さかな的謎世界。 |
2008年01月30日(水) バイトのはなし。 先週、バイトを辞めました。 大学1年生の5月から始めて、演習や就活でちょこちょこお休みを いただきつつも、4年間続けたバイトです。 地元ではちょっと有名なお店で、熊本の郷土料理も扱っているお店 だったので、地元の人だけではなく観光客の人もいっぱい来たし、 盆正月などの帰省シーズンは冗談じゃなく忙しいお店でした。 その割りに自給は低く、待遇は悪く(飲食店なのに食事がないなんて!) 文句ばっかりのバイト先でした。 たぶん、4年間のうち半分は「辞めたい」と思っていた気がします。 それでも、なんだかんだで4年間続けてこれたのはバイト仲間が 良い人たちばっかりだったから。 やさしくて、でも注意するときは厳しくしかってくれる先輩。 ほかの人の動きをみて、どんどん良いところを吸収していく後輩。 そしてなにより、「ありがとう」がいっぱいあふれているお店でした。 社員もバイトも、お互いにちょっとしたことで「ありがとう」という 環境で働いて、このことばの温かさを改めて感じました。 とげとげしがちな環境なのに、みんな仲良かったのは、きっと 「ありがとう」という気持ちをみんなが持ってるからじゃないかと思うくらい。 思い返すと良いことばっかり思い出しちゃうけど、いやなことも いっぱいありました。 特にマネージャーとチーフが異動してからというもの、これまでの方針と 大きく変わったせいで、バイトと社員がギクシャクしはじめてるし。 (そして若干、それから逃げるために辞めることにした感も否めない) それでも、やっぱり辞めるのが寂しいと感じるくらい、私にとっては 楽しい場所でした。 嬉しかったり、悲しかったり、悔しかったり。 いろいろあったけど、やっぱり、だいすきです。 この4年間、この場所で、成長できたと思うし、いろいろな刺激を受けました。 私が先輩から受けたような刺激を後輩にも伝えることができたかは わからないけど、最後の日に後輩が泣いてくれたのをみて、 私もちょっとは役に立てたのかな、と自惚れています。 バイト先はどんどん変わっていって、そのうち私のことを知ってる人も いなくなるでしょう。 だけどまたごはんを食べに行ったときに、今のような、むしろ今以上の 明るい雰囲気のお店になってたらよいなあと思います。 彼らなら、きっと、できるんじゃないかと。 きつい仕事だけど、がんばってね。 一緒に仕事できて、ほんとに楽しかったよ。 今まで、本当にありがとう。 |