The Green Hills of Earth
先日、「脳内エステ IQサプリ」という番組を眺めていた時のこと。
国土交通省は今夏より、トラック・バス・タクシーの運行会社が運転手の長時間勤務や飲酒運転の放置のような悪質な道路運送法等の違反があった場合、今までは重大な事故が合った場合か、違反を繰り返して初めて業務停止にすることが出来たのですが、この改正で直ちに数日から数週間の営業停止にできると言うことで、法の遵守に期待が寄せられます。 「俺は一匹狼だから会社なんて関係ないね」というドライバ、自分の違反が会社にも迷惑がかかるなんてちっとも考えないドライバ、もし会社が営業停止になって経営が危うくなったら「会社なんていくらでもある。変れば良いだけさ」というドライバなど社会人としての意識に掛けるドライバがそれなりにいると言うのが実態だと思います。そんな中でドライバをきちんとコントロールしなければならないというのは大変だなぁと思います。私の経験から言えば、こういう新法ができると「俺らが、ちょっとでも違反をしたら困るのはあんた達なんだぞ。俺らがおまえらを養っているんだぞ」と勘違いする人が結構多いんですよね。 どこを走っていてもトラックは蔓延していますし、その大きな凶器を運転しているという自覚に欠けた走りをしている人が多く見受けられるのも事実です。あまり厳しく取り締まると日本の経済が混乱することも考えられますが、こういう法案は歓迎です。あとは、飲酒運転をした場合、免許再取得には10年かかるとか、次に同じ違反をした場合殺人行為をしたと言う事で逮捕するなど罰則を強化して欲しいものだと思います。既に携帯電話を運転中に使ってはいけませんよと言う法が施行されてかなり時間が経つと思いますが、未だ街中でよく見かけます。私が見るのは如何にも「会社の営業」という背広を着た男性と、如何にも「難しいことわかんなぁ〜い」という主婦や学生とおぼしき女性というパターンです。前者は捕まれば「仕事でどうしても連絡をしなければならなかった」と、後者は「なんで?何が悪いの?」とか「誰にも迷惑を掛けていないじゃない」と言い訳しそうな人達です。そしてつい先日は、電話をしながら信号待ちをしていた女性の乗る車は、信号が青になったら一生懸命口を動かし笑いながら周囲を見ず交差点を左折し、危うく横断歩道を渡る歩行者を轢きそうになったことにも気付かず走り去っていきました。どうか、こういう危険な状況についても、車だけではなく、自転車やバイクの運転についても取り締まれる法案を作って欲しいものだと思うのです。自転車や歩行者は交通弱者として事故があれば被害者になることが殆どですが、大音量で音楽を聴いていたとか、自転車に乗りながらメールを打っていたとか、電話に夢中で飛び出してきたなんて場合には、交通弱者として扱わなくても良いのではないかと思います。話しは逸れた感じになってしまいましたが、もっと道路を使いやすくして欲しいものだと言うことです。
7日の午前4時過ぎ、関越自動車道で事故がありました。乗用車がガードレールにぶつかった弾みで中央分離帯のガードロープに激突し、その衝撃で功績に乗ってシートベルトを締めていなかった男性が反対車線に投げ出され、対向車線を走ってきた自動車に轢かれ死亡しました。その人を轢いてしまった自動車の運転手は業務上過失致死の疑いで調べられているとのことです。 一般道は基本的に歩行者優先です。信号のない横断歩道で横断者を見つけたら自動車は率先して停まることを求められます。まぁ多くの場合運転者は勘違いしているようですがね。しかし、高速道路は軽車両や歩行者が立ち入ることを禁じられており、そこに人が飛び出してくると言う事を予測しながら走るのは「不可能」な速度で走っている訳です。単純な計算ですが、時速100キロで走っている場合1秒間に進む距離は「100,000(m)÷3600(秒)」で約27.8mとなります。あやふやな記憶ですが、この速度で走っていて良好な反射神経をもち普通の車を運転していた場合、異物を見つけて停まるまでに70m〜80mは動いてしまう筈です。