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■ パパが「貧困」を恐れる訳
さて、休日です。クリスマスイブイブです。家族で厳かに過ごしたと思います。奥さんも今回の件は気丈な雰囲気を醸し出していますが、明らかに動揺しているようです。「私がフルで働こうか」という台詞も出ますが、そんなにパパは再就職先に不安はないので暢気です。
しかし、それとは裏腹に世界は不況へと向かっています。非正規雇用の派遣社員の派遣切りさえ行われてるうえで失業率も増えている経済状況です(と、まあ、こういう時事ネタや他ネタを書く日というのは記憶にも記録も無い日ということなんですが(笑))
日本以外のあらゆる国では貧困層に向けた貧困向けのマーケットというのがあります。つまり、生きるために必要な安価な食料(不衛生且つ危険ではありますが)のマーケットがあります。それはアジアの発展途上国諸国もそうですし、米国も同じです。しかし、日本では、まだそれが形成されていません。100円ショップなどは古くは明治時代から日本にも米国にも存在した販売形式であり、貧困層向けではありません。しかし、100円ショップに並ぶ人達、家族の群れを見ると畏怖感に襲われます。
パパが貧困を恐れるのはパパの育った家が貧しかったからです。パパは生活レベルを落とすことになんの躊躇も恐れも無いですが、娘さんと奥さんとの生活レベルを落とすわけには絶対にいきません。
パパ自身は貧困など怖くありません。個人の世界では。しかし、独身ではないのです。ましてや、子供も居ます。まるでパニック映画でいかに家族を救えばいいのか瞑想している気分です。
いま、「格差」の発生による元凶の追求さえもされないまま、日本は格差社会の二極化に向かっています。いったい、どうなってしまうのか?それが日本に合うのか?見えない世界に怖さを感じます。
2008年12月23日(火)
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