The Green Hills of Earth
ETCが大人気のようですね。
今申し込んでも、使えるようになるのは4月半ばだそうですね。
私は2002年1月15日がETCを初めて利用した日だったようです。その時ETCは確か4万円ちょっとしたと思いますが、当時は鳥取方面に月数回車で移動し、ほぼ半年で5万キロを走る(平均的ユーザは1年で1万キロ前後)という荒行をやっていた頃で、高速道路を頻繁に利用していたのと、やはり当時も普及策として高速道路の割引制度があったので思い切ってつけたのですが、その割引制度のは私が思っていたより条件が厳しく、更にはその直後に荒行も終わってしまったので、「何のためにつけたかなぁ」という感じが強かったという悲しい思いでもあります。 でも、通常レーンが混雑している時もすんなり通過できるし結構楽しい思いもしました。逆にETCレーンはガラガラなんですが、そこに続くランプが一般レーンに並ぶ車で埋め尽くされ、結局は渋滞に巻き込まれると言う事もありました。
もともと、私は「ETCを普及させるつもりがあるなら、一般レーンを大幅に制限してETCレーンを増やして差別をしてしまえ」という意見の持ち主であり、これでETC利用者、ETCレーンが増えれば多少は走りやすくなるかなと淡い期待をしている次第…でも、来月から暫くは少ないETCレーンにならぶETC搭載車という風景があちこちで見られそうですね。どうか売るだけでなく、ETCレーンを増やすなどの作業も同時に行ってくださいねと強く思う次第。
私自身が「割引に期待して」という動機でつけたので、あまり意見を言える立場にはないかもしれませんが…
2年限定とは言え、高速道路の大幅割引制度が始まりそうです。その制度が練りに練った結果として、始まるのではなく、阿呆で無能な政府の苦し紛れの人気取り政策で、このツケはいつ誰にどのように回ってくるのだろうと言う心配はあるのですが、決まってしまったのなら楽しまなければと言う思いはあります。
で、ETCをつけなければ恩恵にあずかれない…これを不公平だと言う人もいるようですが、私にはその理由が分かりません。料金所での重大緩和を目的としてETCを開発し、その普及を目指す事は理にかなっていて、(屁理屈ですが)それをつける代わりに無駄な人件費を抑えられる分割引をしますよと言うところに、何も努力をしていない人が、努力した人と同じ特権を俺にもくれと言うことこそが不公平そのものではないでしょうか。平等というのは、同じ努力をした人が同じだけ報われることを言うのではないでしょうかね。
そして、一番理解できないのが 「国土交通省所管の高速道路交流推進財団は12日から、全国でETC設置希望者への助成(5250円)を始める。(asahi.comから引用)と言うニュースです。 出始めの頃で海のものとも山のものともつかぬ時期ならともかく、すでにその利便性は十分浸透していて、後は「便利だからつけよう」と思うか「どうせ私は殆ど高速は利用しないからいらない」又は「金を払いたくない」とつけないかに分かれていた訳ですね。そこに今回の制度が始まり、それで改めてつけようかどうしようかの選択はユーザの仕事です。ここに来て、国土交通書所管の財団が金を無駄遣いする必要はどこにあるのでしょう。今が売り時だと判断して安売りをするのは民間企業で良いでしょう。
これ以上税金の無駄遣いはしないでくれと思うのです…でも、自分もそういう割引で買ったからあまり強くは言えないなぁ…と今回はちょっと歯切れの悪い話でした…
ちなみに2002年2月15日には「うちでは ETCをイーテーシーではなくエテ公と呼んでいます」と書いています。未だうちではその呼び名で通っていますが、当然ながら普及はしていません。お粗末。
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