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2009年10月10日(土) 変わる事… / 天ぷら

新政権の辣腕とでも言うのか、あちこちで無駄削りが盛んに行われています。

中でも天下り先の圧縮には結構小気味よい物もあったりして、今できている事が全てではないと承知した上で、幸先の良いスタートを切っていると思います。

公共工事の見直し、現状での凍結というのも然り。地域としては強く望んでいる物であったとしても、今までのやり方が税金を無駄遣いしている可能性がある物を多く含んでいる以上、やり方を改めるまでは凍結するという事は国民として納得できる物と思います。まぁ、該当地域で不便を被っている人には「とんでもねぇ」話かも知れませんがね。

憲法をどう解釈するか…今までは、1つのクッションを置いて、頭が変わる度に法律の解釈が変わる事の無いようにしてきました。それはそれで1つ理がかなっています。しかし、政権が交代しても尚憲法の解釈変更が速やかに出来ないと言うのは正しいのでしょうか。

何を持ってどの政党を支持するかを決めたかは人それぞれですが、政党はマニフェストを公示して選挙を勝ち抜いた訳で、それは国民がそのマニフェストに書かれた改革を望んでいる事を示しています。

また、憲法とは確かにしっかりじっくり吟味し、簡単に方針が変わるべき物ではないと言う意見もある一方、憲法はその都度臨機応変に必要な物を必要なように変えていく事ができなければ意味がないと言う意見もある訳です。いつまでも明治から昭和初期の前時代的考えを元にした法律に縛られている事が正しいとは思えません。

変革があれば、それで得をする人もいれば、損をする人が出てくるのも当然です。常にそれに振り回されるような職業という物があれば、たまった物ではありませんが、基本的には政党が変われば憲法の解釈も変わってくる。そしてそれに振り回されるように国民が戸惑うというのは、私は有りだと思います。

そういう事が続くからこそ、国民は自分の意見が国を動かしている事を実感できる訳ですし、だからこそ支持政党選びも真剣になるでしょうし、政党自体も考えるようになるでしょう。今までが異常すぎたのであって、今は変化が始まったばかりです。今は変化が今までに経験した事のない大きな揺れに感じるかも知れませんが、よく考えれば、これが本来あるべき姿ではないかと私は思うのです。

政党が変わっても何も変化しないのであれば、政党が変わる意味はありませんものね。


天ぷら

新居には当然の如く、新しいシステムキッチンが入っています。

システムキッチンは前にも書きましたけれど、クリナップの「SS Servo」と言うものを導入しています。そして、ガスコンロは東京ガスの「Plus do」と言うものを選んでいます。

私がこの家で調理場に立つことは多分ないと思うのですが、欲を言うのならと高カロリーバーナーを装備したこれを選んだ次第。そして、これにはダッチオーブンもついていますし、よくわからないのですが、天ぷらを揚げるとき温度を一定に保つ機能もついているらしいのです。

興味津々でしたので、今日、材料を揃えて天ぷらを作ってみました。

てんぷら用の鍋にオイルを満たし、レンジに載せて点火。右手の操作部を開いて、「揚げ物ボタン」を押して放置します。しばらくしたらピピピと音がして、火力が少し弱くなりました。これで準備完了だそうです。

先日、野次馬先母親が試したのですが、その時は勝手に火が消えて使えなかったとの事。多分油の量が少なすぎ、自動消火装置の方が効いてしまったのでしょう。

温度の管理を心配せずに住むので、こちらは天ぷらを揚げることにだけ集中することが出来ます。それが結構便利です。いや、温度管理なしは本当に良いですね。まぁそのおかげで、サツマイモやかぼちゃ、インゲン、たまねぎとにんじんとインゲンのかき揚げ、エビにキスなどがどれもカラッと揚がってとてもおいしかったです。いやー文明の利器の勝利ですねぇ。

かき揚げの材料が余ったので、それを使って簡単な野菜炒めを作ってみました。ハイカロリーバーナーは今まで使っていたものよりかなり強力でした。これは料理が楽しそうです…でも、そんなに料理をしない筈…そう思っていたけど、ついつい料理を楽しんでしまいそうです。今度はダッチオーブンを使って料理をしてみようかな…

そうそう、ダッチオーブンって、一時期流行ったようですね。私がキャンプを良くやっていた頃は、一部の格好から入る人がダッチオーブンを「良いよ」って使っていました。しかし、ダッチオーブンってたき火をしてオキを作らないと全く意味のない鍋なので、多くのキャンプ場が「たき火禁止」としている日本で活躍できるところなど殆どないだろうと白い目で見ていたものです。ところが阿呆はどこにでもいるもので、書く阿呆が居れば読んで信じる阿呆もいる…そのダッチオーブンを家庭料理で使うなんて本がでて、「アホか」と思っていたら、それが結構流行ったみたいでした。ダッチオーブンを家庭で使うなんて全く意味がない事です。だったらホーロー鍋で十分。そういう事が分からない、新しもの好きの人が、さも自分が発明したかのように自慢気に「ダッチオーブンっていいのよぉ」なんてやっている事に反吐がでそうに気持ちの悪い思いをしたものでした。

そんな思いでのあるダッチオーブンですが、このレンジについているのは、上下両面に発熱体のあるグリルに入れて使用するもの。上下から熱すると言う意味では確かにダッチオーブンと同じですかね。まだ使ったことがないので使い物になるかどうかは分かりませんが、ちょっと期待しています。


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