The Green Hills of Earth
今日(既に昨日ですが)の帰り道は酔っ払いのてんこ盛りでした。
前にも書いた記憶はあるのですが… サッカーの試合などで、大きな旗が観客席を飾ることがありますよね。何十人、何百人分の座席を覆うような大きな旗。これって楽しんでいるんでしょうか。自分もこの旗を広げている一員だという事で満足されるんでしょうか。 試合開始前から試合中、インターバル、試合後、どこをとっても私は見る見ないを他人に決められたくないと強く思います。誰かが点を取った「それっ」と旗を広げて、自分の視界は旗の布地だけになって歓声を上げている? その間に点が入ったら悔しくないですか?それこそ(古いけど)ドーハの悲劇なんていわれるような歴史的な1点が、その現場に居合わせたのに、旗の下に居たおかげで見逃したなんてことがあったら一生後悔すると思いませんか。 以前にも書いたネタかもしれませんが、知人にTDLの駐車場に行かないかと誘われたことがあります。TDLの駐車場?何するの?と聞くと、TDLの何周年かの記念で、駐車場に車を集めて絵文字などを作って航空写真を撮るのだそうです。それに参加しないかというお誘いだったのですが、私はそんなことのために貴重な休み時間をつぶされるのは絶対にいやと断りましたが、世の中にはこういう事に参加することで満足できる人も多いのねと改めて実感したのですが、この旗を広げる人もこういう行事に参加する人も「参加した」という事に満足できるタイプという事では同類の人なんでしょうかね。 兎に角、あの旗は「満足できる人」たちの間でやってくれるなら問題はないのですが、たまたま指定された席が、座った席がその勢力範囲内だったなんてことになったら迷惑千万じゃないかなぁと思います。タバコを持った手を大きく振り回しながら歩く人、オープンエアのイアフォンなのにも拘らず大音量で音楽を聴いて周りに迷惑をかけている人などと一緒で、自分たちは陶酔していて気付かないかもしれないけれど、周りの人は迷惑しているかもしれないなんて思うことがあるのかなぁ…
高知の某代表高校が、部内のいじめや喫煙が発覚して出場辞退となってしまいました。 うーん、今は甲子園大会って学校の知名度を広める広告塔と、選手のプロへのアピールの場と言う両者の利害が合致した場所って言う感じが否めないですね。だから、学校(特に私立)は勉強なんて一切できなくても、兎に角野球がうまければ入学させて選手にさせるという感じなのかな。高校生「らしく」って言うのは坊主頭であることでも、きびきびした態度であることでもなく、単に「文武両道」であるべきではないかと思うのです。夢はプロ野球選手だから野球しか知らないというのは「高校生」としては道を外れていますし、学校の広告塔というのも、生徒のあるべき姿から外れています。つまり道を踏み外したところで利害が一致している結果が今回のような事件に繋がっているんじゃないかなと私は思うんですよ。 ですから私は提案します。「最初の試合組み合わせを抽選する場で実力テストをするべきだ」と。実力テストで赤点を取った選手は出場禁止。一定のレベルの頭がなければ選手の価値はない。それ位にして初めて健全な、さわやかな高校野球が実現できるんじゃないでしょうか。如何でしょう。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |