The Green Hills of Earth
2009年03月14日(土) |
おくりびとをみて思ったこと(自分宛) |
映画「おくりびと」を見てきました。とても良い作品でした。邦画には根強い偏見を持つ私をして「さいこー!」の評価を送らせていただきたいと思います。
評価につきましては、映画評に書かせていただきましたので、ご笑覧いただければ幸いです。
常日頃、「価値は人それぞれだ」と言い、「雑誌やマスコミなどで同じ方向を向かされるのは危険」と書いているのですけれど、この映画については、根強い偏見を持つ私としては「本当に見に行く価値があるのか」と疑問に思って、結局は見に行かなかった作品なんです。で、ミーハーにもオスカー賞を取ったと言う事で改めて観てみようと思い見に行ったのが実情。これが日本アカデミー賞程度だったら鼻も引っかけなかったんですけれどね。
兎に角、オスカー賞受賞という1つの基準で「やっぱり観に行こう」と決める辺り、自分が普段から行っていることを自分で否定したのは否めません。そういう意味では、理想と現実は違うなぁと反省もあるし、理想論だけで武装しても薄っぺらだなと実感し反省もせざるを得ません。
でも、やはりひとりひとり好みや感性も違うのですから、1つの評価しか正解がないような風潮は間違っていると思います。だけれど、誰かが音頭をとって評価することを全面的に否定するのではなく、それも1つの判断材料だと思えば良いんだと言うことですね。書いてしまうと簡単なことなのですけれど、頭で分かるのとはちょっと別問題でした。
自分ではこの文章で納得したのですけれど、読まれている方には「何を言いたいんだ?」と呆れられるかもしれません。まぁ、独り言を垂れ流されたと笑って許していただければ幸いです。
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