The Green Hills of Earth
旧居を購入以来10年間愛用してきたパソコン用机を手放すことにしました。
家に玄米があります。 新米の時期に30kgの袋で送りつけられる新米、精米をしてしまうとどんどんうまみが逃げるので、必要な時にこちらで精米するからと玄米で送ってもらっているのです。 既に今年の新米が出回っているのですが、昨年からの様々な忙しさと、田舎から何度か追加で精米済みの米が送られてきたことなどが重なって、玄米が少し余っていたのです。 で、今は新居で野次馬先家族と食を共にしている訳ですが、ついにストックしていた米が少なくなってきたとの事で、その玄米を精米することにしました。 近くの米屋さんでも精米はしてくれると張り紙はでているのですが、20kg近くある米を歩いて持っていくのはちょっと大変です。田舎なら車で行って終わりなんですけれどね。 で、結局、今回は別の用もあるので、「古本屋に本を持ち込み、米を精米し、旧居からプリンタなどを引き揚げ、友人に売り渡したMPVを強奪して新居に帰り、友人に引き渡す机をMPVに載せて、何食わぬ顔をして友人の駐車場に戻す」と言うツアーを組んだのです。 荷物を積み込み出発。 最初の本持ち込みは順調に終わりました。300円くらいになれば良いやと思って居たのですが、1720円という思わぬ収入になりました。しかし「これには値段が付きません」と言われた箱の中には、萩尾望都さんの全集(の一部)とか星野宣之さんの初期作品とか、「値段が付かないなら家に持ち帰りたい」と思うものも結構ありました。しかし、ここで持ち帰ったらまた荷物過多になってしまいますので、見なかったことにして捨ててもらう事にしました。 渋滞などもあって、時間を考えると予定の内「友人の車にさりげなく机を積み込んでおく」は実行不可能かと判断し、それならばその空いた時間にと、インサイトのエンジンオイル交換を済ませ、それから精米に向かったのです。が… 米がないんですよ。一緒に用意したはずなのに、米の入った袋がありません。どうも家に忘れてきたようですね。一体何のためのツアーだったんでしょ。 慌てて家に戻ってみたら、米の袋は玄関の外にちゃっかり鎮座していました。それをこっそり車に載せ、慌てて引き返して精米して、何食わぬ顔で戻ってきた次第。 おかげで、「旧居からプリンタを引き取る」なんておまけも実行する余裕が無く、忘れ去ってきました。 凄い時間が掛かった割には、実のない時間を過ごした感じです。脱力… リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |