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2006年01月18日(水) 認可に3ヶ月も掛かるのはなぜ? / 行くとしたら… / カニ / ニュースの重要性は…

介護タクシーなどに力を入れている旭川のタクシー会社が、市内に住む65歳以上の高齢者を対象に乗車料金を半額にする申請を北海道陸運局に行いました。陸運局は「認可するかは未定で、審査には最低3ヶ月掛かる」と言っているそうです。

北国の冬となれば雪が外出を妨げます。北海道ともなれば、多くの場所で冬は凍結路となって更にご老人が外に出にくい環境を作る事でしょう。そう言う中で老人の足を確保する動きは福祉という面からも良い案だと思います。当然タクシー会社も営利企業ですからそれで勝算があると目論んだからこその申請でしょうし、お互いの利害は一致しているのであれば問題はないはずなのですが、陸運局は「認可には最低3ヶ月掛かる」としています。3ヶ月も掛かってしまっては「冬」のあらかたは終わってしまいます。
なぜ審査に3ヶ月も掛かるのでしょう。3ヶ月と言えばかなりの時間です。こんなに長い期間を掛けなければ決められない事なのでしょうか。もしかして、これが民間企業なら「○月×日に○■△について打ち合わせを行います。万難お繰り合わせの上参加願います」とやるところを、「○■△について打ち合わせを行います。ご都合は如何ですか」などと個別に確認をし、全員のスケジュールが開いている日に会議を開催するなんて効率の悪いやり方をとっているんじゃないですかね。はたまた、「これは儲けられる話だから、この企業においしい汁を吸わせるより、自分たちの関連企業を食い込ませられないか」とか「この申請で如何に金を巻き上げるからくりを作り上げるか」と言う事に知恵を絞る時間として3ヶ月が必要なのではないかと穿って考えたくなります。

兎にも角にも、こんな決定1つに3ヶ月も掛かるというのは、機能的に麻痺しているか、それとも審査をする人たちが「無能」かどちらか、あるいは両方だと思われますが如何でしょう。


行くとしたら…

ここしばらく貧乏生活を送っている私ですが、何とかビンボから脱出しようとあの手この手…いや「あの手」の「あ」くらいは手を打っているこの頃ですが、下手な鉄砲のくせに数を撃てるほどの弾をも買えず、老眼で照準も定まらずと書いていると惨めになってきそうなこの頃ではありますが、兎に角気持ちの上でだけは、今年は転機にするぞと思っている訳なのですが、取らぬ狸の皮算用と言うビンボ人に希望をもたらす(だけ)の想像を私もしてみました。ええ、「お金に余裕ができたら何をしよう」ってね。

今まで公私に渡って日本の多くの都道府県へ行ってきました。(link)
果たして、久し振りに旅行に行くとしたらどこが良いかねぇ…と考えるとあれこれ浮かんできます。
北海道
行くとしたら興部で牛乳を飲んで、斜里岳を飽きるほど写真に撮って、網走で泊まる(案1)
青森
十三湖の和歌山でしじみラーメン食べたい(案2)
下北半島行きたい(案3)
石川
久し振りに兼六園とか行ってみたいっす(案4)
福井
お気に入りの場所が何カ所もあるので…(案5)
京都
福知山の辺りに写真を撮りに…(案6)
岐阜
高山…気付いたらもう20年位行ってないかも。安房トンネル通った事無い。(案7)
郡上八幡…まだあの町並みは健在でしょうか(案8)
考え始めるとたくさんの候補地が出てきます。しかし、短期間での小旅行と考えると案2,3の青森、案8の郡上八幡、案4の福井、案5の京都は移動だけで終わってしまいそうです。北海道も行くならのんびり行きたいですしねぇ…そうなると石川(案4)高山(案7)辺りが有力なんでしょうか。車で中央高速から高山へ抜けて白川郷を経由して金沢へなだれ込むなんて言うのが良いのかもしれません←それって何日かかるんだよと自分でつっこんでおきます。まぁ、今時点では「行くとしたら」という想像を楽しむだけですからルートも適当ですけれど、いつか(近いうちに)実現できると良いなぁと願いつつ書き記しておく事にします。でも、実際に金を手にしたら行く場所は違ってくるんだろうなぁ…


カニ

唐突に「そう言えば新宿の京王百貨店で恒例の駅弁大会やっているなぁ」と思い、該当ページを参照してみました。今年は5種類のカニ弁当が対決をしているみたいですね。「カニはどれが一番うまいか」と言う話になると必ず出てくる「ズワイ」「タラバ」「毛ガニ」「花咲ガニ」が真っ向対決という感じです。

個人的な意見を言えば、カニの王様は「ずわい」と思っています。
「どの蟹が一番うまいか」なんて設問を時々見かけます。正直言って「陳腐だなぁ」としか思えません。どのカニだってうまいのに。いやそれ以前に味覚なんて人それぞれだし気分や季節、体調でも違ってくるんだから一概に言えないでしょ。知りたかったら自分で試せばいいじゃんと畳みかけて思ってしまう訳ですよ。ですから、私はあれこれ食べてみた結果としてカニの王様は「ずわい」と思っているのです。「いや、違う」という意見の人もいるでしょうけれど、それはその人の意見としては尊重しますよ。それだけの事ですからね。

そんな訳で私の場合は、このお弁当対決もタラバや花咲ガニの弁当とか小樽や根室の弁当ではなく、福井の「越前ちゅんちゅんかにめし」に一票と相成った次第。食べてみたいけど800食限定って事は早めに行かないと売り切れるだろうし、それのためだけに往復にかなりの金額を掛けていくのも何だしって事で、「旅行に行く」としたら、福井駅に行ってこれを買うって言うのもありかな?なんて考えてみました。でも、調べてみるとこの弁当、駅では期間限定で予約販売みたいですね。これは無理してでも新宿に買った方が良いのかも…


ニュースの重要性は…

テレビを付けていると、あっちでもこっちでも「ライブドア」と騒いでいます。曰く「ライブドア本社で粉飾決済があった」とか…
それが良い事かどうかは別として、多少の粉飾があるのはどの会社でもある事ですし、その企業が悪い方の意味でニュースになれば、株式売買の自動システムも事情を知らない個人投資屋も売りに殺到するのは当然の話で、東証が全銘柄の取引を停止したのも、別にライブドアが悪いからではなく、東証のシステムが負荷に耐えられない位もろかったというだけの話であって、私はこれのどこにそんなニュース性があるのか判りません。今はそれよりヒューザー、イーホームズという強度偽装建築に関する事件を追及する方が先決ではないかと思えます。
元々ヒューザーという会社がのさばるためにも、イーホームズという会社が幅をきかせるためにも建設関係の役人への献金・癒着は欠かせない訳で、またその売り上げの一部は、そのまま国会議員への上納金として流れていた事も間違いのない事でしょう。そうだからこそ、自民党は最初の証人喚問で全員が揃わないようにもしたし、証人への追求もいい加減だし、兎に角形だけ実行してうやむやにしてしまいたいと思っていたのに、どうもこれ位では終わりそうもないので、このままではまずいって事で、最近憎まれっ子役をやっているライブドアに矛先を向けるよう圧力を掛けたと言うのが今回の事件と言う事じゃないんですかね。
実際に裏でそう言う圧力があったのかどうか知る由もありません。しかし、超の付く一流の上場企業だって、ちょっとした間違いで重課税を課せられる事もありますし、ちんけな上場企業だったらその多くは多少粉飾位しているでしょ。今、このタイミングで事件にする必要がどこにあるのか、私にはとんと理解できないですよ。そして、たかが一企業の粉飾と強度不足建物が蔓延した背景、どちらが世間を騒がせるべきニュースなんでしょうか。私にはマスコミにもヒューザー関連のニュースをフェードアウトするよう圧力が掛かっているように思えてなりません。単に取り調べが遅々として進まないので間が持たないだけかもしれませんが…


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