Allyssa
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 嫌いな人間の保証人にならなければいけないジレンマ






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弟の再就職の内定がとれた。安堵した。卒業以来一つしか職歴もなく、実弟が就職できるのかどうか心配だったが何とか内定がとれた。ただでさえ少ない収入が、かなり減るそうだが、それはそれでしょうがない。

んで、日本の会社の入社の際によくある「身元保証人」を頼まれたの。実弟は先日、離婚したので頼める有職者も居ない。また、友人も少ない。俺は、その場は快諾した。とはいえ、しかし、まー、いろいろな状況で現在は揉めている。

入社の際の身元保証人は借金をする際の連帯保証人、根連帯保証人と違ってリスクは少ないが、故意に会社に損害を与えた場合は保証人に請求がいくケースもある。また抗弁権もあるので俺自身は心配していないが、まあ、いろいろと揉めている。

勿論、第一優先順位は我が家族であり、娘さんである。こんなことのおかげで娘さんに迷惑をかけるわけにはいかない。しかも、前回の懲戒解雇でかなりの信用をなくしている。ただ、会社に損害をくわえたわけでもなく、犯罪を犯しているわけではないので俺は信用している。

基本的に俺は実弟も母親も嫌いである。しかし、なかなかそう憎しみきれない。早く死んでもらいたいと思っているが、そうでない心情のときもある。

俺自身は「家族愛というのは愛し合ったり、憎しみあったり、その繰り返しが許される関係」と自己分析して納得していたが、この複雑怪奇きわまりない心情はなんなのか?と思ってたら書店でこの書籍と出会った。




「毒になる親 一生苦しむ子供達」スーザン・フォワード著

「自分の問題を他人のせいにしてはならない」というのはもちろん正しい。しかし自分を守るすべを知らない子供だった時に大人からされたことに対して、あなたには責任はない。

かなり共感した書籍で「親を許さなくてもよい」という一文は正にその通りであり、「自分の代でそれを断ち切れ」という文章にも激しく同意した。

それに俺が昔から普段に使っている「毒のある人間」「毒は感染る」を上手に文章化している。

そして、この書籍で述べているように、この憎愛絡む感情というのは「洗脳」である。親に子供が洗脳されているのだ。憎い家族に助けを乞われると助けてしまうのは、子供の頃からインプリンティングされている洗脳プログラムが動くからなのだ。

単純に子供を自分の思い通りにコントロールする毒になる親。

この書籍は親子関係が上手くいっていない人間全員にかなり説得力のある文章で解答に導いてくれる。この書籍は全ての親に教科書として配布してもよいくらいの良書だと思う。現在、日本国内でも「毒になる親」が増えている。

この書籍は放り投げたファジイな論説など書かれていない。全てリアリスティックな事象に基づいて書かれている。


思わず、俺は読み終えて直ぐに次の書籍を手にした。




「不幸にする親 人生を奪われる子ども 」ダン・ニューハース著

正に「毒になる親」の続編的実践編であり、これは親にトラウマを受けた子供達、大人たちの再生の書籍であって、そのコントロールの呪縛からの解放への道標となる書籍だ。

俺は嫌味な意味もこめて実弟よ実母にこの書籍を送ることにした(爆笑)





まあ、たかだか会社の身元保証人なので何の心配もしていないし、就職先もちゃんとしたネイションワイドな会社だ。そういう賠償請求というのは中々会社としても出来るわけではない。

とはいえ、万が一ということもある。それほど実弟は実質的には局地的に社会的信用を失っている社会の敗残者なのである。正に実父の通った道と同じである。




俺は絶対に負の連鎖を繰り返さない。繰り返さないために頑張って働いて生きている。そのためには手段を選んでいない。






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2011年09月15日(木)
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