずいぶん仲良くすることができました。

あたしたちが結婚した後に、年下の彼と籍を入れたものの、
あたしたちが離婚する前に、あっという間に離婚してしまった義妹。

心の傷みが分かるはずの義妹ですが、今、話はできません。
元夫の近況を聞くのは、とても怖いから。
そして、あたしたちの状況を聞かれるのも困るから。

どこに住んでいて、どこで働いていて、乗っている車の種類。
一つ知られただけでも、全部、暴露するのと同じことです。

義妹なら、内緒にしていてほしいという気持ちに応えてくれるかもしれませんが、
実の親や兄の前で、それをさせるのは酷というものでしょう。

義母にも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
何も悪くない義母。
孫に会いたいと思っていることでしょう。

ごめんなさい。
今は、まだ、会わせるわけにはいきません。
あたしの心の整理がついていないのです。
そして、元夫のことを知るのが怖いのです。
ごめんなさい。
いつか、いつか、連れて行きますから。。。。
今は許してください。

心の中でそう、つぶやきながら車を走らせました。

あおい雪　 DiaryINDEX｜past｜will ｜ＭＡＩＬ

2003年09月21日(日)　痩せたいよー。