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2005年11月22日(火) なるトモ! / ニュースから(麺対決 / 村上ファンド / 建築確認書の不備) / JCB安心クイズ

仕事が一段落して一休みのつもりが、風邪を引いて結構長くやすんでしまっています。そろそろ仕事を再開しないとなぁと思いつつ、今は風邪を治すことと折角のんびりできる時なのですから、のんびりしてやろうという気持ちにはなっていますけれど…

日本テレビで朝9:55から放送している「なるトモ!」って番組を結構楽しみに見ています。大阪のローカル放送のようですが、この時間の関東方面の番組は聞いていて嫌になるくらい毒々しいか、好奇心丸出しのゴシップ番組が多い中、同じ話題を取り扱うのにもユーモアがあったりしてサラリと流して見られるのが気に入っています。
先日の「中居正広が苦手」と言う話の根底にも関東の番組は毒が多いと言うのがあった訳なのですが、こういう番組でもそれが私としては実証されたなぁと自己満足しています。でも、日本テレビ枠では視聴率が芳しくないようで果たしてこのまま続いていくのか心配です。


ニュースから


郷土自慢麺対決
埼玉県深谷市で開催された、郷土自慢のめん料理の味を競う「N-one GP(エヌ・ワン・グランプリ)」で地元の「武州煮ぼうとう」が初優勝したそうです。

過去2回は他県の麺に優勝をさらわれていて、今年は味を改良して挑んでの優勝だそうです。それって「郷土自慢の味」と言えるのか甚だ疑問です。まぁ、開催地の意地みたいなものもあるんでしょうけれど、「開催できる名誉」を重視して順位にこだわらずと言う態度をとることもありだったんじゃないかなぁと思います。ま、優勝おめでとうございます。

村上ファンド今度は新日本無線に
村上ファンドの今度の標的は新日本無線のようです。
日本無線が株式の過半数を保有する子会社なのですが、日清紡が自動車などのエレクトロニクス事業強化のため、「友好的」TOBを掛けていて、日本無線もそれに応じて株式を売却する方向で話がまとまっていたのですが、村上ファンドがそれにかみついて、より高い値段でTOBを掛け、話が白紙化した模様です。
村上ファンドは「日清紡に遠慮して、より高い売却先などを探さなかったのではないか?」という旨の話をしているそうで、新日本無線側は日清紡の「友好的」TOBを歓迎していたのですが、突然の村上ファンドの介入に困惑しているようです。

「友好的」TOBって言うのは何なんでしょうねぇ。株主の利益を追求するべき株式会社でなぁなぁの取引が許されるとなれば、バブルが崩壊した後に「そんな時代ではなくなった」とリストラされた人たちは浮かばれないですよね。企業が生き残るためには私情を捨てて大規模な改革が必要だったからリストラは断行されたのでしょう。同じようにより大きな企業となるために、より利益を生み出すためには企業の私情は捨て去るべきで、先日のテレビ局などで注目されて以来同じ事の繰り返しですが、そろそろ企業は古い頭の固い人材には引退願うのが良いのかもしれません。いつまでも「仲良しグループで」という幼稚園児的発送での経営はできないと肝に銘じるべきでしょうね。
昔ながらの商習慣を重んじる人には不快感を与えるような昨今の株式のニュースですが、「株式」と言う観点からは、古い慣習にとらわれ正しい株式運用ができない日本の企業を正しい株式運用に導く救世主になるのではないのでしょうかね。結構楽しみに傍観しています。

建築確認審査に不備
千葉県の設計事務所が引き起こしたマンション等の強度不足問題で、民間の検査会社イーホームズが国土交通省の省令通りの検査をしていなかったことが判明したそうです。

国交相認定のプログラムを使ったと言う認定書が添付されていた場合、計算の点検を省略できるのですが、今回の設計事務所の資料にはどう認定書は添付されていないのにもかかわらず、点検を省略した結果今回の事件が起きたと言う感じですね。
「検査会社は別の認定書が添付されていたので点検を省略しても良いと思った」と言いつつ、今回の不正について「手口が巧妙で、通常なら不正に気付かない」とも言っているのですが、それは自社が「認定書もないのに、点検を怠った」事への言い訳でしかないでしょうね。国交相認定のプログラムを使った場合、各ページに認定番号が印刷される用になっているのですが、問題の設計書にはその印字がないにもかかわらず、勝手に「省略可能だと思いこんで」なんてあり得ない話でしょう。

数件については建設中の中間検査でも同社が立ち会って検査をしたのに、その欠陥に気付かなかったのはおかしい。と言う意見もあるようですが、一度検査をくぐり抜けて許可が下りてしまえば、その後のチェックは、その設計書が正しいと言う前提の元に「その設計書と食い違っていないか」と言うチェックしか行わないので、確かにそこで欠陥に気付く事は難しいのでしょうと私は思います。
何よりの問題はその最初の時点で勝手な解釈をして点検をしていなかったと言う事に尽きます。穿った考えをすれば、手抜き強度計算をした設計会社が「仕事がたくさん欲しくて手抜きをし、仕事がたくさん来るようになってからはこなすために手抜きをした」と言っているように、民間検査会社も仕事をこなすために「計算はきちんとしているだろう」という前提の元、点検をわざと省略することで件数を稼いでいたのではないでしょうか。
今回の事件で「慰謝料や代替の住処など補償をして欲しいけれど、相手(の会社)がつぶれてしまっても困る」という意見もあるようで、こういう状況を鑑みると、やはり人命が掛かってくるような部分の最終決定は国なり市区町村が行うべきなのかなぁと思う部分もありますね。役所は郵便などの誰でもできる人命にも関わらない事業より、こういう事業に関わるべきだと思いますよ。



JCB安心クイズ

JCBカードを持っているのですが、そのカード会社からキャンペーンのお知らせメールが来ました。JCBカードのマイJCB会員に送られたダイレクトメールで
「JCBカードを安心してご利用いただくための知識をクイズ形式でご紹介!」
と言う内容でした。クイズ形式で要約したら、安易な暗証番号を付けたり、不審者に教えたりしたら駄目よと言うものだったのですが、そのクイズに答えて結果を送信すると抽選で50組100名に東京ディズニーリゾート パークチケットが当たるらしいのです。

しかしねぇ…設問に
警察や銀行を名乗る人物から電話がきたのでカード番号や暗証番号を教えた。また、インターネットメールでカード決済しているプロバイダーから暗証番号確認のメールがきたので入力して返信した。(○か×か)
なんて項目があるのに、その結果に「住所氏名電話番号などのパーソナルデータを添えて送ってください」って言うのも如何なものでしょうね。それこそ、JCBを騙ったメールだったら目も当てられないですよね。たった今クイズでそう言う気持ちを煽られたばかりなので、そのキャンペーンに応募できなかったのは私だけでしょうか?


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