The Green Hills of Earth
「脳死が人の死」…臓器移植法改正案は「脳死が人の死」とするA案が衆議院で可決されました。
自社でハイブリッドの開発を断念したマツダは、i-stopという技術を開発し、アクセラという自動車に搭載してきたようです。 要は、車が止まっている間のアイドリングで浪費するガソリンがもったいないから、アイドリング中はエンジンを停止しますよ。で、次に走り始める時、スムースにエンジンが回せるよう、シリンダ内のピストン位置を確実に制御しますよ。で、始動はスタータ(セル・モーター)ではなく、燃料をシリンダに噴射し爆発させることで行います。と言う事みたいです。 これによって、ハイブリッド車(多分ここではインサイトがターゲットなのかな)がブレーキを離してエンジンを始動するまでの間隔のほぼ半分(0.35秒)で始動が出来ると自慢しているのです。 うーん、私には2つの疑問があります。 1つは、0.7秒が0.35秒になったからといって、どれだけの差がある?という物。マツダの広告ページでは、この間に大きな違いが生まれると言いたいようですが、停止時間が0.35秒違うのは安全面のマージンとして大きな違いだとしても、発進時の0.35秒ってゴミのような物じゃないかな。レースをしている訳じゃないんだからさと思うのですよ。 そしてもう1つは、単純な疑問ですが、エンジンをストップしている間、エアコンとかどうするの?ホンダの猿まねみたいなエコメータがついているのは良いのですけれど、この車はハイブリッドじゃないので、大きなバッテリを積んでいる訳じゃないんでしょ。別にエンジンさえ回れば、オルタネータ(発電機)からバッテリに充電することはハイブリッドじゃなくても出来ますけれど、もしかして、その為に普通より大きなバッテリを積んでいるとかそんな事で対処しているのでしょうか。それとも、エンジン停止と共にエアコンも切れちゃうとか? バッテリって言うのは、レースをする車両なら搭載を嫌う重量物です。ドイツ車など北極圏でも使われる可能性のある自動車は日本の乗用車の倍近い容量を持つバッテリを標準搭載していますが、その重量はすごいですよ。で、マツダ産はどのように解決したんでしょうね。エコをうたって、大型のバッテリを積むなんて安易な選択をしたのでしょうか…興味あるところです。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |