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2005年11月17日(木) 飲酒運転防止 / 子供の判断能力 / Windwos20周年 / DMV脱線 / 下町の風景 / 映画

アメリカでは飲酒運転で有罪判決を受けた人の車に対して、息を吹きかけアルコールを飲んでいないと判別できないとエンジンが掛からない装置の取り付けを40以上の州で実施しているそうです。また、ニューメキシコ州ではそれをすべての車に対し2008年(中古車は2009年)までに義務づけようと目論んでいるそうです。

日本では、「飲酒運転のトラックに跳ねられ死亡」なんて事故が結構起きているにもかかわらず、飲酒運転をして捕まったら免許取り消しだの逮捕するだの、要は「捕まらなきゃ飲んでも良いんだろ」的な規制しかしていなくて、その検問も常に同じ場所でやるから地元の人は捕まらないよってザル法も良いところと感じます。

家族を失う悲しみって、多分そう簡単には想像できないんだろうなぁと思います。私も自分の母親を去年亡くしましたが、それはある意味寿命のようなもので、「覚悟していた死」です。それでも悲しいと思いますが、ついさっきまで元気だった家族がそんな事故でもう二度と会えないとなった時の悲しみと怒りは、全く異質のものでしょう。
私はこれだけ飲酒運転の被害などが騒がれている今、なぜ、受動的予防(罰金引き上げや刑罰の底上げ)から能動的予防、つまりニューメキシコ州のようなアルコールを検知したら運転できない装置をつけるなどの予防措置を執らないのかが不思議でなりません。極論を言えば、たばこが体に害を及ぼすなんて言うのは、まだ証明はできないことです。たばこを吸って天寿を全うする人も数多くいますからね。一方、飲んだら間違いなく反射神経や判断力を鈍くすると数値的に証明できるアルコールがなぜやり玉に挙がらないのだろうと不思議に思います。お酒を飲むことは悪いことではないでしょう。しかし、酒を飲んで運転をすることが悪いことだと決められているならば、どこでタバコを吸うのが良いか悪いかなどと言うよりもっと切実に防止する対策をとる必要があるのではないでしょうか。
酒におぼれて身を持ち崩す人は自業自得です。しかし、その被害にあった人は本当にかわいそうですよ。


判断能力

朝のニュースで中学生(かな?)で心臓手術が必要なのだけど、日本の法律では15歳未満の移植(提供)を禁じていて、日本では移植ができないと言う話題が取り上げられていました。
なぜ、日本では15歳未満の提供を禁じているのかと言う理由は2つ
  • 15歳未満の子供には判断能力がない。
  • 15歳未満の子供には臓器移植と言っても分からず、正しい判断ができない。
と言う判断なのだそうです。
こういう法律の中では、15歳未満の子供は「判断能力がない」としておきながら、別の法律では子供にも人権があると言うのはかなり矛盾して居るんじゃないでしょうかね。
まぁ実際にはこの法律は、
臓器売買目的の誘拐を防止する
という意味合いもあるようですので、ある意味この法律は妥当だと思うのですけれど、表向きの理由としてでさえ「15歳未満には判断能力がない」とするのはどんな物なんでしょうねぇと考えてしまいました。


Windows 20周年

マイクロソフトは12月9日〜来年4月30日まで限定9999本の「Windows20周年記念パック」を販売するそうです(link)。
中身はWindowsXP Professional以外に次の物が入っています。
  • Windows 20周年 記念CDセット
  • Windows ファミリ パッケージクラフト セット
  • Windows 20周年 記念切手
  • Windows 20周年 記念ステッカー
  • Windows 20周年記念プレゼントクーポン
で、記念CDセットというのはWindows95/98/ME/2000のCDラベルを復刻したもので、ソフトは入っていないようです。クラフト セットはWindows95/98/ME/2000/XPの箱を折り紙のように組み立てられるセット。記念切手はビル・ゲイツの挨拶が書かれたフォルダに納められた80円切手で、記念ステッカーは「高級感あふれる」銀色のステッカーで3種類の大きさがあるとのこと。クーポンは次期WindowsのVistaの「特別早期プレビュー版」と「20周年記念のビデオクリップとデスクトップテーマの入ったCD-ROM」を応募者全員にプレゼントするのだそうです。

