sasakiの日記
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2001年11月02日(金) ディン、ディン、わーい、あまーい ケーキだあ!

 もう来年のカレンダーや手帳などが本屋の店先に並び始めた。
 少し早すぎないか?
 先に先にと気が急いているのはせめて僕ひとりぐらいでいいと思うんだけど?
 
 それにしても11月か?
 
 三越の英国展は想像よりずっと地味だった。
 ラズベリーのロールケーキとミートソースの缶詰(何度も言うがこれはミートソースをそのままスパゲティもろとも缶に押し込んだという非常に不気味な食い物で、慣れないとなかな食えない。結構ゲロゲロもんかも。)がもしかしたら売っているのではと儚い期待のもとに行ったがそういった品のない物は置いてなかった。 残念。
 誰でもが想像するようなものばかりだったので、キャドバリィのオレンジビスケットとチョコレートビスケットを買って帰ってきた。
 甘いものはしばらくやめよう、糖尿病とか前立腺肥大(これは多分甘いもには関係ないと思うが)になったら困るからと思っているのに。
 それにしても恐ろしく甘い。チョコレート菓子だから甘いのは当然なのだが、それ以前に欧米人の甘さだ。
 アメリカに行ったときも、イギリスに行ったときも感じたことは殊、甘さに関しては情け容赦ないほど甘い。日本のケーキ屋の甘さを押さえてみました、という姑息な気配は微塵もなく、どうだまいったか、このまま食っていくと糖分で唇が張り付いてしまうぞというくらい甘い。
 僕は基本的にこの姿勢に賛成派だ。甘いものは甘く、辛いものは辛く、塩辛いものは塩辛く、そういうのがイヤならば食うべきじゃない。
 世の中の主流は兎に角いろいろなモノを押さえながらを商売にしている。低カロリー、低脂肪、カフェインレス、塩分控えめ、ノンオイル、低タール、低ニコチン、書いている側から腹が立ってきた。チクショウ!そんなにしてまで飲んだり食ったりしたいか?ぜーーんぶ昔にまで戻せ。健康とか色々差し迫った状況にある人はそういったものに近づかない分別を持て!健康なんかクソくらえだ
 
 賄い付きのスタジオで食べた手作りケーキの数々。
 最初のアルバム『ジェラシー』のときはロンドン郊外の城跡を録音スタジオにしたところで、毎日、朝昼晩まかないのお姉さんが飯を作ってくれる。
 特にディナーは素晴らしかった。
 英国の飯はまずいという話だが、多分ホテルにいると解らないかもしれない。
 飯が終わるとスウィートタイム。手作りのケーキ。蜜がドロドロになるほどかかっている。吐きそうなほど甘いが吐きそうなほど旨い。みんな非常にハッピーな顔だったことを今でも覚えている。その記憶があるからスウィートに関しては妥協しない。へなちょこケーキは許さない。
 ラズベリィロールはロンドンのスーパーマーケットでみつけたものでこっちで言う中華饅頭みたいな境遇なんだろう。(もしかするとたとえはすごく変かもしれないが、大体と言うところで手を打とう。)そんなに感動するものじゃないと思うけど僕の味覚にはジャストフィットした。
 うん、考えてみたら結構イギリスは楽しかった。都会なのにとても落ち着いていて、大人が住んでいる街みたいだった。

 ヤバイまた長くなりそうだ。

 加山雄三の『ぼくの妹に』がかかっている。
 お前は一体何を聞いているんだ?というつっこみが聞こえてくるが、ほっといてくれ僕の勝手だ。僕には秘密が沢山あるんだ。
 高い声にあがって行くところで、誰だ!、誰かに似ている!それもすごく近しい人だ。
 気がつかなかった。山木の歌声が加山雄三とかなり近いところにいたとは。どうして今までそう思わなかったんだろう。今度会ったら聞いてみよう。加山雄三は山木にとってどういった位置にあるのかを。そういえばしばらく会っていないなあ。
 元気かなあ。

 冷蔵庫の脇でスポ太郎がものすごい目でにらんでいる。ネコは時々やくざよりコワイ目でにらむことがある。
 チガッタ、クビに頭を突っ込んで寝始めた。ただ眠かっただけらしい。
 それでも、この2,3日機嫌が悪い。バーゲンで買ってきた猫缶が気に入らないらしく、というよりも明らかに抗議だ。どうもバーゲンものと正規の猫缶には違いがあるようだ。何度か同じ様なことがあったからきっと同じものではないんだろう。
 
 明日はドームだ。そろそろ決めようぜ。
 みなさん、応援宜しくお願いします。ソーレィ!コーンサドーレ!
 でも、何度口に出してもやっぱりダサイなあ。コンサドーレっつう名前は。
 
   
 


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