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2005年08月01日(月) ちょっと気になるニュース

駐車中の冷房を外部電源で
日野自動車と東京電力は、トラックステーションに駐車するトラックの冷暖房を外部電源で賄う事により、アイドリングを減らす実験を始めるそうです。

長距離トラックにとってトラックは寝泊りもする場所な訳で、私も一時期自分の車で車中泊を良くやる羽目になっていましたが、冬は布団を増やすことで対応できますが、夏は自分で網と磁石などを使って網戸を作って車の窓を開けて寝たとしても、あまり大きく開けると盗難の心配もありますし、かと言って開口部が狭いと窓が開いていても空気が流れません。そんな理由でどうしても冷房を入れて眠らざるを得ないと言う状況を経験していて、とてもよく理解できるのです。
しかし、高速道路のSAやPAなどでトラックの駐車場所はここと指定されているのに普通乗用車の駐車スペースに来て駐車しているトラックも良く見かけます(その逆もあるので一概にトラックを責められるわけではありませんが)。そんなトラックのアイドリングの音は、普通乗用車で車中泊をする私たちにとってとても大きな障害でした。トラックはその大きさから、または慣れからアイドリングの音は気にならないのかもしれません。大型トラックはキャビンが独立したサスペンションで浮いていますから振動も伝わらないでしょう。でも、そのトラックに横付けされた普通乗用車は、そのアイドリングの音と振動で熟睡していても起こされてしまうくらいなんです。何度ドアをたたいて文句を言ってやろうと思ったことか…それら運転手は私が小心者だったってことに感謝するが良いです。

大義名分はその運転手が寝ている数時間のアイドリングをストップすることで無駄な燃料消費を防ぎ、それによって二酸化炭素や窒素酸化物の排出を抑えようと言う事なのですが、それも期待できるし、この方式が一般に広まればPA,SAなどでも静かな夜が期待できるという事になるのでしょう。どうか実験がうまくいって早く普及してくれることを祈っています。

LPガスも国家備蓄に…
国家備蓄は石油に限られていたのですが、この度石川県の七尾市にLPガス(liquefied petroleum gas)の備蓄基地が完成し、稼動を始めるそうです。

なんというか、家庭用燃料としてプロパンガスを使っている家庭も多いのに、今まで備蓄がなかったって言うのはびっくりしました。1981年以降は民間業者に50日分の備蓄を義務付けているのだそうですが、こういう生活にかかわるものは民間任せではなく国家対応をするのがふさわしいのではないでしょうか。ちょっと対応が遅すぎるように感じます。


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