はっきり言って全然魅力無いなぁ。
Vistaの早期プレビュー版って、結局はマイクロソフトお得意の、ユーザにデバグしてもらおう的な目的のものでしょ。私はマイクロソフトの実験材料になりたくないですからね。Vistaを導入するのは他の新しもの好きの人がしっかりチェックをしてくれて一応は安心だねという評価が出てからにしますよ。

おまけのCDもラベル岳なんてなんの意味もないですよね。多分家捜しすればWin95/98/2000辺りならCDも残っているはずだし、クラフトパッケージなんて会ったって邪魔なだけだし、記念切手にステッカー? ほしいとも思わないなぁ。値段がどれだけするのか分からないけど、80円切手5枚で400円の実質的な価値が付加されたものですから、私はこのパッケージに出しても良いかなと思う値段は400円かなぁ。それ以外に1円以上の価値を見いだせません。でも、「限定品に弱いんだ」って人はこういうのも買うのかな…どれだけ売れるか興味あるところです。


DMVが脱線

JR北海道が開発している、鉄路も道路も走ることができるDMV(DualModeVehicle)がJR学園都市線で試験走行をしていたところ脱線しちゃったそうです。脱線の原因は20cmつもったしめった雪に乗り上げたのだそうですが、北海道って寒いだけで雪は積もらないの?って思わせるくらいふざけた話ですね。そりゃ新潟や富山の豪雪地帯で積雪が何mにもなるところであっても、線路上の積雪はそんなに多くならない(要に除雪している)のですが、それでもたかだか20cmの雪で脱線するんだったら北国では使い物にならないって事でしょ。
更に、復旧に5時間半も掛かったことに対して北海道運輸局もお怒りのようです。DMVなんですから、脱線したらタイヤを出して自力で戻るという訳にはいかない物なのでしょうかねぇ。

午前6時の始発から午後0時半まで部分運休をして影響を受けた人約80人…東京とかでは考えられない数値ですけれど、だからこそ実験に選ばれたのでしょうね。学園都市線って数回乗ったことあるけど、そんなに閑散とした路線だったのかなぁ…


下町の風景

昼間、友人からお誘いがあって久し振りに池袋に出かけてきました。

ラーメン激戦区と言われている池袋ですが、良く通過はするのですけれどここ数年でこの地に降り立ったのは1回か2回くらい。ラーメン激戦区なんて呼ばれるようになってからはほとんど降りたことはないんじゃないでしょうか。で、今日はその激戦と言われるラーメン屋に入っているのかどうか分かりませんが二郎というラーメン屋で昼食。おいしいかどうかはともかく、ラーメン「ごとき」に30分近くも並んだのが屈辱です。友人の勧めで、友人のおごりだったので文句を言えなかったのですが、たかがラーメンを食べるのになんで30分も並ばなきゃならないのか私には分かりません。そんなにしてまで食べる価値を見いだせないんですよね。あ、今日のはおごりだったので価値はあった訳ですけれどね。自分一人だったらすぐに座れないなら待つって事はしないでしょうね。どうしてみんな並んでまで食べたがるのかなぁ…まぁ価値観は人それぞれですから、私は不思議ですけれど、それで安心する人も居るって事なんでしょうね。深く追求はしないでおきます。

そこを出た後、友人の家に行った訳ですけれど、友人の家は、あの映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てくる風景そのものという狭い路地の奥にあります。そしてその後楊子で出かけた辺りも似たような風景がありました。下の写真は広い意味で池袋近辺のそんな裏路地の写真(3カ所混ざっています)です。


今にも鼻を垂らした子供が飛び出してきそうな路地…こんな路地で遊んでいたんですねぇ


家だけじゃなく、自転車にまで蔦が絡まっています。



歴史のありそうな家…



人一人通るのがやっとの路地。落差のある土地で、家の間を階段が走っています。



古井戸ですね。今も使われて居るんでしょうか…

本当はもっとそれらしい風景もあったのですが、残念ながら日没でうまく写真に納められませんでした。また機会があったら撮影しに行きたいものです。


映画

今週の土曜辺りに行こうと思っていた映画「エリザベスタウン」ですが、調べてみたら、最寄りの映画館では(多分)ハリー・ポッターに押されて今週土曜はレイトショーをしないと言うことがわかりました。そんな訳で、来週まで見送るくらいなら今日見てしまえと言うことにしてこれから映画を見てきます。一週間で3本映画を見るなんてかなり贅沢…ま、たまには良いですよね。


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