The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2006年04月30日(日) 牛乳 / 瀬戸内しまなみ海道 / 麻薬合法化(メキシコ) / 女湯覗き死亡 / 環境保護?

先日、生産過剰で大量投棄された牛乳の消費拡大に一役買おうと、札幌市のサッポロロイヤルホテルは全宿泊客に牛乳1パックを提供する「ウェルカムミルク」サービスを始めたそうです。

私の家では生協から低温殺菌牛乳を毎週2リットル購入していて、それに加え、隔週で1本買い足すサイクルが続いています。育ち盛りの子供がいる家庭や牛乳が大好きという家庭では1リットルパックが1日1本なんて事も珍しくはないでしょうから、それに比べたらずいぶんと大人しいサイクルですが消費する事はしていますね。そんなに多い消費量でない原因は、私の所では最近パンを焼いていないからなんでしょうね。以前、「朝飯はパン」と決めていた時は、パンにおかず(卵焼きとウィンナーとサラダとか)に牛乳とコーヒーとオレンジジュース(Tropicana)というのが定番でした。その時の牛乳消費量は今の倍近くあったように思えます。今は米が中心なので食事の時に牛乳を出す事はまずありません。ですから水代わりに思い立った時に飲む程度なんですよね。

「牛乳を飲んだら太る」というイメージで敬遠されているそうですが、なんとも悲しい話しです。「飲むとお腹がゴロゴロする」「アレルギーです」と言われるなら諦めもつくでしょうけれど、偏見が先行して、そのイメージで切り捨てられてしまう事ほど当事者を落胆させるものはないでしょう。まぁ、営業努力が足りないからとも言えるでしょうけれどねぇ。
もし、牛乳の国内生産が成り立たなくなると、それまで外国から輸入してくる羽目になるのでしょうか。どうかそれは勘弁して欲しいものですね。牛乳は生ものですから、長期保存などできると考える方がおかしいのです。国内で生産して国内で消費されるべきですからね。

私は先にも書きましたように「低温殺菌」を購入の基準にしています。
「130度2秒」等という殺菌の方法は企業の都合であって、本来の牛乳の風味を損ねるものだと思っています。ま、それでも最近はそう言う製法でおいしい牛乳も増えていますが、やはりわざわざ苦労をしておいしい牛乳(こう書くと商標と紛らわしいですが、他意はありませんからね)を作るより、牛乳本来のおいしさをうまく伝える事のできる低温殺菌を如何に実現するかの方が大切なのではないかと思います。日本酒にしてもそうですが、大手企業が「全国」に流通させる事を考える余り、本来の日本酒とは似ても似つかない(と言うと大袈裟ですが)変なものを「日本酒」と称して売っていますが、本来は「地酒」という名前が示す通り、全国をターゲットにするのではなく、極狭い地元を相手に地域ごとのお酒を造るというのが本来の姿である訳で、その姿を守り通している酒造のお酒は本当においしいものが多いんですよね。牛乳は「地牛乳」という訳には行きませんが、「誤解されて需要が落ちている」などと嘆くより、牛乳本来の味を持つおいしい牛乳をつくって欲しいものだと思う次第です。


瀬戸内しまなみ海道

広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」が全線開通したそうです。

私の住むところからは「遙か彼方」の出来事ですが、「神戸淡路鳴門自動車道」は徳島に遊びに行った時に高速バスで、「瀬戸中央自動車道」は倉敷に出張したついでに讃岐うどんを食べるために鉄路で渡っていますので、どうせならこの橋も何らかの形で渡りたいものです。昨年の11月24日に「経県値マップ」という遊びをしてみたのですが、その時にも書いたように(link)、47都道府県の内38都道府県は泊まった事があるのに、愛媛県は立ち寄っただけしか無い県なのです。そう言う意味でも、こういう橋が出来た等というイベントを言い訳に制覇しに行きたいものだなぁと思うのですが、今はビンボなので思うだけでごめんなさい。


麻薬合法化(メキシコ)

メキシコでは少量の麻薬を所持していても罪に問われないとする法案が通過しそうです。

メキシコでは麻薬犯罪が横行していて、小さな事までいちいち取り締まっていると警察力が集中できないと言う判断からと言う事で、相変わらず販売する事は違法のままですし、公務員が持っていた場合や学校付近で所持していた場合は今までより罰則が強化されると言う事で、要所は押さえて細かい事に目をつぶる方法をとったようです。

私自身麻薬を経験した事はありませんので、それを服用して楽しいかどうかについて判断は出来ません。私の偏見を申せば、「ダメだからね」と法律で決められた事を破って楽しむというのは、幼稚園児位の子供が叱られる事と注目を浴びる事の区別がつかずに悪い事を繰り返すと言うのと同じで、要は自分の意志を持てず、(実年齢が幾つであっても)精神的に未熟な子供が誘惑に負けるというかスリルを求めてやるケースが殆どなんだろうなと思います。良く俳優やミュージシャンと称する人達が麻薬所持で捕まって「曲が出来なかった」とかその圧迫感から逃れるためと言い訳をしますけれど、だから麻薬に手を出すと言う理屈が私には理解できないというか理解するつもりになれません。それって、先日和歌山で起きた「先生に怒られたから、誰でも良いから殺したかった」って言うのと同じ理屈じゃないですかね。余りにも身勝手で幼稚で情けない話しですよね。そうは言っても日本でも確実に麻薬犯罪というのは根付いているようで、他人事ではないのですが、出来れば日本でこんな法律が出来ないように願うばかりです。しかし、この切羽詰まった状況の中である部分を緩める手法というのはなかなか日本では出来ないやり方なんじゃないかと思える訳で、こういう融通の利く法案というのを(麻薬以外の部分で)日本でも見てみたいものだと思いました。


女湯覗き死亡

29日、茨城県土浦市の公衆浴場で、屋根から女湯を覗いていた男を見つけ店長らが追いかけたところ、皮に架かる橋から皮に飛びました。その男は30分後に見つかりましたが、既に死亡していたそうです。

遙か昔、私がまだ風呂無しトイレ共同のアパートに住んでいた頃、当然ながら風呂と言えば銭湯に行っていた訳ですけれど、私の利用していた銭湯は昔ながらの男湯と女湯の間に番台があるタイプで、お札でお金を渡す時、女湯が(意識しなくても)覗けたものです。広い銭湯の洗い場の中で男湯側から番台を通して見える洗い場というのは限られているのですが、多分混雑している時なのでしょうけれど、その見える範囲に若い女性の姿が見える事があって、そう言う時はとても得をした気分になったのを覚えていますね。しかし、最近の浴場は入り口は男女共通になっていて脱衣所から風呂まで完全に分かれていますから、昔のそんな幸運にありつく余地はなくなりました。まぁ女性の立場から言ったら「それが当然」なんでしょうけれど、無責任な話しをすれば、そう言う些細なはけ口さえなくなったからこういう大胆な、だけど幼稚な行為に走る人が出てくるのかもしれません…いや、それはやっぱり違いますね。結局は、人と普通に接する事が出来ない人が増えていると言うのが原因なんでしょうね。この男性(10代後半〜20代半ばだそうです)がどんな素性なのか知りませんが、そんなところで覗きをやる位だから暗い生活していたんだろうなぁ…と思わざるを得ません。どうか、フィギュアやビデオやアニメと現実は違うって事理解して下さいね。


環境保護?

マーケティング会社が全国の300万世帯に自動電話を掛けるそうです。内容は環境保護を訴えるメッセージの録音だそうです。

これってとっても迷惑な話ですね。ノーベル平和賞受賞者のケニア環境副大臣が提唱するリサイクル運動にその会社の社長が共鳴して実施と相成ったそうですが、無作為に300万県も電話を掛けると言う行為は「迷惑」以外の何物でもないでしょう。特に電話に出てみたら録音されたメッセージが話し始めるなんて相手に失礼だとは思わないのでしょうか。そして、それが「環境保護」という襷を掲げただけで善行になってしまうのでしょうか。なにか勘違いしているようにしか思えませんね。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010