The Green Hills of Earth
2004年12月19日(日) |
突然スタジオでと言われたのに… |
昨日、突然「スタジオで」と言われて、付け焼刃で知識を吸収し、今まで遣ったことの無い機能を実験したり、お店にホットシューアダプターの在庫を確認したり、できる限りの準備をしました。そして今日は一人であれこれ動くことになるなら、カメラの市をきちんと固定できるようにと、重いので普段歩く時には絶対に持ち歩かないSLIKのProfessionalIIも無理やり担いでいきましたとも。
ところが行って見たら、スタジオといっても、わたしが想像していたような窓の無い空間ではなく、表通りに面した外光が差し込む小さなスタジオでした。一応の撮影が終わり、さぁじゃあ皆さんを撮影しましょうかとなった時、改めて聞いてみたらライトは貸せないと信じられない言葉を聴きました。なんやねん。何が間違えてわたしの耳に聞こえてきたの? 結局は、「余った時間、スタジオで自由に撮影をしてください」と言う説明を「余った時間、(機材も含め自由に使って)自由に撮影してください」と聞き手側が勝手に想像を入れて聞いてしまったと言うことのようです。 ものすごい脱力です。だったらね、あのSLIKの6kg前後もある三脚はもってくること無かったの。ホットシューアダプタも買う必要が無かったの。いや、冷静に考えればスタジオのタイトを使えるかどうかにかかわらず、三脚まで持っていく必要は無かったなぁと思うのですが、兎に角初めての経験をするって事で舞い上がってしまっていたんでしょうね。 更に、どうぞと言われた時には、それまでたらしていたバックのロール紙も片付けられ、中途半端な腰板のある薄汚れたスタジオの壁が現れてきました。こんなので何を撮れって言うの?もうそんな感じです。 結局、念のためにと持参した自前のSB-800を使っての撮影となりましたが、まぁまぁ納得のいく撮影ができました。やはり、バウンスをさせるって言うのはとても面白いですね。間接光で捕らえる絵はとてもいいです。どうせなら、自分のレフ板も持っていけばよかった。兎に角、与えられた条件の中で精一杯がんばっては見ましたが、ちょっと不満と脱力感の残る事でした。まぁ、当事者が喜んでいるのですから、部外者のわたしが怒っても仕方ない。そう思うしかないですよね。 それにしても、そのスタジオは、2時間近くかけて100カット近く様々な写真を撮っていたらしいのですが、正規の料金ではその中から3カットだけアルバムにしてくれるのだそうです。残りの写真は別料金が必要なんですって。なんかなぁ、分かるんですけれど阿漕だなぁと思ってしまうわけですよ。スタジオの利用率がどれだけか分かりませんが、そんなに高いわけでもないでしょう。だからそれなりに料金が高くても仕方ないとは思うのですが、更にここで撮った写真が余分に欲しかったら更に金を出せっていうとちょっと抵抗がありますね。それなら、本当にスタジオだけを借りてこちらで撮った方がよかったようにも思います。どれだけの写真ができてくるかわかりませんけれど、半端なものでないことを祈ります。 まぁ私としては、穴に入らなくてよかったということで満足するべきだと言うことにしておきましょう。
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