The Green Hills of Earth
2009年03月28日(土) |
type P高速化から1週間 |
先週の土曜日、「type P高速化の結果は…」でSONY VAIO TYPE Pの高速化に挑んだ事を書いたのですが、それから1週間使ってみての感想です。
結論から言うと、「とても効果あり」です。
買ったままの状態で使っていた感想は、正直に書けば「使えねー!」でした。
確かに鞄に無理なく入るサイズで、タイプも無理なく自然に出来るキーボード、横に十分広すぎる画面など魅力はありますが、兎に角Windows Vista+ATOM(Z530 1.6GHz)では、例えメモリ2GBとSSD128GBであっても速度は完全に不足しています。
例えば外でネットにつなごうとする場合、まず起動してEMobileの接続画面を表示させて接続、そしてFireFoxを起動するのですが、普通のパソコンならそれらを同時に実行できますが、ここでは、例え連続して実行させたとしても、実際には1つずつ、それもかなりゆっくり「もしかしてフリーズした?」と心配になる速度で実行されます。それに加えてサスペンドから戻るにもかなりの時間を要していた(列車が地下に入る前に、ちょっとネットにつないでと思っても、パソコンの蓋を開けてからつながるまでに2駅5〜6分程もかかるようでは、とても「外で気軽に」「持ち歩く」パソコンとはなりませんよね。
で、サスペンドさせると起動に時間がかかるからとサスペンドしない設定にして蓋を閉めても、電源ボタンを押しても、更にスタンバイで時間が経ってもサスペンドしない設定にすると、今度はバッテリの消耗が激しいのです。朝まで充電していて、昼にはバッテリが(使っていないのに)半分、夕方には7割方消費されているような感じです。これではどうしようもありませんでした。結局、本体だけではなくACアダプタを常備しなければなりません。
で、Vistaでの高速化を図ってみて、先週は「効果がある気がする〜」だったのですが、1週間使ってみて、間違いなく効果があると実感しました。
何よりも効果があったのは、バッテリの持ちが格段に良くなった事。サスペンドせずにスタンバイの状態でバッテリの消費が抑えられた結果、立ち上がりが早くなり、その他処理で多少でもソフトウェアの起動や動作も速くなったので全体的に快適になりました。とは言っても、ソフトの起動は1つずつ順番にと言う動作は変わりませんがね。まぁ「我慢できない遅さ」が「我慢できる遅さ」に変わったというところなんですけれどね。
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