The Green Hills of Earth
今夜「ボーン・スプレマシー」を見るために、前作である「ボーン・アイデンティティー」をDVDで見ました。
JR北海道が試作している「DMV(DualModeVehic:デュアルモードビークル)」が各地で注目を浴びているそうです。以前にも一度注目をしていたのですが今その時の記事を探しても見つかりません。多分不注意でログを削除してしまった2003年7月の中にあったのでしょうね。 バスに除雪用プラウを上げ下げする技術を応用して、鉄路走行用車輪を上げ下げさせる事で道路も鉄路も自由に走る事ができる車両に出来るという事です。車両本体が鉄道専用車両の1両約1億円と比べ1500万円程度と格段に安く、更にGPSを応用する事で車両管制を行い、維持費のかかる信号を必要としないため、車両自体の安さと相まって過疎路線での運用に希望が持てると注目を浴びているという事らしいです。 確かに赤字路線というのは悪循環をします。 客が入らない→値上げをする又は運行数を減らす→不便だから利用しなくなると言う事ですね。私の田舎にも赤字路線がありました。多分国鉄の一次廃線路線だったんだと思います。乱暴に言ったら朝昼夕方にそれぞれ一往復程度しかなくて、それでも数人しか乗っていないような路線でした。過疎地域は住居が分散しており、駅まで行くと言う行為が大変な場合が多い訳で、そんな手間を掛けて、更に駅で待つ時間が長居となれば利用者離れを起こすのは当然でしょうね。このDMVがあれば集落の中を回って顧客を拾い、鉄路を使って渋滞知らずに移動し、更に目的地まで送り届けると言う事をとても安価に実現できるわけですよね。新たな路線を造るとしても、鉄路は道路より幅が狭く済むので建設費が安く済むのもメリットといえるかもしれません。大都会の過密なダイヤの中に組み込む事は難しいでしょうけれど、地方都市と過疎地域を結ぶ方法としてはとてもすばらしい事のように思えます。これからの発展注目していきたいですね。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |