The Green Hills of Earth
2005年08月19日(金) |
列車内ゲーマーの皆様へ |
私が若い頃といえばおもちゃはブリキ製だったり、自分の肥後ナイフで竹などを削って作るのが主流だったように思います。従いまして、今の若い人たちとは環境が全く違うのですけれど、私の目で見ても「いい年なのに」と言うネクタイを締めた人たちまでが、列車の中で漫画少年誌を読んでいたり、ゲーム機で遊んでいたりするのを見ると「お前たちまでもが?」とちょっと違和感を感じてしまいます。まぁ、相撲の場所前恒例のインタビューなどでも「趣味はゲーム」と明るく答える人が出てきた頃から、こういう時代がいつかは来るとは思っていましたけれどね。
で、別に人様の趣味についてどうこう言うつもりは当然ながらないんですよ。ゲームが好きという事に年齢制限があるとも思いませんしね。 ただ、結構混雑した列車の中でゲームをするのはいかがなものかなと昨日思ったんですよ。最近のゲーム機はきちんと音はヘッドフォンで出力できるようになっているので、音についてはあのスイッチを押すカタカタという音に神経質に反応するのでなければ我慢はできます。しかし、混雑した中で胸元にゲームを構えて興じているその腕の振動が、あなたに接している私の背中などに伝わってものすごく気持ち悪いんですよ。そう、ある意味痴漢をされているようなものです。一緒にするな!と怒りの声が聞こえそうですが、自分が望まない刺激を無理やり与えられるという意味では似ているという事にさせてくださいな。
後を振り返って黙って睨んでも、その彼は思い当たる節がないようで意に介しません。こちらもできるだけ我慢もしましたし、できるだけよけようともしましたけれど、先にも書きましたようにそれなりに混雑した列車の中でしたので、どうしても対峙しなければならなくなりました。一応声をかけてみましたが、ヘッドフォンを取る素振りもないし、無関心を装うとしてるようでしたので、残念ながらできるだけ穏やかに手でゲーム機を振り払うしかありませんでした。何度でも言いますが、列車の中でゲームをするなとも、いい年なんだからゲームをするななんて事も言いません。ただ、自分がやることが人の迷惑になっていないか、それだけを注意してやってください。ゲーム機をただ持っているだけなら全く問題はないのです。その指が激しく振動しているから不快なのです。どうかご理解して、注意していただけますようお願い致します。
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