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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2006年04月22日(土) BD / 東京労務局 / 取り立て / 自転車で

私はビデオデッキを買う時、βがVHSに負ける要素はないと信じてβ方式を選択しました。が、結果は言うまでもないですね。その後のVHD対LDはもともと接触式ということに将来性を感じられなかったのでLDを選択してこちらは勝ち組となりました。カセットテープの後継については、音の悪いMDよりCDと同品質のDATだろうと思ったのですが、著作権などでごちゃごちゃしている間にMDが普及してしまいましたね。私はDATは中古でポータブルを買いましたが、当時は仕事が慢性的に忙しく余り使う機械のないまま手放しました。MDに関しては未だ所有した事は一度もございません。
そうこうしている内に、パソコンの世界でもCDからDVDに推移してきました。また、ビデオの世界もテープからDVDへの推移が始まりました。うちのパソコンにもTVチューナが入り、録画はデスクトップのHDで賄う事が多くなりましたが、見たら消すものばかりなのでDVDに録画して保存するというものは殆どありません。仕様が乱立してどれを買ったらいいのか見極めようと思っていたパソコン用のDVDですが、結局迷っている内に時間だけが過ぎ、友達から「新しいの買うから」と古いものを貰ったので満足しています。そうこうしている内に時代は二層式DVDなんてものが出てきて、最近はついにブルーレイ(BD)だのHDだのと言うものになってきたんですね。

先日東芝が先行してHD方式の機器を発売しましたが、この度、松下がBDのパソコン用ドライブを発表したそうです。まだまだ出始めたばかりですので、10万円程度とお高いですが、量産さえ始まればどんどん値段は落ちてくるでしょうね。

BD対HD…映画配給会社等を巻き込んで陣営作りに一生懸命だったようですが、この戦争は果たしてどちらが勝つのでしょう…私の無責任な個人的な法則ですが「東芝が入った陣営は大成しない」というのがあります。もちろんそうじゃないものもたくさんあると思います。が、こと私が注目している覇権争いでは、東芝は多くの場合負け組に居るんですよ。ですからこの戦争もBD陣営が勝つと見ています。あくまでも個人的な、無責任な独り言ですけれどね。松下も「BDが圧倒的に優位」という認識をしている見たいです。もしかして同じ法則を見つけているのかもしれません←多分…いや、絶対違うと思うけど。


東京労務局

東京労務局の職員3人が、納入業者に架空の請求書を出させ、トナーカートリッジを勝った事にして実際には個人的に使うパソコンを購入する資金に充てていたそうです。その被害額は1130万円にも登るとの事です。

仕事柄、予算が取れなかったのだけれどどうしても機器が必要になったため、他の物を買う事にして予算を取って、それを購入資金に充てると言う事は見た事があります。確かにそれはまずい事でしょうけれど、そうしないと研究が止まってしまうとかやむを得ない状況の中で、後で帳尻を合わせるからと言う事でやっていたと思います。そう言う「やむを得ず」という状況の中で予算をやりくりして機器を購入していたというのなら同乗する余地はあると思います。年間で予算が決まっていて杓子定規に「金がない。予算に入っていない」と断られたって、「現場では現場の判断があるんだよ」ってな事は多々ありますからね。でも、この3人は単に自分の楽しみ、個人の金でやるべき事を労務局の金を使ってやったという事でとても許し難い犯罪を犯していた訳です。この横領は2000年3月から1年の間に起きたもので、残念ながら横領罪の時効が成立してしまっています。3人の内2人はこのことで懲戒免職となりましたが、1人は既に退職してしまっているとの事です。この1人に対しても退職金の返還を求めるなどは出来ないのでしょうか。また刑事事件として時効は成立しているとしても民事事件として損害賠償をするなどの手だてはないものなのでしょうかね。


取り立て

アイフルに続いてダイエー系列の子会社「アルファオーエムシー」も強引な取り立てがあったとして業務停止命令が下ったようです。
昔はこういうヤクザな取り立てをするのは丸井と相場が決まっていたんですが、今はどこの会社も一緒なんでしょうね。あ、丸井がヤクザって言って居るんじゃなくて、丸井は先見の明があったというか、時代の先を行っていたと言う事なんですよ。他社に先駆けて丸井カードを作ってお金を余り持たない人も集客すると言う手段を作った先駆者ですからね。
結局金貸し業者もカード会社も金を後から回収すると言う事では同じで、金もないのに買い物をして、後から金を払えませんと言う阿呆にたいして、金を取り立てる為に「甘えてんじゃねー」と怒鳴るのは当たり前の事だと思います。先日アイフルが問題になった時、テレビで借りて支払えなくなった客が「全部録音して居るんですよ」とか「これから役所に訴えに行きます」とか言っているのが流れていて、私はその客と称する阿呆をぶん殴りたくなりましたよ。自分が借りた金を返さないのに、何を調子に乗って偉そうに上段に構えて居るんだこいつは。返せないなら返せないでその場に行って土下座して謝れよ。そんな怒りの気持ちで一杯になりました。先日も書きましたけれど、金貸し業者は金を貸すのが仕事です。高利だろうがそれを承知して借りたはずです。それをあとから知らなかったとか、違法だからと言うのも、取り立てが厳しいと文句を言うのも本当におかしいです。

そんな風に思っているのですが、今度は高知県でアイフルから親族が金を借りる時に連帯保証をした視覚・聴覚障害者の男性が「契約について十分な説明がなかった上、違法な取り立てで精神的苦痛を受けた」として債務の不存在確認や損害賠償を求める訴訟を起こすそうです。男性側は「契約は競りいつしていないし、社会的弱者の自宅に担保権を設定し、生活基盤を脅かすのは公序良俗に半紙無効だ」と主張しているそうです。

阿呆か!と言うのが私の気持ちです。
連帯保証人になる能力があるなら、アイフルから借りるという事がどういう事か判るべきです。また、視覚・聴覚障害があって日常会話が非常に難しいこの「社会的弱者」を連帯保証人にしたのは、アイフルではなく、債務を抱えた娘夫婦だったのではないでしょうか。金を借りる時は「一人前の大人です」と連帯保証人になり、返せなくなったら「社会的弱者」を名乗るって言うのは卑怯者のやる事ではないでしょうかね。こういう障害者である事に甘えて、障害者である事を利用する輩が居るからノーマライゼーションという事が普及しないのです。健常者が障害者を思いやっても、どうせ利用しておいしい思いをするだけでしょと言う悪い面が先に立ってしまうのです。ノーマライゼーションを普及させたいと思う弁護士は、こういう輩をばっさりと切る事も大切なのではないでしょうか。

「アイフルが悪い」のではなく、社会的弱者を無理に連帯保証人に仕立て上げた娘夫婦が悪いか、それとも連帯保証人になるだけの能力はあったのに債務履行を渋っている連帯保証人が悪いか、この件はそのどちらかではないのでしょうか。私の目には「甘えている」だけに見えます。
もう一件、関西でも知的障害を理由に契約の無効を主張する訴訟が準備中との事です。
屋根に登って「腐りかけていますから」と無駄な補修工事をさせたりするような悪徳業者もいますから、同様に何も判らない人に無理矢理判子を押させて金を押しつけるような金貸しをしたのならアイフルが悪いとは思います。でも、アイフルがわざわざそんな事をするでしょうか。そうではなく、その知的障害者が自分の足でアイフルに行って金を借りたのだとしたら、そして、それで無効が成立するのなら、知的障害が原因で一般的な判断能力無しとして禁治産者とするべきです。障害者と言う事に甘えてるんじゃねーよと言いたいですね。


自転車で

今日は雲一つない快晴です。自転車日和です。
そんな訳で今日は自転車に乗って散髪に行ってこようかなと思います。BROMPTONで列車と併用しておいしいところだけ自転車に乗って、写真を撮りながら楽しみましょう。皆さんも良い休日を。(仕事の人は頑張ってね)


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