The Green Hills of Earth
2006年04月01日(土) |
民主党 / 低価格デジカメ / チェーン規制 |
民主党の前原代表をはじめとする執行部は総退陣する事になったようです。
多分その方が良いでしょう…というか、今の民主党に存在価値があるのかという不安を広げたと言う意味では、この人の責任は余りにも重いと私は思います。 「自民党と民主党の2大政党」という構想はあちこちで耳にします。言いたい事は判ります。しかし、民主党に自民党に変わる事ができるだけの体制が出来ているのかと言うと甚だ疑問で、今はただ自民党の提出する議題は全て反対を唱えるだけの政党という気がします。そして今回のメール問題、例え永田議員が自民党のスパイで、自民党のために民主党をかき回したのだとしても、また永田議員が議員として以前に大人としての常識に欠ける人だっただけだとしても、それを今まで見抜けず、暴走を許し、更に「進退問題は個人で決断すべき事」などと言って党としての責任を取りしないのは、問題の重要さを認識する能力が党自体に欠けている事、そして党自体が無責任で能力に欠落している事を露呈させてしまったと私は思えました。確かに議員は「大人の中から選ばれた人」と言っても良い訳で、「自分のことくらい自分で対処できる」人たちの筈です。だからこそ、最後の花道を与えられて浮かれまくっているコーゾーさんは「議員は武士と同じ」なんて台詞を言っているのですね。確かに突然死刑宣告を通達するのはかわいそうだからと言う気持ちは判ります。しかし、永田議員がそこで「辞職の意志はない」といった時点で「説得」ではなく、やめさせるべきだったのだと私は思います。 個人を尊重するけれど、責任をとるべき問題は毅然と対応する。これは議員に限らず、責任を持たなければならない人にはごく普通に求められる事ではないでしょうか。集団を守るために個人を切り捨てると言うのではなく、単に集団としての責任をきっちりとるというだけの話です。それすら出来ない正当である事を示しただけに総退陣も仕方ないなと思う次第です。
余談ですが、コーゾーさんが好んでいる「議員は武士」という言葉、私はとても危険な発言だと思います。明治政府は武士がそのまま議員となり、その結果としてありもしないプライドで議会政治を空転させまくり、以後の軍国主義への道を切り開いていきました。 武士という言葉への意味が「清貧であっても高い志を持て」という意味なら歓迎なのですが、多くの場合「プライドだけは高く、それを守るためには無理も押し通す」と言う方に使われる方が多いと思うのです。武士には野武士や素浪人、黄門様や大岡越前に裁かれるような悪徳代官まで様々な人がいるのですよ。多分にコーゾーさんは良い意味で言ったのでしょう。しかし、わざわざ武士という抽象的な言葉を使わずにきちんと誰にでも判るように話して欲しいものです。
ユニデンは高性能低価格なデジカメを発表しました。
508万画素CCDに35mmカメラ換算で35-105mmの3倍ズーム、5cmまで寄れるマクロ機能、動画機能、高感度(ISO800相当)撮影、PictBridge対応で2.5インチモニタ搭載等々で価格は13,980と言うカメラだそうです。直販サイトでのみの販売となるようですが、これはこれで魅力的かもしれません。 カメラに大金を掛けたくない人は検討してみたら如何でしょう。
プレスリリース
今日はようやく高速道路のチェーン規制がなくなったようです。
午前中に父用のパソコンマニュアルを作って、午後一でそれを説明して、それでも状況が変わっていないようだったら大急ぎで帰途につきたいと思います。
実家でこんなにのんびりするなんて20年ぶり…
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