The Green Hills of Earth
この連休中はニュースとして取り上げるものもない平和な日々が続いていると思って良いんでしょうかね。平塚で何がどう絡まっているのか判らない男女と子供の遺体や骨が見つかったり、大阪で見つかったバラバラ死体の身元が判明したりしているようですが、今のところは「ふ〜ん」という感じです。
さて、昨日自転車でちょっとばかり遊んできた訳ですけれど、私はもう一台MTBを持っているのです。中古のパーツを集めて作ったものなのですが、事のはじめが、「ブリヂストンのAnchorのフレームが格安だよ」と言う所からこのMTB作りが始まったので、結構格好重視の仕様になっています。今遊びに活躍しているBromptonは折りたたみ自転車として小型の部類になりますが、その手の企画ものができる前はランドナーとか26インチサイズ前後のタイヤを持つ普通の自転車を分解して袋に詰めて輪行するのが普通のことでしたので、このMTBだって列車で持ち運びができる筈なんです。ただ、問題になるのは3つあります。1つはタイヤを取り外した後のチェーンの処理。ランドナーという輪行を前提とした自転車のフレームには、タイヤを取り外した時にチェーンを引っかけておくダボがフレームに取り付けられていますが、普通の自転車にそう言う機能は望めませんので、それをどう処理するか。1つは前輪を取り外したフロントフォークとハンドル。嵩張らないようにするためにはハンドルを真横に向けて収納するのが一番ですが、そうするとフロントフォークが横を向いて出っ張ってしまいます。最後の1つは見栄えを重視してこの自転車はブレーキが油圧ディスクブレーキです。通常のブレーキならタイヤを外す時にブレーキのワイヤを外して放っておくだけなのですが、ディスクブレーキはディスクを挟んでいない状態でブレーキレバーを握った状態になるとパッドが閉じてしまって、それを元に戻すのに一苦労となってしまいます。 まぁ、チェーンなどは外れても直ぐに戻せますし、元々正確がずぼらで傷や汚れにも無頓着ですから、それは余り気にしなくても良いのでしょう。ハンドルはそんなに高くない専用工具があれば直ぐに緩めることができるので、ハンドルだけ真横にして、組み立てる時にまたまっすぐにして締め直せば済むことです。最後のディスクブレーキも運搬時に挟むスペーサが数百円で売っているようです。それを挟んでブレーキを締めた状態で固定してしまえば良いみたいですね。ハンドル以外にペダルも横に張り出すものなのですが、私のMTBはSPDがついているのでペダルは小さいから無視しても良いでしょう。 あと、今この自転車が履いているタイヤはPanaracerのブロックタイヤなのですが、90%以上が舗装されたサイクリング道路で使用する事が多いとすると、少し細め(今は26-1.95ですが26-1.75程度)のスリックタイヤを履くと多少はスピードが出せる楽しい車になるかもしれません。以前所有していたDAHONのHELIOSXXはホイルだけで5万円近くもする軽量ホイルがついていて、私の体重と相まって未舗装路では自転車を引いて歩かざるを得ないと言う本末転倒な事がありましたが、スリックタイヤなら雨の日や悪路では滑りやすいですが押して歩かなければならないと言うほどのものでもないでしょうから、自分の使い方としては一度試してみたいものなのです。幸いなことに車だと1本何万もしそうなタイヤも自転車なら3千円程度で買えますし、交換も(泣きたくなる事もありますが)自分で出来ます。そんな訳で今日辺り自転車屋に行ってタイヤを物色してこようかなと思っている次第です。そのついでにキャメルバッグというものも物色して来ようかなと思っています。このキャメルバッグって言うのは、その名前の通りラクダのこぶのように水のタンクを背中に背負って、チューブを口元におくことで、いちいちボトルから水分を「飲む」のではなく、チューブから随時水分を吸い出すことができるというものです。私のBromptonのようにボトルをフレームに固定する金具のついていない自転車では、水分補給というと自転車を止めてバッグからボトルを取り出して飲むことになりますし、私のMTBのようにボトルを固定する金具がついているものは、走りながらボトルを手にして飲むことは出来ます。しかし、飲むためには腰に手を当てて(?)ボトルを上に傾けて一気に飲むことが必要で、走っている最中にこれは危険ですよね。その点、キャメルバッグは吸い口を吸うだけですから運転に集中できるという訳です。また容量も2リットルから3リットルのものが多いので、思う存分飲めるのも良い点です。車の長距離ドライブでも活躍しそうですね。そんなものも少し物色してきたいと思うのですよ。でも、そう言うことをし始めると、タイヤと一緒にホイルを買いたくなる。そうするとスプロケットやディレーラも必要になりますし、一気にお金が無くなっていくんですよね…
兎にも角にも、私の自転車の知識というのは四半世紀以上前の知識しかないので、正直なところMTBの規格はさっぱり判りませんし、最近の新しい製品も殆ど判りません。要は中途半端な知識がある素人という一番始末に負えないタイプという事みたいです。下手なプライドを持つことなく「無知だから」と検挙に勉強をしていきたいと思います。
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