The Green Hills of Earth
NHKは「NHK歌謡コンサート」の入場申し込みを「受信料を支払っている人」に限定することに決めました。
先日ホームセンタに行った時、私はとんでもないものを見てしまいました。 それは電動アシストつき自転車なのですが、なんと2輪駆動なんですよ。普通は電動で後輪を駆動するのですけれど、その自転車は前輪にも動力を伝達しているのです。 確かオーストラリアの軍用オートバイに2輪駆動って言うのがあったと記憶しています。オートバイや自転車はハンドルが軸を基点に回転運動をしますので動力をチェーンで伝えようとするとその角度が変わる部分をどうクリアするかでかなり複雑な機構となり大きく重くなってしまって実用的ではなくなってしまうのですよね。elfのようなアライメントが変化しないウィッシュボーンサスペンションを持つ機構ならそこを通じて動力も伝達しやすいのですが、そうするとハンドルが切れないというデメリットもあり街のりはかなり難しくなってしまいます。しかし、今回の自転車は動力が「電気」なので前輪へは電線をつなぐだけで済んでしまうんです。そしてハブに埋め込んだモーターを駆動して前輪も駆動してやるという方式。この電動駆動方式に形状記憶合金などで路面温度が零下になったらスパイクが出てくるなんてタイヤをカブなどの実用バイクに装備したら無敵の実用車が出来上がるんじゃないでしょうか。実現させてほしいなぁ 通常の電動アシスト自転車で2輪駆動にするメリットがなんなのか私には良く分かりません。とんでもない悪路を走破するわけでもないでしょうし、劣悪な環境に放り出されるわけでもないでしょう。なぜ「2輪駆動にする必要があるの?」声を大にして問いたいです。しかし「総輪駆動自転車」…意味が無くても良いです。理屈なんて問題じゃなく衝動買いしたくなる魅力があります…ほ、ほ、欲しい! 衝動買いしてしまいたくなる自分が怖いです。誰か止めてください…
JR西日本に「トワイライトエクスプレス」と言う豪華な寝台特急があります。夕方大阪を出発し日本海側を北上して北海道に行くのですが、その最後尾車両についているA個室寝台(スイート)はとても豪華なことで有名なようで、切符発売と同時に売り切れるのが普通で、そのチケットは幻のチケットみたいな言われ方をしています。私は実際にはそれを手に入れようと努力したことはありませんが、話の流れで会社の社長とは「もしその切符が取れたなら、どんなに仕事が忙しい時でも有給休暇で休んで良い(取れるものなら取って見やがれ)」と言う約束が成立しているくらいです。 私は5年ほど前まで夏休みと言うと北海道に遊びに行っていました。人によっては「飛行機で行って、現地でレンタカーを借りれば良いのに」とか「フェリーでは節約して現地で贅沢をする」とか言いますが、私は「フェリーの中で贅沢をする」と決めていました。まず、利用するフェリーは新潟-小樽の新日本海フェリーです。これは出発時刻や到着時刻が私の理想であるという事もありましたが、なにより船が大きく安定していて、乗っていて楽しい事があげられます。新日本海フェリーが運休の時に苫小牧-大洗航路などを利用したことがありますが、なにより食事が嫌でした。牛丼屋さんの持ち帰り容器みたいな容器で牛丼やカレーなど数種類のメニューしか選べず、それで800円…私は新日本海フェリーでは常に特等や下手をするとスイートを取ってきました。旅費の半分が船賃だという事も珍しくありませんでした。価値観はそれぞれですが、まず、直前まで仕事をしていた疲れを癒したいこと、直前まで全く計画する余裕が無かったのでそこで落ち着いてルートを検討したいこともありましたが、何よりも「これから楽しみにしていた休みなんだ」と言う気分を盛り上げるための演出であり、食事も特等などで予約できる専用のコースを専用の部屋で食べる事を常にしていました。一食5000円のコースです。毎年変わらないメニューでバカらしいと思う人もいるでしょうけれど、それがある意味私にとっての儀式だったのです。それが何年か続いた時、「お客様、昨年もこの船にお乗りいただきましたよね?」って声をかけられたんです。そうやって覚えてくれる人がいるって凄く嬉しいことですよね。本当は毎年この旅行を続けたいのですが、今の住処を買ってから、ついつい資金不足で旅行が中断したままになっているのはとても残念なことです。 そんな私にとって、わざわざ大阪に行ってからほぼ一日をかけて北海道に行くというのは「おとこのろまん!」と言っても良いくらいあこがれる旅行の方法です。「北海道なんて飛行機に乗ったら数時間でしょ」なんて言う人にはこの楽しさがわからないでしょうね。いや、その人たちの価値観を否定するつもりはありませんが、私は「時間を金で買う」という事には全く逆の2つの意味があると思っています。仕事などでは「如何に早く」が重要でしょうけれど、遊びの時には「如何に時間をかけて」が楽しみであるという事です。しかし、所謂ブルートレインが次々と廃止されて行く事が今の日本人にそういう心の余裕が無いことをあらわしているんだろうなぁと極論付けてしまいます。そこにはブルートレインの料金の高さなども問題があったのかもしれません。また、絶対的な休日の少なさや連続休暇の取り難さが、このような「遊び」を衰退させる原因なのでしょう。とても残念なことですけれどね。 そんな中でJR西日本は魅力的なパッケージを作っていますよね。サンライズ出雲(瀬戸)などはとても魅力的な新造列車ですし(一昨年、岡山からの帰りにこの個室寝台を予約して楽しみにしていたのに、仕事が長引いてキャンセルしたのは今でも悔しさがこみ上げてきます)、このトワイライトエクスプレスも本当に旅の楽しさを堪能できる魅力的なパッケージになっていると思います。 そんなトワイライトエクスプレスを近畿日本ツーリストがツアー用に抑えて、品川-下関間を走らせるのだそうです。詳しくは分かりませんが、品川を出たら高崎線を通って日本海側に出て、大阪から瀬戸内海沿いを走って下関までを走るらしいです。 それはそれで楽しい旅行かもしれませんが、私は食指が動きません。金が無いからという理由を取っ払っても、やはりトワイライトエクスプレスに乗るなら「大阪-北海道だろう」と言う気持ちが強いからです。何か「人気が有る車両を使えばバカな客が集まるだろう」みたいな感じでこういう企画は嫌いだなぁ…他の人はどう思うんでしょうね。
折角の休みなのに、予報は雨が続いていますね。この時期は夕立があっても不思議じゃないので、今は雨が降っていなくても、いつ大雨が降るか分からないのが悲しいです。ずっと仕事で運動不足になっていて、休みになったら自転車に乗るぞと思っているのに、休みになったら雨。ちょっと悲しいですよね。でも、実際にはそんなに降っていないので乗ってくれば良いのに、乗らない自分にも腹が立ちますが…まぁこんな暑い日に自転車に乗るのもつらいでしょうから秋口になったらがんばることにしましょうかね。←ああ、言い訳っぽい リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |