The Green Hills of Earth
昨日、銀座に「アバクロンビー&フィッチ」(アバクロ)の店がオープンし、早い人は前日の朝から並んでいたとの事で、当日は600人の行列ができたそうです。
トヨタがまずは法人向けですが、プラグインハイブリッドのプリウスを発表したようです。 家庭用コンセントと接続して充電ができ、約23kmという距離ですが電気自動車としても利用できるというもの。23kmって「たったこれだけ?」という距離のようにも思えますが、ちょっと買い物とかそんなレベルなら電気自動車として使えるということですから、これはこれですごいことですね。 ただ、電気自動車としての走行とハイブリッド車としての燃費を複合して算定したプラグインハイブリッド燃料消費率は57.0km/Lという数値が発表されました。数値を見ると「凄い!!!!!」となってしまいますが、この数値はどう捉えたらいいのでしょうね。 この数値、(もともとのハイブリッド車(HV)としての性能はあまり変わっていないと家庭して)HVとしての燃費は35km/l前後だけど、電気自動車(EV)として使った場合はガソリンの使用量は0なので、HVとして使用する割合とEVとして使用する割合を組み合わせて計算をしたのでしょう。 要は100kmを走るのに、HV100%なら燃料は2.8リットル程度消費するけど、もしEV100%なら0リットル。じゃあ半々ならガソリンは50kmを走る分しか消費しないので約1.4リットル。EV走行は50kmで0リットル。走行距離は100kmなので、燃費は100÷1.4で71.4…この計算を57km/lに当てはめると、燃料は1.75リットルとなりますから、HV走行が約62km、EV走行が約38kmとなります。果たしてこの割合が現実的なのでしょうか。 前例がない数値だけに、消費者としてはこの数値の持つ意味をきちんと理解する必要があるように思います。そう、例えば10モード燃費や10・15モード燃費というのが、実燃費と全く違う数値を示すけど、指標となっているのと一緒ですね。この数値をそのままうのみにすることはできないけれど、プラグインハイブリッドの優秀さを示す指標にはなるということでしょうか。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |