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2006年07月03日(月) 月下美人 / ネットオークション

ちょっと願掛けをしていて、写真を撮ることをやめているのですが、今日、月下美人を植えました。「花が咲くのは2〜3年後」「夜に1日だけ白い花を咲かせる」そんな花で、更に寒さにも酷暑にも弱く、それなりに管理をしてやらなければならないそうです。果たしてどこまで育てられるでしょう。途中で枯らしてしまう公算大と言う感じですが、まぁがんばってやってみようかと思います。


ネットオークション

月の売上高が100万円を超える販売業者は住所や名称など連絡先を明示する義務があるにもかかわらず、個人を装って出品している例が多いそうで、その中には詐欺目的でそのようにしている例も少なくないと見て、経済産業省はそのような疑いのあるIDを同省のホームページで公開するそうです。

これって良く分からないのですけれど、asahi.comの記事を読むと、結局は「ネット上で違反行為を見つけても相手を特定できないので、個人と偽る業者を(人海戦術で?)見つけ次第、IDだけは公開しておきますから、これを見て引っかからないようにしてくださいね」って言うだけで、何の解決にもなっていないような気がします。あと「商品の注文などを受け付ける書き込み欄を通じて表示の改善を求める」って、例えばYahoo!オークションの質問欄に「改善しなさい」って書き込むって事なんですかね。書き込んだとしても、この質問は出品者が返答をしなければ表示もされないので、入札者への警告にもなりませんし、もともと悪意があってそのようなことをしている業者なら、そんな警告の文章が送られてきても無視をするだけか、そっれを合図にそのIDを捨てて新しいIDを取得するだけ、つまり悪徳業者支援のような気がしますね。

オークションは最近つまらなくなってきたと感じます。
以前は結構掘り出し物があった気がするのですけれど、業者が市場を食い荒らしたという感じですかね。業者が新品の商品を普通の価格で売りつける場に利用している事も変ですし、中古業者がオークションに大挙して入り込んでしまったため、異様に高い値段設定が普通になってしまった気がします。本来中古業者は「一定期間の保障」がある場合もありますし、業者として在庫を抱えているので、その在庫を保管する費用などを計上しての根付けとなるわけですから、一般の人がオークションで出すなら、業者より安値でなければおかしいのです。ところが業者が大量に高値を出すものですから、一般の出品者もその値段に準じてしまうのですね。出品者の心理としては1円でも高く売りたいというのも当然ですから、そういう気持ちは理解できます。一方の目で見れば「混沌とした世界に一定の基準を設けた」と評価することもできるかもしれませんが、その辺りはどう評価するべきなのでしょうね。
私が出品をするときは、物の状態にも寄りますが、基本的にはどんなに新しくても定価の半額より高く設定する事はありません。しかし、最近のカメラレンズなどを見ると、業者の価格に引っ張られて10年前の商品でも売れ筋なら定価の8割からスタートみたいな無謀な値段が付いています。まぁそれでも買う人がいるのでしょうから、それはそれで良いのかもしれませんが、なにか物の価値の付き方が異常と思うのは私だけなんでしょうか。
そういえば過去のワールドカップやオリンピックのチケットも、現地のバッタ屋から日本人は想像も付かない高額で切符を買い取っていくのだそうで、確かに「いくら出しても見たい」と言う気持ちもわかるけど、「それにも限度があるんじゃないの?」と私のような貧乏人は思ってしまいます。
貧乏人と金持ちは考えることの根本が違うっていうことなんでしょうかねぇ…


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