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■ 誰も知らない年金の暗部
正直、パパ本人は将来もらう年金に期待していないので、老後のビジネスのプランは自分なりに持っている。基礎年金、厚生年金、共済年金など色んな年金を調べて勉強していたつもりではあるが、義弟さんは某社の人間なんでそこらへん詳しく衝撃的なことを聞いた。パパは初めてそれを知った。
なんと、年金制度が日本で始まったのは昭和四十年代からだそうだ。つまり、今現在、年金貰っている人のほとんどは年金を払ってない人が年金をもらっているのが事実のようだ。おいおいおい。マジかよ、それ。テレビでも、やんねーじゃんか。それはさすがに怒りがふつふつと沸いてきた。
歴史的に年金というシステムは欧米では戦前からポピュラーなシステムであり、唯一、日本だけは先進国の癖に遅れていたらしい。戦後、ＧＨＱから「年金制度やりなよー」と薦められたが、混沌とした経済状態のなか、なかなか進まず、まともに開始されたのは昭和四十年代らしい。
それは知らんかった。年金保険料納めてない人が、現在、年金を貰っている。これはおかしい。これってマスコミで報道している？（してたら、俺も余程、バカなんだろうけど）ハナから払ってない人に年金上げて、そのうえに投資だのなんだのと社会保険庁がキャッシュをパーにした状態で年金システムが構築できるのか？
うーん、これはクーデターもんですぜ？？けど、何故、日本人は投票権という武器を持っているのに革命を起こさないんだろう？やはり文化的に保守的だからなのかなあ。米国以外の国は「投票権を持つ国民に政府が怯えている」状態であるため、大胆な柔軟な福利厚生がある（その代わり日本以上の重税だが。俺も英国、フランスのＶＡＴ（Value added tax）には流されるように呆然となって徴収されたが）米国は「投票権を持っている国民が政府を恐れている」ため、大胆な革命が出来ない。史上初の黒人大統領オバマさんに変わったのは米国市場、類を見ない革命だと思いますが、そう簡単にＣＨＡＮＧＥ出来るのか・・・・
一方、日本というか日本人は骨抜きになってしまったというか。選挙権という武器を持っていても指示する政党にロクなマニフェストが無いという状況だ。二十年前に社会党が政権を握るという戦後政治でも稀に見る大改革のイベントがあったが、結局、自由民主主義の枠から大胆に外れることなく終焉し、バトンを元に戻した。やったことと言えば自衛隊を拒否する社会党が神戸阪神大震災の際に救援を断るという大失態と、当時の首相が中国に公式に謝罪してしまったという汚点を残しただけの政治だった。
また、これも意外と知られてないが、何かと揚げ足を取られている現在の首相だが、何もやってないかというと、かなり日本人に有利なことを既に何十件の案件を実施、慣行している。いわゆる決断したわけだ。日本人が理不尽に思っていたことをあっさりとばっさりと確定させている。だけど、マスコミは誰も報じない。なんなんだ？小泉さんときはマスコミが偶像化してもてはやしていたのに。
結局、過去を振り返ると期待されなかった小渕首相は不景気期間のなか、唯一、株価を上げ景気を一時的に上げたことに成功した人だった。すぐに亡くなったのは惜しかったが、もしかしたら小渕さんで続いていたらどうなっていたか。また、不景気の元凶である橋本首相も主婦層に人気があり、小泉とダブるところがあった。しかし、結果は大罪並みの失態だった。
いかに情報と真実を見極めるのが一番だと思う。また、投票率五割切っている日本国民自身の責任も大きい。
パパ自身も次の選挙では投票に行くつもりだ！（ここまで書いといて行ってなかったのかよー！？というオチだが。ここ数回は行ってない。忙しくて）
2009年03月12日(木)
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