The Green Hills of Earth
小沢さんの土地購入疑惑とか、様々な内部の問題もあるかと思いますが、今の政府の最大の問題点は、参議院での過半数を確保するために、ほとんど誰からも必要とされていないゴミ政党と結託せざるを得なかったと言う点にあると思います。
亀井某…国会でまるで泥酔したオヤジのような風体で「馬鹿な質問には答える必要はない」と言う様(まぁ確かに阿呆な質問ではありましたが)は見ていて悲しくなりました。この人にはどんなヴィジョンがあるのか全く分からないというか、この人に任せたら暗い未来しか見えないのですが…
社民党…10人にも満たない木っ端政党が、国民の何を代表していると言うのでしょう。昔から「党のやるべき事は、与党に反対すること」と言う感じです。社会主義国家よろしく、予算も採算も考えず、あるべき姿の理想論(妄想)をしゃべる事、そして与党の意見に反対することだけが仕事だと勘違いしている無能政党ですわね。
で、民主党の間違いは、こんな政党を取り込んで、意見を尊重せざるを得なかった事に尽きると思います。
沖縄問題は、沖縄県外に移設させるか、それとも沖縄の中で完結させるかの2者択一な訳ですが、この問題の決定はトップダウンでなければなりません。「米軍基地を移設させたいか?」と聞かれて、立候補する自治体があるでしょうか。自分の町にやってくると聞いて「賛成です」と言う人がどれだけ居るでしょう。ごみ焼却施設や火葬場と一緒で、誰も誘致に積極的ではないし、歓迎もされません。その地元の人には歓迎されなくても、もっと大きな範囲ではどこかに必要とされるからごみ焼却施設も火葬場も存在する訳で、同じ理由で(もっと大きな範囲のレベルで)米軍基地も必要だから、どこかにおかなければならない。としたら、民意などは聞くにしても、決めるのは政府の仕事ですから、余計な配慮もどきなどを見せずにテキパキと決めていけば良いだけなんです。が、社民党が「自分たちは沖縄県外にと言い続けてきた」と反対し、その進行を邪魔しました。子供のわがままと一緒ですよね。今は民主党政権の基礎を固めるべき時期で、それを固めて長期政権を作る土台ができたところで、我を通せば良いのに、今がチャンスとわがまま放題言って、政権の土台を腐らせる元凶となっています。
理由はどうあれ、辺野古で同意出来ていた基地移設を他の場所にすると言うなら、その計画や、それを実現するために独自に調査した資料などの提出があって良いはずですが、そのような提案は一切なく、単に机上の空論をしゃべるだけの社民党になんの価値があるのか、私には分かりません。
まぁ、民主党政権はトップと外部が腐りきっていると言うのが実情。果たして維持出来るんでしょうかねぇ。そして国民はついていくんでしょうか。疑問です。
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