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■ 派遣村二万円支給二百人脱走事件は、とても良いこと■2009年仕事納め
この事件のおかげで、将来的に彼らを救済しようという機運は国民には無くなったでしょうし、総額、四百万円が酒、煙草、風俗などで一瞬で消えたなんて大問題、都、公的機関が続けるわけがない。それ続けたらバカですよ。しかも、真面目に働いている人間から徴収した税金で。
私も育ちが貧しいので「貧すれば鈍す」というのを間近で見てきたので言えるのですが、こういう人達はどうしようもないんですよ。うちの両親がそうでしたから。
「いますぐ金が必要なのにお前は何も助けてくれない。お前なんか息子じゃない。縁を切る!」
と母親が俺に罵声を吐いた瞬間、俺は二十万円の束を机に叩きつけて
「どうするの?二十万円あれば助かるんでしょ?縁切るの?縁切った他人の人間から金借りる時には、なんて言うの?それとも要らない?」
そのときの母親の異常な狂気を孕んだ目は未だに忘れられない。札束をずっと一点集中で凝視し続けながら「要る。必要」と呪詛のように呟き続けていた。貧しいと選択肢を選ぶ判断能力が完全に無くなってしまい、金という魔力に憑依される。うちなんか虐待もありましたからね。
だから、今回の二万円は腐った人間の手切れ金として(前述の二十万円は手切れ金にはならなかったが)いい機会になったんじゃないでしょうか?
これを機に生活保護などを不正受給している人も一掃する流れになるんじゃないでしょうか?
この前の選挙で
格差社会の続行=自民党 格差社会の改善=民主党
みたいな風潮だったのですが、私はあえて自民党に投票したんです。格差社会の何処が悪いのか色々と調べて考えたんですが、至った結論は「しょうがないんじゃないか?」です。私みたいに格差社会以前の総中流主流の時代にマイノリティだった貧困家庭に育った人間から見れば努力したか、結果を出せたか、そのプロセスが自分の価値を作ると考えると格差社会は悪いものではないと思う。頑張ろう、貧しくても清く生きようという考えを殺してしまう社会では人間は伸びない。
派遣切りにしても企業側が叩かれていたが、実際は派遣のシステムを作り上げた派遣会社側が叩かれるべきである。何ヶ月か遅れて叩かれ始めたが、そもそもの問題が表面化されていないので投票に混乱した人は多いだろう。(つまり、自民党以外に選ぶ党が無いから)
ただ、問題は本当に困っている人達まで同じ悪い人間のように見られることを考えると何とも言えない。昔は努力して働けば相応の対価を得られた(とはいえ、俺が学生の頃の時給って475円でしたけどね(笑))今は努力して働いても契約どおりの金銭しか受け取れない。実際、時代的に物価価値を考えると賃金が低下していると思う。だから派遣切りされて路頭に迷うというのは正直、訝しげなところもありますが、分かるような気が半分だけします。
ただ、貧困経験者から言わせてもらうと今の貧困層の人間は甘い。そのため、犠牲となっている子供が多くなっている事実を聞くと苦々しい思いでいっぱいになる。俺が得てきた子供時代の苦痛を何人もの子供が強いられていることを考えると苦しくなるので、過去の日記に書いたように冷酷だが、「見ないように」「考えないように」する。
俺は自分の子供の幸せだけしか考えていないから。
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『2009年仕事納め』
まだ、安心は出来ない期間ですが第二子が生まれる予定です。ニ子持ちの友人に「お前がニ子持ちって実感わかんなあ」などと言っておりました私がニ人の子持ちとなるというのもまだ実感が湧きませんし、想像外の新世界である。
ふと思ったことは結婚をする、家族を作る、育児をする、全てのことが新世界である。
生物が海から陸に上がり、進化した。人は何故、古の昔より旅をし、新世界を求め、利益にもならない宇宙へ飛び出したのか?それは新世界への探求ゆえである。
パパも、その新世界を見てみたいです。
今日は仕事納め。予定通り、業者の人にクリスマス・プレゼントを渡す(笑)詳細はおいおい。入れるとこ、違うって(爆笑)(リンク)
今年もお寿司とワイン。損益的に赤字なのに余裕はあるのかな?なんて心配になりながらも仕事納めを終えて明日の本当の最終日に向けてクローズの仕事を行いました。
奥さんには夜食にチキンとサンドウィッチがあるとのこと。有難いです。なんか真夜中に美味しいものを食べるのが好き。
2009年12月25日(金)
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