The Green Hills of Earth
食料の買出しに行くと、盛んにお歳暮の勧誘をしているというか、大きなコーナーができていて、年末を感じさせてくれます。
Leicaというカメラがあります。35mm(一番一般的な写真フィルム)の基礎を作ったメーカーという事や、古いカメラの「味」で今でも絶大な人気を持つカメラで、SONYの採用するCONTAXに対抗して(?)、PanasonicがLeicaを提携をしているのでもご存知の方は多いかもしれませんね。私も一時期PanasonicのFZ10を使っていましたが、「たかが家電メーカー」と思っていたのに、その優秀な色再現性などを目の当たりにして、やっぱりこれはLeicaを名乗るだけのことはあるのかなぁと漠然と思ったものでした。 ただ、本来のLeicaのカメラ自体は、とてもじゃないけど手が出るものではないという認識がありましたので、一切の資料収集も情報収集も行っておらず、単に「高い、雲の上のカメラ」という位置づけで流してきたんです。 ところが先日、ふとしたことから私の身近に一台のLeicaが現れました。 これも付け焼刃で調べたのですが、いわゆる「バルナック ライカ」と呼ばれるシリーズで、大体50〜70年くらい前に生産されたカメラのようです。このカメラボディにはIIIa〜IIIgまでのタイプがあり、最終型であるIIIgだと今でも25万円かそれ以上の値段で取引をされているようですね。ただ、そのa〜gタイプは素人には結構見分けが難しくて、ぱっと見ただけで「これは何」と特定することが難しいのです。私の身近に現れたカメラを見ますとシンクロ接点がないことなどからgではないと思われますし、製造番号から考えると、a〜c型のどれかかと思われます。持ち主が言うには、「かのロバートキャパが使っていたものと同じものだ」というのです。えぇ、ロバートキャパがライカを使っていたのは知っていますよ。レンズがNikonだったこともね。でも、カメラがライカのなんだったかなんて私は知りませんって。持ち主の方はもうこれを使うことはないので、討ってもいいという話をしてくれているので、こちらとしては買ってみようかと思っているのですが、そんな訳でいくらで買うのが正解なのかがわからないので困っているのです。 製造番号からも型はわかるらしいのですが、どなたかそのような資料を掲載したページをご存じないですかねぇ。または、私が鑑定してあげようなんて人がいたら大歓迎なんですが・・・ 持ち主は「以前40万円で売ってくれという人がいた」とか言っていたんですが、何か特別なものがあるなら別ですけれど、普通の相場なら10万円未満かなと見当がついて一安心しているところです。ただ、相手がその相場で納得するかどうだなぁ・・・その前にそんな資金をどこから調達するかが問題だなぁ・・・(うつろな目) リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |