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2006年05月09日(火) 暴力とは / また帰郷 / 警官が… / 酒気帯び / トム・クルーズ / 提携解消

引きこもり支援NPOで、入寮していた男性が死亡した事件で、愛知県警は男性を自宅から無理矢理連れ出し、不法に監禁し死亡させたとして、NPO代表と職員及び入寮者の計7人を逮捕監禁致死容疑で逮捕しました。代表は事実は認めた上で犯意は否定したそうです。

もしかしてこのNPO代表の女性って良く夕方のテレビ番組で引きこもりを相手に対応していた人でしょうか。引きこもりの子供を持つ親から依頼があるとその家に行き、子供を部屋から引きずり出して親と対面させ、親はその人の前で思いの丈を子供にぶつけ(自分が子供をうまく育てられなかった責任を子供になすりつけ)、親公認でその女性は子供に手を出し、更に親にも「おまえがバカだから」と説教をし、それで子供を説得し連れて行くと言う感じで放送されていましたが。

逮捕された人と、テレビで活躍される人は別人ですとご指摘をいただきました。どうもありがとうございます。そして、よく調べもせず「同一人物?」と書いてしまった事についてお詫びします。しかし、私自身、その方のやり方に否定的意見を持っている訳ではなく、敵対意見を書いている訳ではありませんので、ここで同一人物かと考えたけどそれは間違いでしたと明記するに止め、文章はそのまま残させていただく事とします。(2006/05/13)
今に始まったことではないのでしょうけれど、引きこもりというのは究極の甘えです。誰も自分のことを判ってくれないと自分が理解される努力もせず人を悪者にして、自分の部屋に閉じこもって傷つかないように逃げ回っている訳で、誰だって人に笑われたくないし、殴られたくないし、いがみ合いたくは無いけれど、そう願うからこそ失敗したらそれを反省材料として次から失敗しないよう学習するべきなのに、もう失敗したくないと言う思いが「相手は自分のことを判ってくれない」という問題にすり替え逃げているだけに過ぎません。そう言う甘えを許してしまったのは間違いなく親の責任です。親が阿呆だから子も阿呆になるのです。まぁ、それを今更言っても仕方ないので、どうにか更生させて欲しいと他人に頼む訳ですけれど、今回の事例みたいに二十歳を大きく超えてまだ甘え続けるようなダメ人間は「良い子だね」「あめ玉あげようね」なんて甘い言葉を掛けた位ではまともになるはずがありません。それこそ自分が如何に甘えているか、周りの人がどれだけ苦労を克服しているかを力で判らせる必要がある場面もあることと思います。そのような子供(年齢が幾つでも子供という表現が正しいでしょう)は、常に辛いことがあれば他人が悪いと責任を転嫁して逃げます。ですから自分の殻に逃げ込ませないためには多少の力を持って引きずり出すと言う事は絶対に必要だと私も思います。そしてその「力」とは先にも書いたように「あめ玉をあげる」と言う甘い言葉ではなく、時にはぶん殴り、時には蹴倒す暴力という力が効果的であることは間違いないことでしょう。子供の教育に暴力はいらないなんて言っている人からみたら「とんでもないこと」でしょうけれど、年齢に応じて正しく教育されてきた子供なら暴力など無くても正しい方向に導くことができるでしょう。しかし、歪みを持ってねじれた心は、ねじ曲がった鉄板をまっすぐにする時にトンカチで叩いて直すように力を加えなければならない場合があるのです。

果たして今回の男性が死亡した所にどんな背景があったのか、それはこれから明らかになっていくでしょう。もしかしたらそれはやりすぎだったのかもしれませんし、正しい行為だったのかもしれません。タダそこで言えることは、「人に対して鎖でつなぐとか、殴ったりしたことは絶対に悪いことだ」と決めつけることは間違えていると言うことです。一見してみた所だけで判断をしては正しいことが見えてきません。なぜそこで鎖で縛り付けることが必要だったのか、そうしなければならなかったのか、それは偏見を持って見るべき事ではありません。暴力とは有無を言わさず力を加える事です。しかし、この事件での力の発揮が目的を持ってされたものであれば、それは暴力とはまた違ったものと考えるべきでしょう。

テレビの報道の中で、その男性の親が「縛り付けられたりするところだとは思わなかった」と言っていると言うことですが、私はそれもとんでもない話しだなと思うのです。自分たちが甘やかし放題甘やかして、人ではなく人としての常識をわきまえないケダモノを作り上げ、その責任をNPOに押しつけたのに、そして多分家でそのやり方は見ているはずなのに、自分たちは知らなかった。そしてそんなやり方をするなんて知らなかったというのは余りにも無責任で、まぁこんな親だからこんな子供が出来たのも当然だよなと思える一言という感じでした。そしてこの事件後、子供を寮に入寮させていた親の多くが子供を退寮させたそうです。その親どももその無責任さを露わにしていると言うことでは一緒です。こういう無責任でだらしなく、人の風上にも置けない親こそ戸塚ヨットスクールやこのNPOに入れて根性をたたき直すべきじゃないのでしょうかねぇ。


また帰郷

父親が覚えたてのパソコンで判らないこと続出…教えてコールがあったので、これから帰郷です。運が良ければ今日の夜には帰ってくるでしょう。長くても一泊の予定です。まぁドライブ楽しんできます。


警官が…


北海道の千歳空港警備派出所に単身赴任している巡査長が、「寂しくてストレスがたまった」として人様の自動車のタイヤに千枚通しで穴を開けていた事が判明し逮捕されました。

こいつアホちゃうか。こういうのは懲戒免職にしたったらええねん。って言いたいです。まぁやったことは迷惑ですが懲戒免職になるほどのことではないのかもしれませんが、警察官の信用が地に落ちている昨今ですからね。こういう人も「またか。はぁ」ってなものですから厳しく処分して欲しいものです。10年ほど前、私も千歳市民だったことがあります。駅から歩いて5分ほどのホテルに数ヶ月暮らし、やはり駅から歩いて5分ほどの集合住宅で数ヶ月を過ごしました(まぁ、その間にも週に2〜3日は日本全国を飛び回っていたのですが)。東京などでなら、駅から5分の場所に住んでいれば「車なんかいらない」と思うでしょうけれど、北海道ではそれですら車は必須です。確かに駅の傍にはモリモトというおいしいパン屋さんもありますし、それなりにお店もあります。でも、やはり自動車なりバイクなり自転車なりが無ければ生活は大変ですし、いざ冬となれば自転車やバイクはとても大変です。北海道まで行かなくても、茨城県の神栖町という所でも、半分は上段ですがいい大人が歩道を歩いていたら「あの人多分免停だよ」なんて言われますし(時速60キロで幹線道路を走っていても「今日の道は混んでいる」という土地柄ですが)、そちらで生まれ育った友人は家から50mの所にある自動販売機にタバコを買いに行くのだって自動車で出かけるのが当たり前なのだそうですよ。そう言う土地の方が多いのかもしれません。いや、東京の人と言ったってその7割位は地方出身者ですから「そんな話聞いたこと無い」と言いつつ、実は心の中で「あるある」なんて思っているのが実情かも知れませんけど、それは突っ込まないことにしておきます。
兎に角です、千歳で「自動車のタイヤがパンクしていた」というのはとても大変なことです。その日の生活リズムが狂ってしまいます。そして当然ながら無駄な出費がかさんでしまいます。それを47才にもなって「寂しかった」等というバカげた理由で、それも公僕がやるというのはちょっとねぇ…責任を感じて辞めて欲しいものですが、辞めるにしても自主退職扱いにして退職金を握らせるなんて事をして欲しくはないですね。自分の退職金は全て迷惑を掛けた人にお渡ししますと潔いところを見せて欲しいものです。そしてそう言う注進をした私にもほんの少しで結構ですから…


酒気帯び

昨日、夕食は外食をしたのですが、その時間にどう見ても年の頃16〜7才程度だろうという男の2人組が入ってきました。店員は「おタバコはお吸いになりますか?」と聞くことにちょっと呆れてしまいました。もしかしたらその2人は中学生の年齢かもしれません。それを躊躇もせず「タバコは…」と聞くというのはどういう事なのでしょう。タバコを勧める前に喫煙年齢に達しているのかを確認すべきではないのでしょうかね。そんなことに呆れて店を出て、その後改めて実家に向けて出発したのですが、長丁場なので夜食を取ることにしました。その店は私の他に客がひとりと言う状態だったのですが、その後入ってきた客がもうひとりの客と友達(同僚?)だったらしく、カウンタからテーブル席に移ってビールを飲み始めました。私は先に食べ終わって外に出たのですが、ビールを飲んでいる彼らはしっかり車とバイクでこの店に来ていました。同乗者がいてその人が運転をするなら兎も角、ひとりで来た人に酒を出すってどういうものですかね。まぁその場しのぎの言い訳としては「代行を呼ぶ」とでも言うのでしょうけれど、バイクの代行屋ってないでしょ。ほんとに警察に連絡をしてやろうかと思ったんですが、待っていなければならないのもアホらしいのでそのまま出発しましたけれど、何ともお店の対応がこう言うのも大問題だよねぇと思います。昨日はタクシーやバスや運送業者のドライバが違反をしたら直ぐに営業停止にできる法案という話しをしましたけれど、同様に未成年やドライバに酒を飲ませて放置した飲食店も直ぐに営業停止にできる法案を作ればもっと必死になるのではないでしょうか。「全部を停めるのは不可能だ」と大騒ぎになるでしょうけれど、やってしまえばちえもでるってものじゃ無いでしょうかね。

そんな風に思っていたら、千葉県八街市の市会議員が酒気帯びで車を運転し、高校生の自転車に追突し怪我を負わせたそうです。まぁ茨城や千葉って言うのは「チバラギ・ダサイタマ」なんて言われる田舎です。いや、他の県に比べて劣っているのではなく、単に東京のごく一部の都会の近くにあるのに普通の田舎なので余計に差が感じられると言うことなんですよ。実際田舎の人の憧れ、東京の世田谷なんて今はどうか知りませんが、つい最近まで東京23区で一番田畑が多く、一番下水道が整備されていない田舎が殆どなんですよね。ごく一部の限られた町だけが開けているのです。その開けていない部分は「ダサイタマ・チバラギの田舎の町と大差ない町並みです。で、その千葉の市会議員って言うのは、結局どこの田舎にもいる頭にはちまきでも巻いてラクダのシャツにラクダの腹巻きでもしていそうな人が一杯いるイメージの町の議員ですからその品性も知れているってなもんですよ。ですからその議員のモラルがこんなものでも「まぁ千葉だからね」と言うより「まぁどこの町でも一緒だよね」って感じなんじゃないでしょうか。本来議員がこんな事をしたなら責任を取って辞職し以後は政治の現場に顔を出しませんと言うべきなのですけれど、面の皮の厚さは全国共通で、直ぐに勝手に禊ぎを終えいけしゃあしゃあと税金を懐に入れるのに邁進する訳ですね。今回はけが人も出ているのでその進退をどうするのか興味のあるところですが、ま、こんな事でくじける議員がいるはずもないでしょう。と言うことを証明してくれるだけに終わるのではないでしょうかね。違う展開になったら改めてここで取り上げたいと思います。


トム・クルーズ

「ミッション・インポッシブル3」がアメリカで公開されましたが、出足が鈍いそうです。

婚約者とののろけ振り…トム・クルーズ法でしたっけ、胎児を写す超音波装置を買い込んで、それで胎児をうっとり眺めているトム・クルーズを例に、その手の装置は専門の医者以外は買えないようにしようという法案が提出されたそうで、そんなところに名前が付く位でれでれする彼に女性ファンがそっぽを向いたって事なんでしょうか。

私は多分1作目も2作目も見ていますが、ジョン・ウーが監督をしていたんでしたっけ?
兎にも角にも私はあの監督の映画が苦手です。MI2だったかもせっかくのバイクアクションを仮面ライダーショーみたいにしてくれるし、バイクに乗ったり銃を持っていながらなぜカンフーみたいなまねごとをしなければならないの?と、彼のやることなすこと全ての演出が不自然でくだらなくておもしろくないと私には思えるのです(そう言う偏見を持ちたくないから監督や俳優の名前を覚えないようにしているのですが、彼の場合は名前を覚えなくてもその演出が下品で直ぐ判ってしまうところが嫌)。

そんな訳で見ていてもおもしろさ半分なのですけれど、流石に3作目ともなると「続編がおもしろい作品は皆無に近い。3作目がおもしろい作品は奇跡に近い」と勝手に作った格言もありますので見るべきか見ざるべきか悩んでいるところなのです。果たして日本ではどんな反応があるのでしょう楽しみですね。


提携解消

アメリカのウォルト・ディズニーは10年に及んだマクドナルドとの提携を更新しないことに決めたそうです。
子供の肥満が問題となっているアメリカで、肥満の原因を作っているとされる高カロリー食を提供するマクドナルドと提携して映画の宣伝をするのはおかしいと言う声が車内から上がったのが原因だとか。

私も数えてみたらもう半年以上マクドナルドには足を踏み入れていません。でも体重は減らない…だからマクドナルドは安全だとはもちろん言いませんよ。少なくともポテトは油と塩の塊だと言いたい位ですし、ダイエットでほんの少しの肉や油がどれだけ減量の邪魔をするかを理解したら、ハンバーガーのような食べ物は恐ろしいです。でも、確かに手軽に食べられてまずくはないんですよね。モスバーガーは高級路線を行き、ロッテリアは中途半端で業績不振(仕切り直そうとしているようですが、低カロリー豆腐バーガーは高すぎます。あれでは食べる気がしません)。私はハンバーガーが300円以上するけれどしっかり野菜も入っていると言うようなものもおいしいと思いますが、マクドナルドの抜けるものはドンドン抜いて兎に角安くを追求したものも良いと思います。兎に角1つ100円以下というのは立派。でも気軽に食べるとダイエットが…というのが困りもの。そう理解していますから、今回のディズニーは正しい方向へ舵を切ったと思います。キャラクタ商品欲しさに通って豚になるのは勘弁して欲しいものですね。


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