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■ 反論覚悟 親の介護って義務なんですかね?
実は昨年の後半は転職したばかりで仕事も忙しく娘さんにあまり構ってやれない時間が多かったので何気に反省をし娘さんとの時間を精一杯多くしている。
とある家族を見た。父親は土方の格好をし母親は髪の毛が錆びていた。いわゆるガラの悪い夫婦だが一緒にいた子供二人は元気いっぱいで笑顔で騒いでいた。とても良い家族に見えた。そして上から目線で見てしまった自分に気づいた。
職業に貴賤は無いが人間に貴賤はある(事実)しかし、心に貴賤はない
とは、俺が思いついた言葉だが過去日記にも書いているがホリエモンの「金で買えないものはない」という有名な言葉の後に実際に続く「金で買えないものはない。買えないものがあるならそれは差別になるからだ」という言葉どうり、どうしようもなく育ち、血筋などそれぞれの人間の出自に貴賤はある。しかし、その素養をどうこうするのは心次第であると常々思っている。
いくら暮らしを豊かにしたって家族の関係や絆が貧しければ意味はない。非常に生きるのが難しい世の中になっていることに改めて気づく。
娘さんとの時間を多くして互いに笑顔の時間を増やしたい(今年の抱負)
パパは老後、一人娘である娘さんの厄介にならないように身体を鍛えている。しかし、どうしても動けない場合、娘さんの厄介になるくらいなら何処か海外で特別養護老人ホームに入ろうと真面目に考えている。これはどういう状態になっても曲げない人生のベクトルである。
子供の人生の足枷になる親など親ではないと常々、自分の親を見た反面教師でそう思い続けている。
さて、私の実母は子供のころから「あたしは子供の世話や厄介になる前に自殺する」と最近まで言っておきながら結局は有言実行を果たせないダメ人間である。
残酷に聞こえるでしょうが俺は平気で母親に「早く死んでくれない?お願いだから俺の人生の邪魔しないで」と言っている。まあ、我が実家の特殊な個人関係上、言える言葉ではあるんだが(他の家だったら大問題だろうな(笑))
世の中にはそれでも親に対する愛情のため献身的に自分の人生を削っている人がいる。俺は気の毒でしょうがない。心の底から思ってるのならいい。中には洗脳に近い状態の人もいる。
TVで母子家庭で重病になった母親と献身的に働いている長女が出てて母親がのうのうとテレビの前で「●●●ちゃんがいてくれないと家はダメになっちゃうから、これからずっと頑張ってね。よろしく頼むね」と言う母親に複雑な表情をした長女の女性の姿を見たときにぞっとした。この母親は少なくとも明るく輝く自分の子供、女性の人生を貪り尽くそうとしているのだ。完全に意図的に。
同じように中年の独身男性が親の介護を強いられたため結婚ができないという状況を見て「この親は何を考えているんだ?」とぞっとした。完全に意図的に。
斯様な異常な親が多いことに気づく。自分の身内の子供の人生をぶち壊し貪り食うアノ世代の日本人。はっきり言って尼崎の角田被疑者と大差はない。
私にとって、彼ら彼女らの親はまるでゴヤの絵の「わが子を喰うサトゥルヌス」に完全に一致して見えた
親の介護は義務ですか?
いいえ。義務ではありません。
介護する、しないは子供の自由選択です。 決して義務ではありません。
愛してくれた親なら愛を返すように子供は介護するでしょう。
その逆も然り。
それで困る親は因果応報、自業自得なのです。
子供は一切悪くありません。
親に対してはっきりと言いましょう。
馬鹿は言わなきゃわかりませんし、理解しようとしませんが、 こちらの意志をはっきりと伝えるのが最も大事です(今の日本政府の外交状況と同じ)
以上。
2013年01月12日(土)
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