日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 四半世紀も続くなんて、誰が予想したでしょう

倒けつ転びつ 2015年01月09日(金)



少しずつ、指を「目覚めさせる」作戦の1日目。
今日は「四分音符=72」という、ゆるめのテンポで
ハノン21番〜31番を通す。
ところが、これが、笑っちゃうくらいもつれるのよ。

72というテンポは、21〜31番を弾くには遅すぎます。
けれど、どんなテンポであろうと、コントロールできなくては、
ほんとうに指の力があるとは言えないわけでね。
走り出したくなるのをグイと抑え込んで、テンポに乗せる。
ゆっくりだからこそ、聞こえなくてはならないものがあります。
1音1音の粒立ちとか、音のつながり、音の向き・・・

ところが、そういったことに耳をそばだてていると、
左手4・5指に伝わってゆくはずの力がカックンと抜けて、
たびたび、もつれて止まってしまうのです。
音の粒立ちどころじゃねーぞ。
ハノン弾いて、何度も止まるなんて。。。

これはかなりの重症指だな。
1〜20番のうちいくつかを、めっちゃゆっくり弾いて
力の伝え具合、重みのかけ具合からチェックし直さないとダメかも。

スケール全調も、ゆっくりめの「四分音符=100」で。
左手が右手をリードすることを意識する。
現在、最も苦手なのは、ロ短調(#2個)とホ短調(#1個)
黒鍵が少ないのって、弾きにくいんだよ。

明日はもう少しマシに弾けますように。
・・・じゃなくて、
もうすこしマシに弾けるようになるため、明日も練習しよう。だ。

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バッハのシンフォニアを、順不同に全曲弾きました。
12番って、なんかヘンテコな音があるんだけれど、
まさかヘンレ版(原典版)に印字ミス?
あとでいろんな版を調べてみないと。
習った時は春秋社版で、別になんにも思わなかったなあ。

6番は相変わらず好きで、
実は5番も好きで、14番が最も好き。
3番と8番も捨てがたい。
あら、どれも長調の曲だな。

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ショパンのバラードは、かなりの背伸び曲なので、
最終的に弾けるようになろうなどと大それたことは考えていません。
なんとなく音符を追っかけて、「その音」を「再現」できたら嬉しい。
と、思っていたため、幻想小曲集にシフトしてからは
ほとんど弾いていませんでした。

今日は、ゆっくり、手の動きなど確認しつつ、
部分部分を練習しつつ、最後まで通して終わり。
弾けないくせに、やれ何分を切っただのと
テンポや所要時間に気を取られて、
自分がどんな音で弾いているのかを聴かなかったり、
どう弾きたいのかを省みなかったりするのは、違う。
今ごろ気づいたんか、ばーか、って感じですが。


タイトルは「こけつまろびつ」と読みますの。
ご存知でしたよね、失礼(^^ゞ
好きなのよ、こういうレトロな言い回し。









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