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2005年02月24日(木) ニュースから(暗証番号/前車優先?/固定電話) / 映画

暗証番号のほぼ半数が誕生日
金融庁が偽造キャッシュカードによる預金の不正な引き出しについての調査結果をまとめた。それによると被害にあったカードの暗証番号の41%が生年月日やそれから類推出来る番号を使用しており、100万円を超える被害が60%に達し、大半が3日以内に引き出されていた。

銀行のカードやクレジットカードなど、持たないと頑なに拒む人も中にはいらっしゃいますが、多くの人は複数枚数を持っていらっしゃるんじゃないでしょうか。更にパソコンを使っていればWindowsにログインするIDとパスワード(Winユーザだけじゃないのは重々承知していますよ)、ネットワークに接続するIDとパスワード、インターネットにつなげれば、またそこでサービスにログインするIDとパスワード…本当にきりがないくらいあちこちでパスワードが必要になっています。それらを全て別の番号で管理するなんて人がいらっしゃるんでしょうかね。特に銀行のカードなどは3回入力ミスをしたらカードが戻ってこない等と言われますから「どの番号だったっけ?」となる事を極力避けようとするためにも画一的な番号を使う傾向にあると言う事何じゃないでしょうかねぇ。
幸いな事に私はネット上でも銀行・クレジット関係でも普通では、誕生日や電話番号などと違う、通常では私に全く結びつかない番号を使っておりますのでその辺りは安心しているのですが、たまたまそう言う番号を考えついたから良かったものの、やはり多くの人にとっては誕生日などが間違いなく忘れない番号であると言う絶大な信用があると言う事なのでしょうね。
でも、4桁って数字は短すぎると思います。とは言え、8桁の番号を暗記しろと言われてもそれはそれで面倒なので困ってしまうのですが…そして、偽造カードで引き下ろされたって言うのは、個人の問題なのでしょうか。まず、犯罪に使われる口座の開設を許した事、偽造のカードを使われている事、それは個人ではどうしようもない事なのではないでしょうか。ICカードの普及、指紋センサーなどの採用など今は様々なやり方があるはずです。それらを行わずに「それは個人の責任で」という事にどうも違和感を感じて居ます。
うちにはとられるべき財産もないので高みの見物状態である事が一瞬嬉しいけど、じんわり侘びく感じている今日この頃なんですけれどね。

客待ちタクシーは前車優先
仙台駅前の大通りのタクシー乗り場で客待ちをしていたタクシーに客が駆け寄ってきたのでドアを開けたところ、客がそのドアにぶつかって転倒し脊椎を損傷した。客はその前方にもタクシーが止まっていたので「乗客は前方に駐車しているタクシーが優先だと認識するのが通常」と治療費など7500万円の損害賠償を求め、仙台地裁も後ろのタクシーが不注意なドアの開閉をしたのが原因と認定し、運転手と会社に約3300万円の支払いを命じた。

どうもこの記事(asahi.com)は不鮮明でよく分からないのです。
確かに、タクシー乗り場に列を作ってタクシーが並んでいたならば、先頭で客待ちをしているタクシーに優先権があるというのは明らかです。しかし、これは文面を見る限り、被告となったタクシーがタクシー乗り場で待っており、その4.5m前方、つまりタクシー乗り場でない場所に別のタクシーが止まっていたと言う状況の様です。そして被害者と名乗る客はわざわざタクシー乗り場で待つタクシーと歩道の間をすり抜け様としたという事です。
そうだとしたらこの判決は正しいでしょうか。被告となったタクシーはタクシー乗り場の先頭で待っていたのです。その前に止まっているタクシーがそこで止まっている事の方が異常です。いや、客を降ろすためにたまたま止まっている事もありますから、それが悪いというのではないですが、それでも客が歩道とタクシーの間をすり抜けるように来たら、自分の所に来た客だと思うのはとても自然な判断だと思います。
客がなぜ歩道を歩かず、歩道とタクシーの間の隙間を走っていったのか、それは前のタクシーと組んで慰謝料をせしめるためのやくざな行為だったと思われても仕方ないのではないでしょうか。確かに客の立場からしたら先頭に止まっているタクシーに乗れば間違いないと思う気持ちはあるでしょうけれど、タクシー乗り場ならそこに看板があるはずです。それをも無視して、更に歩道ではない場所を走って周囲への注意を怠ったのは怠慢なのではないでしょうか。逆にタクシー乗り場の先頭で待っていて、自分の車に向かって駆けてきたならドアを開けるのは職業として正しい作法でしょう。客がドアの前に来ているのにドアを開けなかったとしたら、私は「この運転手、機嫌でも悪いのか」と嫌な気持ちになりますよ。そう考えたら、これは本当に変です。こんな不鮮明な記事だけで類推するのはまずいと思いますが、どうも納得のいかない判決だと感じました。

英vodafone、固定電話へ参入へ
英ボーダフォンは第2四半期から携帯電話回線を固定電話としても使えるサービス「アットホーム」を開始すると発表した。
一般家庭に専用端末を提供し、固定電話もインターネットも利用出来るようになる。日本でもサービスが提供されれば、一段と競争が激化する一方、ユーザーは料金の節約が期待出来そう。

私もvodafoneユーザーなので、魅力的なサービスかもと注目しました。でも、通信速度が384kbpsなんですよね。インターネット環境としてはあんまり実用的じゃないかも。でも、選択肢の一つとしてはあって良いかもしれません。



映画

先月こんな事を書いたのです
「今年の目標はとりあえず映画を年間24本見るって事にしておきましょうかね。月に2本なら無理って事もないんじゃないでしょうか。今月は3本見ている事ですしね。」(link)
が、今月はまだ1本も映画を見ていません。早くも目標が崩れるかと思ったのですが、今週2本をまとめてみる事にして映画のチケットを買ってきました。

最初に買ったチケットは「ボーン・スプレマシー」です。本当は「オーシャンズ12」の方に興味があるのですが、「オーシャンズ11」を見ていないので、まずはそれを見てからでしょうと今回は見送り「ボーン・スプレマシー」を見る事にしたのですが…今日そんな話を映画好きの友人にしたら「おまえ、ボーン・アイデンティティーは見たのか?」と聞かれて「はっ」としたのです。そう、「オーシャンズ11」の事だけを考えていて、こちらにも前作がある事をすっかり失念していました。でも、まだ余裕があるから大丈夫。明日にでも借りてゆっくり夜にでも見る事にするよなんて思っていたのです。が、また曜日を間違えていましたね。私は水曜日だと思っていたのですが、今日は木曜日で明日の夜には「ボーン・スプレマシー」を見に行かなくては行けないのです。って訳で、今日慌ててレンタルビデオ屋さんでDVDを借りてきました。案の定前に作った会員カードは有効期限が一年も前に切れていて、また改めて会員カードを作る羽目になりましたが。

映画館で、明日の夜「ボーン・スプレマシー」を見ます。明後日の夜は「プリティ・プリンセス2」を見ます。そして1日の映画の日には「オーシャンズ12」を見たいと思っています。それを見越して、今回は「ボーン・アイデンティティー」「プリティ・プリンセス」「オーシャンズ11」を借りてきました。ああ、なんと言うやっつけ的なレンタルの仕方でしょう。まぁここ数年映画を見る余裕がなかったので仕方ないですかね。


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