The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年11月16日(水) 老眼 / ニュースから(懲戒解雇とモバイルsuicaとフォルクス)

まだ「老」という名前の付く物の世話になるには早い。「まだまだ若い者には負けん」と思っていたのに、自分の気持ちとは無関係に白髪は増えていくし、目も老眼が進んできたようです。

「近視の人は老眼にならない」なんて話を聞いたことありますか? 私は良くそう言う話を耳にしてきましたが、自分の経験を持って断言します。「それは嘘です」とね。
私は今どれくらいの近視なんでしょう…一時期は怪我で視力が0.01を切るところまで悪くなったのですが、それから順調に回復し数年前には調子が良ければ0.1が見える程度になっていました。もしかしたらもっと目が悪ければ、あるいはもっと目が良ければ老眼になった時ちょうどバランスがとれて老眼にならないと言うことがあるのかもしれませんが、少なくとも私の周りのめがねをかけた人は近視用めがねから遠近両用めがねに切り替わる人が多くて「めがねがいらなくなったよ」と喜ぶ人は皆無です。

最初は部屋が暗くて小さな文字が見えにくいと思っていたのですが、何気なくめがねを外したらよく見える事に気付き「あぁ、これが老眼なんだ」と自覚したんですよ。それから少し度が進んできたように思います。先日、自動車に取り付けていた時計の電池が切れたので交換しようとしたのですが、これがまたもの凄く小さな電池で、私の目では電池に彫られた文字が読めないんですよ。めがねを外して光の加減をあれこれ調整してようやく「SR626SW」って読めましたけれどね。これからしばらくはこういう苦労をしそうです。
先日めがねの鼻当てがとれたので眼鏡屋へ修理に行ったのですが、そのついでに老眼用のめがねについて問い合わせてみました。遠近両用のレンズはかなり高いみたいです。最近は目の良い人もおしゃれとしてめがねをかけるのがはやっているとかで、やすいめがね屋さんがその流行の発端らしいですね。そう言うところでは老眼用レンズって扱っているのでしょうか。そう言うところで作ることができるなら、遠近両用にこだわらず、近視用と老眼用めがねを別に作って楽しむというのもありなのかと思ったのです…が、不精者の私ですから、二つもめがねを持ち歩くなんてめんどくさいことは多分、いや、絶対にしないでしょう。ま、なるようになると楽観するしかないです。

で、話のネタにした電池ですが…どうも標準的な小売価格が525円程のようですが、オークションでは1個150円前後から売られています。銀行振り込み手数料や送料を入れると300円内外の価格って事になるでしょうか。そんな値段を払ってまで電池を入れる価値あるのかなぁと思案中。

普段は「年をとったら人生がおもしろくなってきた」と思うようにしているのですが、こうやって体がどんどん年寄りになることを自覚すると「年はとりたくないなぁ…」と言うことがば実感としてわき上がってきますね。はぁやれやれ…


ニュースから

「運転室に子供を入れ運転」で懲戒解雇に2000件の意見
12日にここでも取り上げた「東武野田線の運転士が妻が連れてきた長男を運転席に入れて運転」したことに対し懲戒解雇を決めたところ「罰が厳しすぎる」という類の意見が約2000件寄せられた。逆に「妥当だ」という意見は150件程度だったそう。しかし、東武鉄道は「社内規定に当てはめたら妥当だ」と懲戒解雇の方針を貫いているようです。

