The Green Hills of Earth
ビンボなのでいろいろ迷っては居ますが、今乗っている車も8年目10万キロ超という事で、新しい車、魅力的な車をあれこれ探っています。
東京都の石原都知事は、「夏までにガソリン税の暫定税率復活がなされなければ、ガソリン税の執行分を法定外税として都独自の課税も考える」と表明したそうです。 暫定だった税率にしがみつくより、新たに独自の課税を考える…それが正しいあり方なんじゃない?
発売されてから一ヶ月も経過したカメラに対して、今頃「注目している」と言うのも気恥ずかしいですが、やはり面白そうなものは面白いと言う事で… 今回は2機種を取り上げます。 1つ目はSIGMAのDP1と言うコンパクトデジカメ。 このカメラは、はっきり言い切ってしまうと「1台目のカメラとしては失格。2台目以降の遊びカメラとしてはとても魅力的」と言うものです。 良い点:受光素子(CMOS)が一眼レフのそれと同じ大きさ(コンパクトデジカメのそれよりはるかに大きい)。そして、短焦点レンズなので(理屈の上では)CMOSの性能にレンズの性能をあわせて特化できた事でしょう。 悪い点:操作性がめちゃくちゃ悪い。「こんなカメラ使っていられるかー!ぺっ」と叫びたくなるくらい悪いです。フォーカスは遅いし、何かをしようとした時の機能のボタンへの割付も三流だし、操作感も三流。いいところを探すほうが難しい。 こう書くと、悪いカメラのようですが、先にあげた良いところが悪いところを全て覆い隠してしまうのです。ただ、先にも書きましたように、このカメラを唯一のカメラとしてしまうと、イライライライライライラしてしまうので、三脚でも構えて被写体をのんびり待つ気持ちを持てる人にはすごくお勧めのカメラです。 もうひとつのお勧めは、CASIOのEXILIM PRO EX-F1です。 もともと、私はEXILIMファンなのですけれど、まぁCASIOは昔からこういう面白いことをやってくれるメーカなのですね。 カメラは小型とは言いがたい大き目のボディを持っています。そして今となっては時代遅れとも言われかねないですが、解像度は600万画素。こんな中途半端な数値のどこがいいのかと言うと… 良い点:カメラで毎秒60コマ、動画で毎秒1200コマと言うハイスピード撮影が可能です。 悪い点:でかすぎて持ち歩きに不便。 まずは上のリンク(製品名のところ)をクリックして、窓右側の「ハイスピードムービー」と言うメニューをクリックして、そこに並ぶサンプルを見てみてください。例えば、水玉が水に落ちるとき、水玉が空気を巻き込んで水の中に沈む様がくっきり写し撮られています。こんな撮影が手軽にできるのですよ。それもシャッターを半押しにしておけば、シャッターを切ったタイミングが遅くても、時間を遡って撮影することができるのです。 私があれこれ言うより、このカメラの紹介ページのサンプルが、いろいろな可能性を示してくれるでしょう。ちょっとキャンプに行ったとかデートで海に行ったなんて時には、鳥や動物を撮るのも楽しいでしょうし、子供の運動会での撮影も楽しめるでしょう。 この2台のカメラは結構魅力的です。私自身今現在、Nikon D300/PENTAX iST DS/RICOH GX100/CASIO EXILIM EX-S2とデジタルカメラをたくさん持っていますので、これ以上増やす訳には行かないので我慢していますが、もし、私が今デジカメを1台しか持って居ない状況だったなら、間違いなくSIGMAのDP1は買うでしょうし、その1台がコンパクトデジカメだったならCASIOのEX-F1も買うでしょう。デジカメを持っていなければ、この2台を買って完結にしてしまうかもしれません。それ位魅力はあるのです…逆に言えばNikonのD300を捨てさせるだけの魅力は残念ながらありません。でも、それは使い方と言うことでしょ。私の場合、銀塩からやってきた昔ながらの作業が好きなので一眼レフカメラから離れられないと言うだけで、そういうことに拘らないなら、この2台は本当に面白いと思います。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |