The Green Hills of Earth
最近仕事が忙しいんです…何と言っていいのかな…忙しいって言うより、勝手に一段落したかなと思ってカーブを曲がったら、実は更に高いハードルがあった。と言う感じでしょうか。見ていませんでしたけれど、日テレの24時間テレビで100kmマラソンに挑んだ人たちもこんな雰囲気を味わっているのでしょうかね。でも、マラソンをやる人たちは肉体的にはとても辛いし精神的にも辛いのですけれど、でも、彼らには「ゴールがわかっている」と言う強みがあるんだよなぁと思ってしまうんですよ。とっても辛い時に「あと何キロ」って分かるのはとても心強いんですよね。まぁ私たちの仕事も「納期まで後何日」と言うのは分かるんですが、果たして納期までに終わるのか、いや、どうやって終わらせたら良いのか、そのボリュームの大きさが見えてこない(いや、見えているけど大きすぎてゴールに辿り着ける気がしない)ので辛いのかもしれません。 隣の芝生は青く見えるものですし、元来、マラソンと比較できるものではないと分かっては居ます。当然ながらマラソンにはマラソンの苦しみがあるのもね。でも、つい、ふと、そんなことを思い浮かべてしまった訳です。 走った人たちは判を押したように「遠藤の応援が励みになった」と言います。あれは本音なのかそれともリップサービスなのかどっちなんでしょうね。 本当に苦しい時に応援してくれる人が居るうれしさって言うのは、判る気がします。穿った考え方をしても「リタイヤしちゃえ」と思う自分の気持ちを、「遠藤の人に見られたら格好悪い」と思う気持ちが抑制してくれると言うのもありでしょう。でも、それが走りきるエネルギーになるんでしょうか。自分のところに置き換えてみれば、自分の仕事をしている回りに様々な人がやってきて「がんばれ」「大丈夫よ。納期に間に合うわよ」「ほら しっかり」とか応援してくれるって事ですよね…ちょっと勘弁してほしいなぁ。愛情のある人から愛情のある応援なら素直に「おー!」と答えてがんばれますけれどね、実も知らぬ人からの応援なんて、この卑屈な時期にいくら受けたところで「何気楽なこと言ってんだよ。んじゃお前ら変わってみろよ」なんて毒づくのが関の山ですよね。まぁ、素晴らしい美女「だけ」が私を取り囲んでくれるなら、にやけつつ「お〜!」と音符つきで返事をしてしまうかもしれませんけれどね。ま、そんなことはありえないし… 兎に角そんな感じで煮詰まっている時、やはり癒してくれるのは近しい女性の応援だったりするのですが…まぁそれが望めない今は逃げるところは二つしかありません。 ひとつは写真。うまいか下手かが問題なのではなく、自分が納得して撮る事ができるか。自分のストレスが発散できるかどうかです。まぁ自己満足の写真はブログに貼り付けていますが、どこにも出かける暇がないので、庭に植えた花を撮っていますが、そろそろマンネリ化してきたなぁと思います。花の育つ速度、この夏は「速いものなんだな」とも実感しますが、やはり数日、数ヶ月、数年を要して育つものですから、毎日の変化は「育てる者」としては楽しみですが、毎日の変化を写真に記録すると言う意味では退屈な写真になってしまいますね。それと、構図を考えて撮影をするって結構時間が掛かるんですよね。朝、少しでも寝ていたい時間の一部を使って撮影をするのも結構大変です(あ、今日写真ページをサボった言い訳じゃないですよ)。 となると、時間がないときはもうひとつの癒し、音楽を聴くって事でしょうかね。 でも、仕事をしている時に音楽って聴いていると集中できないので、結局は休憩時間に聴くということになります。クラシックをのんびり聴くのも好きなのですが、今みたいにあせっている時には「ちんたらやってんじゃねーよ」と毒づきます。そんな中でやはり癒されるのはGarfunkelでした。そう、Simon & Garfunkelの片割れ。先日ミュージカルバトンが渡ってきた時に、答えのひとつとして入れた「Angel Clare(天使の歌声)」を聴いたらスーッと気持ちが落ち着いてきました。
「Angel Clare」 特にソロの1stアルバムであるこのアルバムはガーファンクルの魅力が一杯で、何千回聴いても飽きないですねぇ。 ついでに 「PinkFloyd」 PinkFloydもお勧め。写真は左が「the Darkside of the Moon(狂気)」で中が「Atom Hear Mother(原子心母)」右が「Wish You were here(炎(あなたがここにいてほしい))」だったかな。これらも聴いていると気持ちが取っても楽になるリラクゼーション効果抜群のアルバムです。 今日は家で仕事をしていますが、ちょっと合間にこんなのを(全部じゃないですよ)聴いてほ〜っとしていたところです。もし、興味がある人は聴いてみてくださいね。 (それにしても、Pinkfloydの「The Darkside of the Moon」は1973年発表以来570週間全米チャートにランクインし続けていた怪物アルバムです。私としてはプログレッシブロックの王道とはこれだと思うんですがねぇ… 映画評ではずっと活用をしているのですが、こちらでもと暫く前にamazon.comの申し込みをしていて申請は通っていたのですが、漸く使う機会に恵まれました。別に買うてくれと言うつもりは毛頭ありませんが、画像をクリックした先に視聴できる曲もありますし、気軽に楽しんでやってくださればつけた甲斐があったと言うものです。 さ、仕事に戻ります。
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