Allyssa
Dad
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 本に囲まれ、死ぬ寸前まで本を読んでいたい




往年の早川書房という出版社は尋常じゃ
ないほど洋書翻訳の審美眼が高く、
神がかっていた。

記憶は定かではないが早川書房創立
何周年だったかの出版記念本の中に
ジェフリィ・ハドスンの「緊急の
場合は」が刊行された。
アメリカ探偵家クラブ賞最優秀長篇賞
受賞という鳴り物入りではあるが日本
では無名の作家の一冊が何故か選ばれた。

このジェフリィ・ハドスンこと後の
マイクル・クライトンである(驚嘆)

「ジュラシック・パーク」とかで知名度
は高いが個人的には「アンドロメダ病原体」
と、上の写真の「サンディエゴの十二時間
(ジョン・ラング名義)」が何十年も何度
読んでも面白い書物である。これほど飽きずに
何度、読んでもハラハラする書籍はそう無い。
もはや本はボロボロだが定期的に何度も
読み直している。特に「サンディエゴの
十二時間」は実質246頁と短く気軽に
いつでも読めるが内容は映画一本分に匹敵
する物語が詰まっている。

大統領暗殺を企てる頭のいいおっさんと
米国国務総省の頭のいいおっさんの
頭脳戦の話なんですが、マジで何度読んでも
飽きないのには驚かされる。



私は小さい頃から往年の早川書房の
文庫本に魅入られていた(もちろん、
新潮文庫、創元推理文庫もだが)

ハインラインの「宇宙の戦士」などは
当時のスタジオぬえのパワードスーツの
イラストにドキドキしたもんだ
(映画化で無残にもぶち壊されたが)

また、この頃の少年達を皆、魅了した
のが、神林長平の「戦闘妖精・雪風」
でSF3Dの横山宏のイラストの功績
も大きいが大概同じ年の連中は
「スーパー・シルフ」と言うと話が
通じる。



生まれて初めて自分のお金を出して
買った小説がヴァン・ヴォークトの
「宇宙船ヴィーグル号の冒険」である。




初めて金を出してでも悔いは無いと
小学校の頃に自分の金で当時定価
360円(意外と当時も高いな)
で買ったものだ。



さて、娘さんが初めて自分のお金で
選ぶ本はどんな本なのかな?







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老後は本屋をして、いよいよ動けなく
なったら、それらの本を全て誰も
住んでないような山奥に持っていき
大量の本に囲まれて老衰で死ぬ寸前
まで本を読んでいたい。

それが私の夢の死の姿である。
(但し、老衰を求めた場合は)


Remark 4th sep 2010


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2010年09月04日(土)
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