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2006年01月31日(火) タイムカプセル / ヒューザーが自治体を提訴

私がプロバイダと契約をして所謂「いんたあねっと」に繋ぐようになってから、ほぼ10年位の歳月が経過しました。その当時からブックマークは形を変えつつも同じものを使い続けて来た訳です。見なくなったものは(言葉は悪いですが)自分で作った「ゴミ箱」フォルダなどに移動はしますが、ずっと保存していたんです。それを今日久し振りに眺めて、その何年も前のURLへ飛んでみました。8割方は「Not Found」とか「当サイトは閉鎖しました」なんて感じでなくなっていましたし、中にはそのプロバイダ自体がサービスを停止したという所もありました。はぁ〜、長い間放っておいたんだなぁと言う気持ちです。でも中にはその当時からまだ元気に続いているサイトもあり、自分も頑張らないとと思ったりしました。

タイムカプセルのような、昔の自分を思い出すブックマーク…古いものも削除をしないで奥津城に眠らせておくのも楽しいですね。


ヒューザーが自治体を提訴

耐震偽装問題で偽装したマンションを販売したヒューザーは、18の自治体を相手に「適正な建築確認を行わなかった」として合計百数十億円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。これに対し、偽装された川口のマンションの管理組合理事長は個人的見解として「悪あがき」とコメントしたそうです。

うーん、私はこの問題について何度か書いていますが、私はこれを正しい動きだと思っています。確かにどこが一番悪いかと言う問題は別にして、耐震偽装をしていたであろうマンションなどを販売したヒューザーにも責任はあります。しかし、2005年12月16日に「素朴な疑問(姉歯が悪い?)」でも書いたように、ヒューザーがどんなにあくどく儲けようと画策して手抜き工事の図面を姉歯に依頼して作らせたとしても、検査機関が機能していればそれが日の目を見る事はなかったと言う事なのです。検査完了後に別の設計図を作っていたと言う話もあるかと思いますが、このヒューザーの件に関しては、間引きをした設計図がチェックを素通りした上で、更に建築会社で間引きをされたと言うのが実態なので、私の個人的な見解としては、その検査機関及び、その検査機関を認定した自治体に責任があるだろうと言う事はとても理論的な話であって、その理事長さんの言う「悪あがき」とはどういうつもりなのか真意が分かりません。

民間検査機関というのが、結局はお役人の天下り先を作るための機関であり、検査をすると言う機能に欠けていた事が今回の事件で一番の問題となるべきなのです。ヒューザーはヒューザーでとるべき責任もあるでしょうけれど、今回のこの提訴は正しい判断の元に行われていると私は思います。果たして皆さんは如何お考えでしょうか。


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