The Green Hills of Earth
2006年01月19日(木) |
女児が死亡したのは誰の責任なの? |
「次世紀ファーム研究所」という得体の知れない自然食品農場(岐阜県恵那市)で、昨年7月中学1年生の女児が死亡しました。それに対し、女児の親が1億円の損害賠償を求める訴訟を起こしたそうです。
女児は小児糖尿病を患っていたそうで、病気の子供を持つ親としては、藁をもすがる思いだったのかもしれません。が、こんなうさんくさい会社を無条件に頼るっていうのは余りにも迂闊と言うか無責任でしょう。親は「自然療養や自然食品に頼る難病患者に対して、過度に依存させず、近代的な医療を受けさせる機会を損なわないようにすべきなのに、それを怠った」と主張をしていますが、「相手が自然の力で治癒できると言ったからインスリンを持たせなかった」というのは明らかにこの親の怠慢でしょう。 結局子供の死亡は親の責任と言えるんじゃないでしょうか。それなのに被害者のように泣き叫んで慰謝料を請求するって言うのは、私には理解できない行動に映ります。 確かに、テレビのインタビューに答える研究所所長の言動や研究成果自体にもかなり問題があることも事実ですけれど、しかし、その胡散臭い成果を検討し信じる事にしたのもこの親なのでしょうから、やはり私には「自業自得でしょ」としか思えないのですが如何なものなのでしょう。
リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010
|