The Green Hills of Earth
naguraさんの2009年11月30日の「プチ日記」を拝見しました。「貸工場」の幟に感銘を受けた模様…
下手な当字をタイトルにしてしまい申し訳ございません。 来年3月に開港予定の茨城空港ですが、ターミナルビルに入る予定の飲食店と売店の2社が「今のままでは採算が合わない」と伝え、テナント料の引き下げなどがなければ、飲食店や売店がないまま開港を迎える可能性も出てきたとの事です。 確かに、私も半年ではありますが茨城県神栖町に住んだ事がありますので、交通の便についての不満も分かる事はあります。私が住んだ半年間、最初のうちは24時間営業のコンビニはなく、ファミレスというとCOCO'Sが1軒あるのみで、そこは深夜に行っても子連れでジャージ姿の家族などが屯す、唯一の娯楽場という感じでした。私が移り住んだときはまだ東関東自動車道は佐原までしか開通して居なかったし、高速バスも通っていませんでした。もうあまり記憶はありませんが、自動車で通えば、成田から先は夜なら真っ暗闇(前にも後ろにも走っている車など見あたらない)で、土曜の夜ともなれば、本の中でしか見た事のなかった「タケヤリ」を付けた車が高速道路を占拠。列車で通うとなれば、錦糸町辺りから出る特急にのって潮来のあたりまで2時間、そこからタクシーに乗って数千円掛かってようやく辿り着くような場所でした。確かに不便ではあります。これが鹿嶋でも、大洗でもあまり状況は変わらないかも知れません。水戸などは鉄道が整っている分、まだマシかも知れませんね。 でも、もし茨城県の交通が不便だとしても、それが空港建設の必要性にどうしたら結びつくのか分かりません。静岡も一緒ですね。ええ、福島もです。 ただでさえ人口が少ないところに、無理矢理空港を作って、それでどれだけの人が利用するんでしょう。どれだけの人が利用したら経営が黒字になると言うのでしょう。小学生程度の算数がわかれば、十分計算できる事ですよね。 先日まで行われていた「事業仕分け」、もし、痴呆空港建設が既成事実になる前にこの俎の上に載せられていたとしたら、この事業はどのような評価を得たでしょうか。 私には、この事業が、空港の営業が成功しようが失敗しようが得をする人(事業)というのは2つしか思い浮かびません。そうです、空港を建設した土木屋と、その土地を売った地主または売買に関わった不動産業者です。今からでも遅くはありません、これら事業に、知事や市長、県会議員、市会議員、役所の職員又はその親族が経営する業者が関わっていないか、適切な方法で入札は行われたのかなどをきっちり調べてみてはどうでしょう。かなりの確率で、これらに黒いパイプが見つかると思われます。 そして、もし見つかったならば、それは税金を不当に着服して私腹を肥やした極悪人として磔にすべきではないでしょうか。 事業仕分けにより、少なくとも多くの事業には見直すべき余地があると言う事が分かりました(そんな事をしなくても分かってはいたのですけれどね)。そしてそれに国民が目を向けました。このタイミングで、こういう私腹を肥やすだけの議員や公務員は一掃してほしいものです。 兎に角、開港しても採算が取れる見込みのないものに対して、民間企業はシビアに判断をします。役所もそういう目をきちんと持つ事が必要でしょう。 茨城空港、売店なしで開港? 1日1往復「赤字必至」 2009年12月1日15時1分 来年3月に開港する茨城空港(茨城県小美玉市)のターミナルビルに、テナントとして入る予定の飲食店と売店の2社が、ビルを管理する同県開発公社に「今のままでは赤字は歴然で出店できない」と伝えた。定期便の就航が1日1往復だけでは不採算になるためだ。交渉は続けているが、飲食店も売店もないまま新空港がスタートする可能性も出てきた。 見送りを検討しているのは、飲食店などを展開する「すぎのや」(本社・同県坂東市)と菓子製造販売の「亀印製菓」(同・水戸市)。テナント料の大幅な引き下げなどがなければ、出店する姿勢は見せていない。 両社の出店は昨年7月に公募で決まった。すぎのやは最も広い275平方メートルと52平方メートルの2区画、亀印製菓は78平方メートルでそれぞれ営業する予定だった。賃料はいずれも売り上げの10%で、最低賃料として1平方メートル当たり2100円が設定された。ただ、正式契約は交わしておらず、「内定」のままになっている。 1999年に示された国の需要予測では、同空港には国内4路線が入り、年約81万人が利用するはずだった。しかし、今のところ国内線はゼロ。唯一決まっているアシアナ航空・ソウル便が1日1往復しても、想定される利用者は年間7万7千人と当初予測の10分の1にも満たない。 亀印製菓によると、同空港で営業した場合、年約30万人が利用しないと採算はとれないという。担当者は「今のままでは赤字は歴然で、店は出せないとは伝えた」と話す。すぎのや関係者も「多少の赤字なら出店するつもりでいたが、今の状況ではおそらく出店はしないだろう」としている。 現在、2社とも県開発公社から慰留されている。いずれも「地元企業」の看板を背負って空港の発展に貢献しようと考えていた経緯から話し合いには応じているが、公社からの新たな条件提示はなく、交渉は進展していないという。 同公社は昨年5月に同空港ターミナルビルの8区画を公募し、6区画の業者が内定した。免税店と別の売店スペースの2区画への応募は当初からなかった。飲食店と売店の計3区画に応募した2社が出店を見送れば、空港ビルにはレンタカー、宅配便、コインロッカーの区画にしかテナントが入らないことになる。(岡村夏樹)
北朝鮮の核実験強行を受けて始まった全面禁輸措置を無視し、北朝鮮に衣類や雑貨、食料品などを輸出したとして、2人が逮捕されました。 こういう人達こそ、北朝鮮に輸出しちゃったら良いんじゃないんですかね… 全面禁輸の北朝鮮に衣類輸出容疑 大阪の経営者ら逮捕 2009年12月1日13時24分 北朝鮮への国の全面禁輸措置後に衣類などを輸出したとして、兵庫県警は1日、大阪市中央区の貿易会社「スルース」を実質的に経営する中西伯子(のりこ)容疑者(62)=神戸市東灘区=と、同社社員の池山正記(まさき)容疑者(73)=大阪市東住吉区=を外国為替法違反(北朝鮮向け不正輸出)の疑いで逮捕し、発表した。 県警によると、北朝鮮の核実験強行を受けて6月に始まった全面禁輸措置後の摘発は全国で初めてという。 外事課によると、2人は8月中旬、経済産業相の承認を受けずに衣類や食料品、日用雑貨などコンテナ2個分(計590万円相当)を北朝鮮に輸出。また、全面禁輸措置前の昨年10月、輸出規制対象だった化粧品(16万円相当)などの「ぜいたく品」を輸出した疑いがある。いずれも平壌の貿易会社「新興トレーディング」が窓口となり、神戸港から中国・大連を経由して輸出されていたという。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |