The Green Hills of Earth
リファラの記録を時々眺めます。その記録は様々な理由で必ず正確と言う訳ではないと判っているのですが、未だ「きれいなゆで卵のむき方」とか「CF-W2の分解の仕方」で検索されてくる人が多いのには少々びっくりしています。
厚生労働省の外郭団体である「中央労働災害防止協会」は2005年3月期までの7年間で3億8000万円の所得隠しを所得隠しを指摘されました。 所得隠しとされたのは、協会が出版している本の執筆者に原稿料を支払うのですが、重版を印刷する時にも「チェックを依頼した」との名目で原稿料を支払っていたことが「金銭の提供」と見なされたという事です。また、その「無駄な」原稿料の支払先の大半は厚生労働省の職員であると言う事で、お役人の小遣い稼ぎのために存在する無駄な協会と言う事ではないのでしょうか。 またまこの協会の行為が見つかってやり玉に挙がっていますが、実際にこういう無駄…というより税金を食い物にするだけの協会は結構あるのではないでしょうか。 例えば「課長になれば原稿の執筆を依頼され、適当なものを書けば原稿料と称して毎年お金がもらえる」という事が慣例となっているとしたら、「外郭団体、協会を整理統合しよう」と言う事は受け入れられないですよね。そりゃ当然です。今まで先輩が当然のようにやってきて、自分もそして後輩達もそれが当然と思ってきたのに、それが無くなるなんて横暴ですよね。甘い汁を吸う事は自分の権利だとでも思うでしょうか。ですから、協会など外郭団体を整理するのに、各自の責任において自主判断をさせるなんて事をしても出来るはずがないのです。 こういう事実がもっと明らかになって、協会の解体、税金の無駄遣いの排除に動いて欲しいものだと思います。
昨日の夕方から、ホリエさんが保釈されるかどうかと言う時から、もの凄い数の報道陣が高知所に押しかけて、テレビも速報体制を敷いていました。今時点でも頻繁にテレビに流れていますけれど、「なんで?」という気持ちが強いです。保釈された人を追うより、報道しなければならない事ってもっと他にいっぱいあるんじゃないですかね…
フルート奏者の女性が東京に出てきた際、1200万円もするフルートを駅のロッカーに入れて紛失しました。 その日の内に別のロッカーからフルートは見つかり、無事フルート奏者の手元に戻ったそうです。ただ、本人も「ロッカーに鍵を掛けたか判らない」と無責任な事を言っていますし、臭い言葉ですがフルート奏者ならフルートは「私の命」なんて言うんじゃないですかね。コントラバスのような持っているだけで邪魔になる大きさのものなら兎も角(私ならそんな大きなものでも、大事なものなら自分の手に持っていろと思いますが)、その「命」をコインロッカーに預けると言う行為も、「鍵を掛けたかどうか」という態度も無責任に過ぎるような気がします。 ま、そうは言っても人の物を盗むと言うのが一番悪いのは間違いないのですけれどね。
slashdot.comの記事によると、「Explorer Destroyer(エクスプローラ デストロイヤ)」というツールが公開されました。 このツールを導入したページをインターネットエクスプローラ(IE)で閲覧しようとする人に対し、 私の場合、いんたあねっとと関わりを持つようになった頃はMacユーザでしたので最初からNetscapeを利用していました(多分その当時、WindowsでもIEのシェアはミミズの鼻くそ程度だったんじゃないでしょうかね)。FireFoxに乗り換えたのはここ1〜2年位でしょうか。兎に角IEの脆弱性とかを考えると、私はIEを利用する気にはなりません。しかし、IEのエンジンを利用しなければならないページも多く、勘弁して欲しいものだなと思う事も多いのも事実です。今は圧倒的なシェアを持つIEですが、その危険性を知っている人、マイクロソフトの対応に納得のいかない人などがどんどんIEを離れてFireFoxユーザになっていると言う事ですが、ついに今回のようなサイトがオープンしてツールを配布し始めたんですね。 私の所のような弱小サイトがこのようなツールを導入して「IEの人には見せないよん」なんて言おうものなら一気に見てくれる人は激減するでしょうし、私自身、私にIEを使えと言われたらケンカしてでも拒否しますけれど、私のサイトを見る道具が何であろうとそこまで私は干渉するつもりもないので、どなたか集客力のあるサイトがこのツールを導入してくれないものかなぁと淡く期待するものであります。まぁ日本語に対応する事が先ですけれどね。 先日、1人の友達に「IEからFireFoxに乗り換えたら?」と勧めたのですが、「私はパソコンについては素人だから、ヘタに弄るのが怖い」と拒否されました。 良く「ソフトの使いやすさ」という話しを目にするのですが、一番使いやすさを左右するのは、工学的なボタンの配置だとか、論理的なメニュー構造だとかそんな立派なものではないのです。何よりも一番大切なのは、ひよこが一番最初に三田ものを親と認識するのと一緒で、何も知らない時に一番最初に使ったソフトが一番使いやすいものになります。何にも知らないから、善し悪しを比較する対象もなく、兎に角そのソフトを使えるように覚える。そうして覚えたものが基準になってしまうのです。それが余程ひどいインターフェースを持っていて、ライバルが圧倒的に素晴らしいと言う事でもなければ、その立場を逆転させるのは難しいのではないでしょうか。そう言う意味で、マイクロソフトは、後からどれだけ卑怯者と言われようと、裁判で裁かれようと、兎に角OSにバンドルして自分の所のブラウザ(IE)を無理矢理パソコンに入れて広めてしまったというのは、シェアを奪う意味では大正解でしたね。「シャブなんてものは、打ってしまえば、後は薬漬けよ」と言う事と同じですかね。兎に角、悪い事でもやって広めてしまえば、それが無くなってしまう事はない。そのシェアを考えたら違法な事をするのも安いものだと言うのがマイクロソフトの判断だったのではないでしょうか。ヤクザすれすれの悪徳商法ですが、ぎりぎりの所で…ヤクザになっていない会社という気がします。 兎にも角にも、その友人のその言葉を聞いて、確かに近くにいて、直ぐに疑問に答えられるなら無理にでも変えてしまえるけれど、IEを使っていても私が怖いと思うだけで実害がある訳でもないし、慣れない人がこれから新しい事を覚えるのも大変だろうとそれ以上強くは言えませんでした。多分世の中には同じように最初にIEを使ったからそれ以外のものを使う気にならないと言う人が数多くいるでしょう。果たしてFireFoxはそう言う人を取り込んでいけるのでしょうか。日本の場合は例えばキムタクだとか多くの人に影響力のある人が「ボクはIEは怖くて使いません。みんなもFireFoxにしようよ」なんて言えば結構多くの人がころりと乗り換えるんじゃないかと思います。が、そんな事はまず起きないでしょうねぇ。ま、このツールがどうなるかちょっと注目してみましょう… リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |