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2005年08月03日(水) 小さな一歩 / 早く帰ったけど

大阪市議会は正副議長に認められている議会交際費を全面公開すると発表しました。

今までは個人情報保護法の名の下に非公開としてきた方針を転換したようです。大阪市は今年度分から市長の交際費を全面公開に踏み切っていますが、一応これも小さな一歩といえるのでしょうね。しかし、議会交際費は500万円の予算だそうです。しかし、公務員が1000人居たとして、その1人が無駄な手当てを月に500円受け取り、500円交通費をごまかしたとしたら、それだけで1,000,000万円です。それが12ヶ月ですから12,000,000円。実際には公務員の数が1000人ですむ筈もないし、ごまかされている、又は一般企業では考えられない手当ての金額はこんなものではないと思われます。また、一般企業では考えられない基準で発注される工事、身内企業に流れる仕事などを考えれば、今回の全面公開などは氷山の一角と言うより日本海の中の水一滴程度の前進なのではないかと思われます。まぁ0(Zero:零)よりはましと言う程度でしょうか。

今回の決定を受け大阪市議会議長は「姿勢をチェックする市議会自らが未公開では市民が納得しない。公開は時代の流れ」と話しているそうですが、全くその通りだと思います。公的機関と取引をするという事は市民、国民の税金を使うという事です。その税金を使う仕事に携わるなら情報公開を原則とするべきです。公開できないような情報を持つ胡散臭い会社に税金を払うべきではないでしょう。そして、私は何度でも言いますが、議会のお偉いさんだけではなく、役所などで事務作業に携わる一人一人まで、手当てや残業代金、交通費と交際費などをすべて公開するべきです。公務員、お役人にもまともな人は数多く居ます。いや、そういうより一握りのまともじゃない人のイメージが全体を現してしまっているといっても良いくらいだと思います。交通費を多少多く申請するくらいは、別に公務員じゃなくて普通の会社員でもやっていることでしょう。そんなに公務員だけが悪いという事はあまりないのです。が、まともそうな人でも、常識知らずの人の中に育ったために非常識が常識と思い込んでいる部分があるのも確かだと思います。その辺りで不信を買っているのですから、公務員は公務に携わる(逆の意味での)特権として自分のプライバシーのすれすれまでを公開すべきです。まぁ実現は難しいのでしょうけれど、そうやって初めて公務員は信用されるようになるのではないでしょうか。


早く帰ったけど

ずっと午前様が続いていたので、今日は無理やり仕事を放り投げて早くに帰宅しました。たまにはそういう日があってもいいんじゃないかな。しかし、ここしばらく深夜に帰宅することが続いたので、早く帰ってきても何をしていいか分かりません。テレビは見てもつまらないし、どうやって時間をつぶせばいいんだろう…

それにしても多くの人が帰宅する時間帯に帰るっていい感じです。「ああ人並み」って思っちゃいます。深夜の遊びつかれた学生さんや酔っ払いが一杯の列車で帰るのは本当悲しいのです。別にきれいなお姉さんが乗って居なかろうと、酔っ払いが殆ど居ない列車に乗るって、たったこれだけがとても幸せなことのように思えました。


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