私はね、仕事柄日本全国の鉄道をあれこれ乗ってきましたが、鉄道会社の中で東武が一番嫌いです。何が嫌いって、まずは鉄道じゃなくて東武バスという観光バス部門ですが、まるで雲助のような暴走運転手がとても多い(かった?)のです。私がバイクに乗っていた頃、何度東武バスに幅寄せをされ、信号待ちしているところで後ろから押されて怖い思いをしたことか。普通に走っている時、横にいたバスが、しっかりこっちを見たと思ったらこちらを無視して突然車線変更をしてくる恐怖って想像できます?ぶつかったら確実にこっちは保険の上では勝てますよ。でもその前に命が危ないでしょ。バイクで当て逃げされたことは二度や三度じゃないんですよ。更に信号待ちをしていると後ろのバスが少しずつ前へ出てきてバイクを前に追いやるんですよ。スピルバーグ監督のデビュー映画でデニス・ウィーバーが主演した「激突」って映画を知っている人は思い出してくださいよ。あのデニス・ウィーバーになった気分でしたよ。
そんな暴走族が平気で観光バスを運転しているのに加え、東武線も列車を利用すると如何にも「うちは歴史のある私鉄だかんね(椎名誠調)」と言いたげな駅員の横柄な態度に加え、駅名表示などの不親切なことこの上ありません。知っている人はその景色でここは何駅かわかるのかもしれませんが、知らない人が乗った時本当に駅名表示が少なくて心配になるとおもいますよ。兎に角、私は仕事柄あちこちの鉄道に乗っていますけれど、今まで乗った中で一番駅名がわかりにくく駅員の態度が横柄(あ、国鉄が残っていれば国鉄がNo.1ですけれどね)なのがこの東武線です。ええ、私の個人的な意見です。逆恨みと思ってくださっても結構です。ついでに言うなら、ある時、東武線の通勤列車にのる機会があったのですが、一番最後に乗ったら鞄がドアに挟まれてしまったというか、鞄本体はドアの外にでた状態でドアが閉まってしまったんです。で、駅員はその状況を目の前で見ていたのですが、そのまま発車させました。次に開くまでの我慢するしかないのですが、そのドアは終点まで行っても開かず(1番線入線で逆のドアが開いたため)、折り返して急行の一駅目、普通なら最初に乗っていた駅から10分の駅まで、待ち時間も含めて1時間かけて到着してくれた訳です。後で聞いたら私の目の前で見て見ぬふりをしたそいつは駅長だったらしいんですけれどね。少なくとも駅員ならそこで鞄が挟まったら終点でも降りられないことはわかろうものでしょう。でも、それを目の前で見ていながら黙殺した駅長。こんなやくざな鉄道会社はつぶれてしまえと思わない方が変じゃないですかね。

私はそう言う理由で東武鉄道は大嫌いです。しかし、今回のこの意志を貫いたことは偉いと思いますよ。いや、こんな大切なことをたかが2000人の野次馬の意見で帰るなんて軟弱な会社だったらもっと簡単につぶれてくれているんでしょうから、それだけしたたかな会社だと言うことなんでしょうけれどね。
約2000人の無責任な野次馬の人は、これがかわいそうだと言いますけれど、本当これで事故が起きた時もそう言うのでしょうか。福知山線の事故で運転していた運転士に対しても「それは会社が厳しいことを言っていたからであなたに罪はないよ。」という意見なのでしょうか。確かに福知山線の事故についてはそう言う意見が多少はまかり通る土壌もあるかもしれません。しかしそれは、良いか悪いかは別にして会社と社員の関係ですから今回の会社の仕事に私事を持ち込んだって言うことと全く質の違う物となります。
福知山線の事故は、運転士が暴走をした事は事実で、それを指示するような土壌を作ったのは会社であると言うことから、会社は業務の中で起こったこととして、会社の責任で処理ができます。しかしもし、この運転士が今回のように自分の子供を運転席に入れて事故を起こしていたとしたら、その責任はどこに掛かってくるのでしょうか。運転士は果たして運転という仕事をしていたのか、それとも子供と遊ぶという私事をしていたのかどちらになるのでしょうか。「公私混同をしない」という大義名分はそう言う責任を明確にすることからも大切なことではないかと私は思います。

もし、自分がそう言う運転をした列車が事故を起こした時の被害者になったまたは遺族になったと想像して尚「かわいそう」「厳しすぎる」といえるのであれば、その人は現実と理想の区別がつかない夢の中の住人なのだと私は思います。テレビなど報道機関では福知山線の事故があったといっては鉄道関係の番組放映を自粛したりします。野次馬の皆さんも少し無責任な意見を自粛したらいいのではないのでしょうか…ま、それが無責任な意見だと気付くだけの頭があったら、最初から投書などはしないと思いますけれどね。

※あまりにも無分別で無責任な意見が多く、感情的な書き方になったかもしれません。不快になったとしたらごめんなさい。でも、人の命を預かる仕事は、それだけ責任が重いって言うことを命を預かる人も、周囲の人もきちんと理解すべきだと思います。

モバイルsuica、来年1月28日(土)からスタート
おサイフケータイによるsuicaカード機能が来年1月28日からスタートするとのことです。ただし、すべてのおサイフケータイではなく一部機種のみで、更に利用するには本人名義のビュー・スイカカードを利用して(持っていなかったら作って)、「モバイルsuica会員」になる必要があるそうです。
(東日本旅客鉄道の発表)
(IT Mediaの記事-1-)
(IT Mediaの記事-2-)

確かに、今時なら定期を忘れても携帯電話を忘れることは無いなんて、大げさな表現ではなくなっているような気がします。かくいう私も携帯を忘れて会社に行ったことはこの半年で1回ありましたが、定期を忘れたのは3回ほどありましたからね…
兎に角、この携帯電話の中にあれこれ便利な機能が詰まってくれるのはある意味便利ではあるのですが、一つ心配なことがあります。盗まれたら?なんて心配より、バッテリが切れたらどうするの?って心配なんですけれどね。テレビ電話だの、音楽再生機能だのテレビ電話だのと何でもかんでも詰め込んだとしても、今まではそれでバッテリが無くなって使えなくなったとしても、別段生活に困る物じゃないから仕方ないですませられた物も、定期がないとなると困る場面も増えてくるんじゃないですかね。ついでにおサイフ代わりの機能もあるから現金すら持ち歩いていないなんて事になったら、本当お金は携帯の中にあるけど、携帯をあけるためにはお金が必要でお金のためには携帯が必要で…堂々巡りになりそうです。
繁華街では勝手に看板や自動販売機などのコンセントを抜いて充電をする人たちがいると言う話を以前聞いたことがあります。まぁその手の人が急増するとは考えにくいですが、電話の充電ももっと商売として成り立つようになっていくのか、それとも燃料電池が急速に普及する引き金になるのでしょうか。

私のDoCoMoの携帯(SO213i)は電話とメール以外の機能はほとんどついていないので蚊帳の外の話なのですが、自分が利用するようになるまでにどんどん整備されていってほしい物だなと、私の前に赤い絨毯をみんなで引いてくれ給えと思う訳ですよ←貧乏人の強がりってヤツですかね。

内臓肉などで「ステーキ」表示。フォルクスに排除命令
フォルクスというステーキのお店(ファミレス)で、今年の3月から9月にかけて、内臓肉と脂肪などを混ぜ、食用のりでくっつけた物(成形肉)を但し書きなしに「ステーキ」として販売していたそうで、公正取引委員会は15日に景品表示法違反で排除命令を出しました。

私は2年ほどフォルクスへは行っていませんが、好きな店なんですよ。行っていないのは家の近くにないからで、2年ほど前に利用したのは仕事で行った先にあったからで、ほかのファミレスもありましたが、多少は高くてもおいしいお肉を食べさせてくれるので、これはチャンスとかなり好んで通っていましたね。
今はBSE問題が浮上してから肉の流通が無くなってしまったのですが、それまでは、私は生協で扱っていた岩手県の短角和牛というのが好きでしてね。多くの人の評価は霜降り肉に集まるのですが、私は霜降り肉はあんまり好きじゃないんです。で、この短角和牛は赤身肉なんですよ。この和牛のサーロインやフィレを年に2回、数キロの固まりで買って家で厚さ7cmくらいに切って炭火で焼いて食べるのが好きだったんです。私の好みは「ベリーレア」で、私の好きな作家の表現を借りると「フォークを突き刺したらモーと鳴くくらい」の肉が好きなんですよ。でも、生とベリーレアは全然違うんですよ。生は生ですが、ベリーレアは一応熱は通っているんですからね。で、他のステーキ自慢のお店(ファミレス系)に行って「ベリーレア」を頼んでもまず無理で、下手なところになると「レア」でさえもない。ミディアムかウェルダンできてしまって、何度突き返したことか…ところがフォルクスの場合は数カ所の店でそれぞれ数回挑戦して見事毎回「ベリーレア」が出てきたんですよ。たとえお肉は切ってあって焼くだけになっていたとしても、きちんと焼ける人が揃っているって言うことなんですよね。そんなことがあって私はフォルクスのファンになりました。おいしい肉を食べたければ自分で焼くかフォルクスに行けば良い。そう言う思いで居たのです。
しかし、BSE問題からこっち、仕事の忙しさなどもあって牛肉のかたまりを買うなんて贅沢はなくなりましたし、仕事の関係でフォルクスが近くにある仕事場も縁遠くなってしまいました。そうしていつかまた行こうと思っているうちにこのニュースですからびっくりしました。吉野家が牛肉輸入禁止で業績を落として苦戦しているように、フォルクスも経営が苦しかったのかもしれませんね。でも不当表示はいけませんよねぇ。
個人的にはフォルクスは持ち直してほしいと思います。けれど、ただでさえ他のファミレスより高めの値段設定にせざるを得ないステーキの店で、これからどんな展開をしていくのか見守っていきたいと思います。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010