基本的に人は立ち入らないと言う条件の下で道路交通法で定める一般道の制限速度を大きく超えて走らせる専用道路に突然人が投げ出されてきたのに、それを一般道と同じ道路交通法で鯖行をするのは無理があるのではないでしょうか。 後の席に座っているからとシートベルトをしていなかったのは、その人の責任でやったことですし、高速道路で人が振って湧いてぶつかってきたのに業務上過失致死に問われるなんて、人にぶつけられた対向車のドライバの方が良い迷惑だと思える事故ですね。
山形県の飯豊町で、カメラ店を経営する一家が襲われ、父と帰省していた長男が死亡し、母は重傷を負ったそうです。犯人は近所に住む24才の男で「人間関係のもつれ」が原因だと話しているそうです。 またこういういたましい事件が起こってしまいましたね。この事件についてはもっと詳細を見ないと何があったのかが判りません。今はこの地域に馴染みのない人には「飯豊町」は「いいでまち」と読み仮名を付けないと読めないのねと言うことが私には新鮮だったと言う的はずれな感動があったことだけをお伝えしておきます。
昨日(日曜)、風邪がちょっとひどくて横になってテレビを眺めていたのですが、テレビで浦和レッズ対鹿島アントラーズの中継をしていました。一時期は常勝チームと言って良かった鹿島も今は質が落ちたものだなぁと、その昔、まだJリーグが発足する前に、鹿島アントラーズの前身である住友金属さんの仕事をしていたこともある関係で漠然とアントラーズファンである私には寂しく感じました。が、それより何より、この試合で私が勝手に思ったのは、レッズの長谷部というMFの荒っぽさと、改めてサントスって日本代表に本当に必要なの?と言う疑問でした。私は常々「日本のはサッカーじゃなくて球蹴りだ」とこき下ろしています。基本中の基本である球をコントロールすると言うことが出来ず、トラップしたボールがどこに行くか判らない、シュートした球がゴールに向かう確率が低いと言う事に加え、今回の長谷部のようにボールにタックルに行くのではなく相手を押し倒してチャンスの目をつぶそうと言う三流品の最後の手段がそこここに見られてしまうのです。例えどんなにレベルが低くても、きちんとサッカーをしようと言う気持ちがあれば技術はいつかついてくるものだと思います。しかし、この長谷部のようにまともなサッカーが出来ないから反則技を使って「5カウントさえ入らなければ反則負けにならない」とでも言わんばかりの行為を繰り返していて果たして選手として大成するのでしょうか。私がサッカーで嫌いなのは、サポーターと称して12番目の選手だ等と言っておきながら、そう言う選手の愚行に対して誰も文句を言わない事なんです。日本のマスコミもそうですが、オリンピックだのワールドカップだのが近付くとやれメダルの可能性だの、どこのチームになら勝てそうだのそんな無責任な話しをしますが、勝敗にかかわらず良い仕事をした選手を褒めはしても、悪い仕事をした選手を批判しない。だから日本の選手の技術は向上しないのではないかなと思うのです。サポーターは選手を応援し、理解する者であるからこそ、その選手の情けないプレイについては他チームのサポーターより厳しく批判するべきです。甘やかすから技術が向上しないこともあると判るべきです。 そしてサントスですが、球蹴りしかできない日本のチームを相手に、彼の押し上げ、攻撃参加はとても有効だと思います。しかし格上のチームと試合をする時、彼の攻撃参加は果たして有効なのでしょうか。感情的になって無駄なイエローカードを貰う事も多い性格や、攻撃に参加して守備を忘れているのではと言う状況を見ると、国内では重要な戦力でもワールドカップでは足を引っ張る存在にしか見えないと言うのが私の感想なのです。果たして他のファンの人はどう思うのでしょう。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |