The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年12月14日(水) 液晶テレビ / お薦めの本 / サッカー中継のこと / 免許

うちのテレビ(SONY KW-3220HD)も買ってからいつの間にか10年を経過したようです。当時は最新でも、既に10年のロートル選手…でも、負け惜しみのように聞こえますが、忙しかったからテレビなんて観ている暇はあんまり無いし、チャンネルがいっぱいあったって迷うだけですから私には今のテレビで十分。前にも書きましたが、新しいテレビは他の人がどんどん買って安くなった頃に買おうと思う訳ですよ。

実は、「後から買おう」というのにはもう一つの思惑があります。
それは、液晶・プラズマ(以降、代表して「液晶」と記します)テレビが主流となった今、画面サイズの主流が60インチくらいにならないかと期待しているのです。

今までのブラウン管式テレビは21〜28インチくらいが手頃な値段になっていましたね。中には45インチとかそんな巨大なサイズのテレビもありましたが、その巨大サイズのテレビは奥行きが1m近くにもなり、入れることのできる家は限られていたことでしょう。ところがいざ液晶テレビの場合は46インチの画面でも10cm前後です。乱暴な話、46インチのブラウン管式テレビを6畳間に納めようとすると、ほぼ1.5畳を占有してしまい結果的に6畳の部屋が4.5畳になってしまっていたのですが、これが液晶テレビなら6畳間の短辺一杯にテレビが陣取ったとしても奥行きは15cm程度。つまり6畳間の短辺1辺は占有しますが、部屋の広さ自体はほぼ6畳がそのまま残るのです。つまり大きな画面のテレビを置いても邪魔にならないのです。また、ハイビジョンは高詳細画面が自慢ですから、既存のテレビと違って画面が視野を占めるくらい(大体画面の高さの倍くらいの距離←間違っていたらごめんなさい)で見ることを勧めています。つまり、今までのテレビのように小さな画面ではせっかくのハイビジョンの性能が発揮できないとも言える訳で、出来るだけ大きな画面のテレビを持つ理由になるのです。まぁ実際には様々な理由から皆が皆大画面のテレビを求めるはずもありませんが、その奥行きのコンパクトさから大画面テレビが家庭に入る土壌はできているのです。後残った問題は値段と巨大な液晶を作る技術の問題。そしてその2つのコストとパフォーマンスのバランスの問題です。60インチものサイズのテレビをどうやって6畳間に押し込むかと言う問題は別にして、生産技術も量産効果(低価格化)も時間と新しもの好きの財布が解決してくれます。

液晶テレビが普及を始めたのがいつ頃からか確かな記憶はありませんが、こういう物はたいていオリンピックとかワールドカップのようなお祭りと共に広まったと思います。そろそろ第一世代のテレビを買った人は、テレビの生産完了から7年目(部品保管期限)という節目を迎え、買い換え需要が起きるのではないでしょうか。また、来年早々のトリノオリンピック、ワールドカップなどもどんどんテレビの買い換え需要を伸ばす要因となるでしょう。それがまずコストを下げる起爆剤になると思います。どこまで待っても次の技術への期待がありますから買うタイミングは常に「もう少し後」となりかねませんが、私の中での1つの区切りは、「時代がテレビの主流を60インチ前後にしてくれた時」と思っているのです。そして液晶テレビが大体「1インチ1万円」となった時でしょうかね(理想はその半額と言いたいですが、そんな簡単に値段は下がらないでしょうからね)。

私は先駆者がどんどん買ってくれて、より安価により大型画面のテレビが買えるようになってくれることを祈っています。若かりし頃は人より先に、人より良い物を持つことが楽しかった。でも今は人様が敷いてくれたレールの行き先を読んで、少し後ろを落ち穂拾いしながら歩くのが楽しいと思っているのです。
まぁ、60インチが主流になると言う読みは大博打です。多分そうはならないだろうなぁ…というかなるにしてももっと時間が掛かるでしょう。まぁその場合は兎に角値段だけでももっと下がってから買うよと言う事でお茶を濁す事になるのでしょう。兎に角今無理して小さな画面の物を買うならぎりぎりまで待って予算で買えるだけの大きな画面のテレビが欲しいと思う次第と言うことです。

床屋にいって空振りした後、馴染みの電気屋さんで最新のテレビを視聴させて貰っていました。そんなことを数時間していたので帰りが遅くなってしまったんですよねぇ…
「SONYと言えばトリニトロン」…ブラウン管では不動の地位を築いていたSONYですが、NHKと共同開発したアナログハイビジョンの没落と共にSONYも…
時代が液晶・プラズマに切り替わるのについて行けず、Walkmanに傲ってiPodに席巻されたようにSONYブランドは地に落ちました。液晶テレビに至ってはサムスンから液晶の提供を受ける体たらく。その中で発売された「BRAVIA」ブランドも友達との間では「名前だけ先行させたってねぇ」という感じでした。しかし、まぁさすがSONYと言う感じですね。かなりきれいで、今までの液晶が苦手としていた高速な動きにも残像が残らない高速応答性を備えています。私が見た限りでは全体的には他社テレビより良い感じと思えました。最初に見た時、アナログ地上波は寿命の尽き掛けたブラウン管の画像という感じでしたが、調整をしたらきれいになったので一安心でした。そのお店はSONYショップなので、今BRAVIAを買うとかなり低金利のローンが組めるそうで、かなりリーズナブルな支払金額で買えるんですよ。見ていじっている内にローンを組んでしまいそうになっている自分が居たのです。しかし、何とか誘惑に勝ちましたよ。「自転車に積んで買えることができないから」と断りましたとも。少なくとも今のテレビが壊れて駄目になるまで、または宝くじでも当たって金が余って仕方ないと言える日が来るまでは我慢です。

長々書いてきましたが、Trinitronに判るBRAVIAブランド。SONYの命運をかけて登場という感じですが、それだけの技術が詰まっていると感じました。自分がそんなに期待していなかっただけにSONYの復活の狼煙がうれしく思いました。だから早く60インチのテレビを安く出してね…(因みにシャープの65インチ液晶は現在\1,680,000だそうです。簡単ですよ。一番左の「1」が無くなれば良いんですから…あ、あと見てきたBRAVIA(KDL-46X1000)はyodobashi.comで\628,000…高っ!)

…それにしてもBRAVIAの46インチ液晶テレビを載せるフロアスタンド(SU-FL51)。定価が\115,500ですって…それでも買う人がいるって言うんだから驚きです。


お薦めの本

自分が読んでちょっとお勧めの本を紹介します。

世界一わかりやすいCプログラミング授業

世界一わかりやすいCプログラミング授業




Lepton先生の書籍一覧


毎回笑わせてくれるタイトルですが、本人曰く「出版社の意向」なんだそうです。(Lepton先生のHP「No.415 世界一わかりやすい??? (2005.12.12)」参照)
「ホンマに大丈夫かいな?」と思えるタイトルですが、それぞれの本、それなりに頼りになります。事実、今年の7月16日に「Lepton「先生」ありがとう(CF-W2 リカバリ奮闘記)」でも書きましたが「Lepton先生のネットワーク技術勉強会」なんて本を読んで居たため、家庭内のネットワークの問題をたまたま解決することができました。

この手の本を書く時は「どんなレベルをターゲットにするか」で書き方、内容がかなり違ってきます。素人がターゲットなら玄人には鼻も引っかからないくだらない本になりますし、玄人がターゲットだと素人には「はにはに?」の本になってしまいます。この本は本人のページでも書いていますが、専門技術を既に持っている人には余り必要のない本で、これから勉強をしようと言う人を対象に、できるだけ判りやすく解説をしています。少なくともその努力の跡は見受けられます。
私は既にこの本を2回読み返してしまったのですが、この本だけでC言語を全て理解することはできないけれど、C言語の基礎中の基礎は判るでしょう。また、他の参考書を見て理解出来なかったこと、疑問だったことがかなりすっきりするんじゃないかなと思います。日記才人には「コンピュータ技術者」として登録していながら、ほとんどそう言う話を書かない私ですが、そんな私でも一応理解出来ました。

C言語、ネットワークなどに興味を持っている方は是非参考にしてみてください。多分12日発売の筈です…


サッカー中継のこと

一昨日のオーストラリアFC対デポルティボ・サプリサを見ていて、もう本当いい加減にして欲しいと思うこと…古館一郎と福留某って言うのはどういう関係なのか判らないですけれど、本当似たような五月蠅さで参ります。また、この試合のアナウンスは誰がしていたのか判りませんが、兎に角間を持たせるためかあること無いことしゃべり続ける野には本当うんざりします。しゃべらない時間が続くと「放送事故」と言うことになるのでしょうか。でも、バックには歓声が上がっていたりする訳ですから、必要のない時は黙っていて欲しい物ですよ。
それも、コスタリカを紹介すると言うほどでもないだろうに「南米のスイスと言われています。スイスが永世中立国で軍隊を持たないのと一緒で…」なんていっていましたが、「バカかおまえは」ってなもんですよ。スイスは永世中立国ではありますが、侵攻してきた敵には実力行使で撃退すると国民皆兵隊で兵役もありますし、かなりの予算を取って強力な軍隊も持っているし、スイスに「アルプスの少女ハイジ」をイメージして行くとそこここに戦闘機や戦車を見ることになって幻滅すること請け合いですぜ。牛が道路を横断しているのかと思ったら戦車だったり、戦闘機だったり…高速道路は戦闘機の滑走路になりますから道路のそこここにハンガー(格納庫)がありますからね。
どうせ喋るなら本当のことをいって欲しい物です。勢いに乗って嘘八百を並べ立てるのは勘弁して欲しい。
ついでに、アナウンスしているのは試合についてじゃないの? 数秒おきに「カズ」「カズ」「カズ」「カズ」…うるさいって言うの。日本人だからと応援するのは視聴者に任せて、あなたは試合を実況しなさいって言うの。あんまり連呼するからもううるさくて、最後の方はもうカズなんて早く引っ込めばいいのにと思っちゃいましたよ。冷静な目で見て事実を的確に放送するのがアナウンサーの指名でしょ。その意味ではあなたは失格です。よく自分の仕事は何なのか見極めてくださいな。プロレス中継じゃないんだからさ。

オーストラリアとコスタリカ、FIFAのランキングではどれくらいなのか判りませんが、日本より下位なんですよね。でも、私の目にはかなり上に見えました。まぁJ1同士でも差のあるチームの試合より、J2や高校サッカーでも実力が伯仲している試合の方が上手に見えることもありますから一概には言えないのですが、ボールをきちんとトラップしてコントロールしているし、ドリブルしている時に足元ばかり見ていたのはカズ位のものでしたね。ワールドカップの第一戦、かなり苦戦するんじゃないかなぁ…そんな風に思いました。


免許

三重県の男性が、運転免許の条件を超える排気量の自動車を運転したのですが、本来なら「免許条件違反」として\7,000の反則金で済むところを「無免許運転」とされ\200,000もの罰金を支払わされていた事が判明し、検察側は非常上告し最高裁小法廷は控訴を棄却する命令を下したとのことです。

「排気量条件をを超える車を運転」と言うと「バイクかな?」と思ったのですが、この男性、今は珍しい「軽自動車免許」だったようです。当時の軽自動車の排気量である360ccまで限定の免許。私は1回しか見たことがありません。
今、この免許を持っている人って何人くらいいるんでしょうね。この免許は昭和27年(1952)から昭和43年(1968)までの間発行されていた物ですから、持っている人は一番若い人でも55歳になると言うことで、今更免許条件を書き換えるために新たに試験を受ける時間をとることも大変だし、実技もおぼつかないのではないでしょうか。←運転がヘタというのではなく、試験場特有の運転をすることが難しいと言う意味。
軽自動車免許は、普通免許に比べてかなり簡単にとれたとは聞いていますが、兎にも角にも自動車を運転できる免許を与えたのですから、本人たちの権利は尊重されるべきですよね。軽自動車の排気量が360ccから550cc、660ccとあがっているのですから、軽自動車免許で運転出来る排気量制限も引き上げるべきだと思うんですけれど、そう言うマイノリティ(少数民族)は相手にされないのでしょうか。

警察の方もどんな理由でこの男性を捕まえたのか判りませんけれど、今時の人だと警察官とはいっても軽自動車免許なんてあることすら知らなかったのかもしれないですね。とんだ災難といえなくもありません。でも、やはり本来なら7,000円の「反則金」で済むところが、20万円の「罰金」になったというのはとんでもない間違いです。ただ単に謝ってお金を返しますってだけで済ませられるのかな。本人の名誉が傷つけられたと訴えたらいいのにと思いますが、その辺りおとなしいのが日本の良い所なんでしょうねぇ。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010