The Green Hills of Earth
2008年09月19日(金) |
今さら何を言っているのか |
事故米に対する農水省の立ち合い検査などの方法について、今更ながら「杜撰(ずさん)だ」などとのんびりした声が上がってきています。
役所はどこも同じで、良く言えば仕事が多岐にわたり手が回らない、悪く…有り体に言えば、物事の本質を理解せず、惰性で仕事をしている+やる気がないため、まともな仕事をしようとしないし、まともとはどういう状態かを理解していません。
今ごろになって役人の口から「検査は企業の都合ではなく」とかそんな「初歩的な話」が出てくると「じゃあ、今までは何をして来たの。本当に税金泥棒なのか」と言う言葉が口をついてでてしまいそうです。
役所の役立たず達が本質を分かっていないのは、省は違いますが、アネハさんによる建造物の強度ごまかしの時と同じです。アネハさんがどんなごまかしをしようと、役所のチェック機構がまともに機能していれば、その不正はチェックに引っ掛かっていて事件にはならなかったはずです。
役所は免許を持つ建築士がやることだから間違いはないと性善説的に相手を信じ、建築士は手抜きをしても役所がお墨付きを出したんだからと手抜きを広げる…悪いのは間違いなく役所です。
さて、今回も本来の目的とかけ離れ、「立ち合いをした」という記録のために企業の都合、予定を聞いて(相手に不正を隠す時間を十分に与え)立ち合いをし、結果は「異状なし」…当たり前ですよね。不正をしていない会社だって、役所なりの検査が入るとなれば、いつも以上に注意が飛び交い、最高の作られた状態を見せる努力をするでしょう。それを見てなにが検査なんでしょう。
相手にとって見られたくないところを如何に見るかが検査の本質である事は私企業なら常識なんですけれど、役所の常識はテストは形だけで、相手は嘘をつかないはずだから信用するというのがテストのようです。一般的には「だったら、あんたは不要」と言われることですね。要は税金を無駄に使って無駄な時間を過ごすことが彼らの「仕事」だと晒している訳ですよね。
果たして、本当に役所は必要なんでしょうか。まぁ、もう私企業では働けない穀潰しの無能者を私企業に入れて社会を混乱させない程度には役立っているのでしょうが、せめて税金泥棒にはなってほしくないものです。 そこで提案ですが、役所を潰して穀潰しどもを自衛隊に編入したらどうでしょうね。「お役人」は、口を揃えて「自分達が国を支えている」というのですから、同じ支えるなら体力勝負で支えてもらった方が、何杯も税金を有効利用した気持ちになれると思うのですが間違っていますかね…私は、久々に我ながら良いアイデアだと思いましたよ。
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