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2008年04月07日(月) パドルシフト / 独自課税 / 注目のデジカメ

ビンボなのでいろいろ迷っては居ますが、今乗っている車も8年目10万キロ超という事で、新しい車、魅力的な車をあれこれ探っています。

最近の若者向けの車を見ると、AT車なんだけど、変速機を特定の場所に設定するとハンドルについたボタン(レバー)でマニュアル車のように変速して走ることができる機能(パドルシフト…って登録商標?)がついているようですね。

友人が乗っている車にそれがついていたので使ってみたことがあるのですが、どうも変な気分です。ギアを変速しないで停止すると勝手に1速に切り替わってしまうし、クラッチ操作もしないでハンドルのボタンを操作しただけで変速していくのにはどうも慣れません(古い人間なもので)。

最近はMT車の選択肢が殆どありませんが、クラッチを踏んで変速するのが面倒だから、燃費が悪いのを承知でAT車を選択するんじゃないの?と言う気持ちが私の中には今でもあります。AT車ならDレンジに入れておけば後は車なりにどこでもそれなりに走ってくれるのに、何をわざわざAT車でマニュアル車みたいに変速する必要があるのかな…と思っていたのですけれど、今時はF1でさえクラッチなしの自動変速ですし、AT限定免許なんてものもあって、マニュアル車には乗れないけど、AT車で気分だけは味わいたいと言う人も多いと言うことなのかな。いや、中にはこの機能でマニュアル車より早走らせる人も居ると言うことなのでしょうか。

私は先にも書いたように違和感が選考してしまいました。頭の中でこの車はAT車という先入観があると言うか、クラッチやシフトレバーを操作せず、ハンドルで操作と言うところがどうしても馴染めず、走っている内にシフト操作を忘れてしまいます。やはりマニュアルシフトって言うのは、クラッチとシフトレバーで操作しないとねぇ…って言うのはどんどん少数意見になっていくのかな…ちなみに、今私が買おうとしている車の候補筆頭はマニュアルシフト車です。雨の日に女性の肩を抱きながら高速道路でチケットを受け取って手動操作の窓を閉めて居るときに携帯電話が鳴って…なんて時には「ATが良いなぁ」と思ったものですが、最近の車はETCついている(つける)し、窓はボタンひとつで自動開閉だし、携帯電話だってハンズフリーで、そんな困った状況になることはほとんどないでしょう。

手足がクラッチ操作についていけるのは今だけかなと考えたら、どうしてもマニュアル変速の車が欲しくなってしまったのでした。果たして思い通りの車を買うことができるんでしょうかねぇ…


独自課税

東京都の石原都知事は、「夏までにガソリン税の暫定税率復活がなされなければ、ガソリン税の執行分を法定外税として都独自の課税も考える」と表明したそうです。

暫定だった税率にしがみつくより、新たに独自の課税を考える…それが正しいあり方なんじゃない?


注目のデジカメ

発売されてから一ヶ月も経過したカメラに対して、今頃「注目している」と言うのも気恥ずかしいですが、やはり面白そうなものは面白いと言う事で…

今回は2機種を取り上げます。
1つ目はSIGMAのDP1と言うコンパクトデジカメ。
このカメラは、はっきり言い切ってしまうと「1台目のカメラとしては失格。2台目以降の遊びカメラとしてはとても魅力的」と言うものです。

良い点:受光素子(CMOS)が一眼レフのそれと同じ大きさ(コンパクトデジカメのそれよりはるかに大きい)。そして、短焦点レンズなので(理屈の上では)CMOSの性能にレンズの性能をあわせて特化できた事でしょう。
悪い点:操作性がめちゃくちゃ悪い。「こんなカメラ使っていられるかー!ぺっ」と叫びたくなるくらい悪いです。フォーカスは遅いし、何かをしようとした時の機能のボタンへの割付も三流だし、操作感も三流。いいところを探すほうが難しい。
こう書くと、悪いカメラのようですが、先にあげた良いところが悪いところを全て覆い隠してしまうのです。ただ、先にも書きましたように、このカメラを唯一のカメラとしてしまうと、イライライライライライラしてしまうので、三脚でも構えて被写体をのんびり待つ気持ちを持てる人にはすごくお勧めのカメラです。



もうひとつのお勧めは、CASIOのEXILIM PRO EX-F1です。
もともと、私はEXILIMファンなのですけれど、まぁCASIOは昔からこういう面白いことをやってくれるメーカなのですね。

カメラは小型とは言いがたい大き目のボディを持っています。そして今となっては時代遅れとも言われかねないですが、解像度は600万画素。こんな中途半端な数値のどこがいいのかと言うと…

良い点:カメラで毎秒60コマ、動画で毎秒1200コマと言うハイスピード撮影が可能です。
悪い点:でかすぎて持ち歩きに不便。

まずは上のリンク(製品名のところ)をクリックして、窓右側の「ハイスピードムービー」と言うメニューをクリックして、そこに並ぶサンプルを見てみてください。例えば、水玉が水に落ちるとき、水玉が空気を巻き込んで水の中に沈む様がくっきり写し撮られています。こんな撮影が手軽にできるのですよ。それもシャッターを半押しにしておけば、シャッターを切ったタイミングが遅くても、時間を遡って撮影することができるのです。

私があれこれ言うより、このカメラの紹介ページのサンプルが、いろいろな可能性を示してくれるでしょう。ちょっとキャンプに行ったとかデートで海に行ったなんて時には、鳥や動物を撮るのも楽しいでしょうし、子供の運動会での撮影も楽しめるでしょう。



この2台のカメラは結構魅力的です。私自身今現在、Nikon D300/PENTAX iST DS/RICOH GX100/CASIO EXILIM EX-S2とデジタルカメラをたくさん持っていますので、これ以上増やす訳には行かないので我慢していますが、もし、私が今デジカメを1台しか持って居ない状況だったなら、間違いなくSIGMAのDP1は買うでしょうし、その1台がコンパクトデジカメだったならCASIOのEX-F1も買うでしょう。デジカメを持っていなければ、この2台を買って完結にしてしまうかもしれません。それ位魅力はあるのです…逆に言えばNikonのD300を捨てさせるだけの魅力は残念ながらありません。でも、それは使い方と言うことでしょ。私の場合、銀塩からやってきた昔ながらの作業が好きなので一眼レフカメラから離れられないと言うだけで、そういうことに拘らないなら、この2台は本当に面白いと思います。


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