戯言
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2001年08月22日(水) 愚か

君のそばにいて

孤独を感じたとき



君はいつもそれを感じとって

優しく微笑んでくれた



あたしはそれでも

いつもふと孤独になっては

君を不安にさせたんだ



あたしは君を

愛してたのに

信じることはできなくて



君を悲しくさせては

自分を責めた



そんな恋でも

あたしは幸せだった



だって君は

いつもあたしに優しくて

いつもあたしに愛をくれて

いつもあたしを信じてくれたから



でも君には

この恋が

苦しかったんだね



信じてもらえないことの苦しみを

あたしは知らなかった



あたしは君に

いっぱい幸せをもらってたのに

気付かないうちに

君に幸せを与えることを

忘れていた

できなくなっていた


そんな愚かな自分のことも

もう二度と君とは

やり直せないことも



君を失ってから

初めて気付いたこと


今気付いても

もう手遅れなこと



そしてあたしは

また自分を責める


藍音 |MAIL

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