The Green Hills of Earth
気付けばもう師走。年末ですねぇ。 そんな訳で私の方もばたばた駆け回っており、毎日更新しているはずのこの雑記も、気付いたら日付が変わっていて一日空いてしまったとかそんな状態になっています。先日仕事の納品のために、70時間近くを睡眠時間1時間半で切り抜けた後は、さすがに年齢のせいかなかなか疲れが取れなくて居眠りする時間が増えているのも影響しているのかもしれませんね。
そんな中、先日新しく組み立てたパソコン(デスクトップ)のキーボードが不調となりました。仕方なく店に探しに行ったのですが、最近のキーボードは派手ですねぇ。基本的なキーのほかに、ブラウザだのメーラーだのを起動するボタンやボリュームだとかマウスパッドだとか兎に角何でもつけて豪華にしちゃえって感じです。でも、私はそんなの要らないんです。普通に白亜紀の頃から存在しているような基本的なキーがついているもので良いんです。メーラーを起動したければそれなりの操作をしますし、ここにボタンがついていてほしいとは思いません。兎に角あれこれゴテゴテついたものはパス。でも、最近のキーボードでは、最低でも「Power」「Sleep」「Wake」なんてキーがついちゃっているんですね。私、これ大嫌いなんですよ。こちらは中途半端かもしれませんがタッチタイプでキーを叩く訳で、いちいち字面を見てキーを押している訳ではないんですね。で、そのキーを収めるために「Ins」や「Del」キーの位置が標準から下にずれているのも慣れないし、一段下に下がったおかげで「End」キーと「↑」キーの間に隙間がなくなってくっついているのも気に食わないのです。更に最近のキーボーでは「Windows」キーとやらまでついていて「スペース」キーがどんどん小さくなっています。フル装備のキーボードではタッチタイプをする人は右手親指でスペースキーを押すのは困難なんじゃないですかね。そんな感じで、選択肢が限られている上に、多少我慢できるかもとキーを叩いてみるとその感触が良くなかったりで、本当に満足できるものが少ないんですよ。 1時間くらいも粘って一つのキーボードを選びました。先の「Power」「Sleep」「Wake」のキーはついているのですが、値段と操作感とを考えて一番妥当じゃないかという線で選んでみたんです。ところがやはり使ってみると不便です。Delキーを押そうと思って別のキーに行ってしまうのがとても不便。安い割りにキータッチの感触も良くてそれにさえ慣れたら使えるのだけどどうしようと思っていてふと気付いたのです。今まで使っていたパソコンを引き取ってくれる人がいるわけですが、その人のところにはキーボードとマウスもつけてお渡しすることになっています。でもそのキーボードがないぞ。って事に。 そんな訳で店に行ってみると、そのキーボードはすでに売り切れていました。他の店も回ってみましたが、在庫量が少なく気に入ったものはありませんでした。悩んだ末に手を出したのが、PFUの「Happy Hacking Kyebodard Lite2(PD-KB210W/U)」だったんですよ。値段は結構高いので、最初は選択肢から外れていたんですけれど、ここまで希望に沿ったものがないとねぇ。キーボードはやはり入力するときの一番の肝ですから、これが使いやすいかどうかでこちらのストレスも違ってくるというものですから、多少贅沢をしないとなぁと思い思い切って購入しました。本当は、日本語刻印のないモデルにしたかったのですが、残念ながらそれは在庫がないということであきらめました。また、このシリーズの中にはキートップに一切文字が書いていない無刻印モデルもあって(link)、実はそれがほしいなと(最初は限定販売だったのですが、今は受注生産をしているようです)思ったのですが、このキーボード自身結構特徴のあるキー配列をしていますので、最初から無刻印モデルに手を出すのはちょっとねぇと躊躇した次第。
実際に使ってみると、ファンクションキーやテンキーが省略された分コンパクトなのですが、デスクトップのキーボードに使う以上それはメリットではないと思いますが、「Fn」キーを使ってタッチタイプできる範囲のキーにファンクションキーや矢印キーやRollup/downなどが割り当てられているのは、慣れてしまったらとても便利かもしれません。かなり入力効率が上がるのではないかと期待できます。ただ「Del」が「Fn」+「BS」なのには慣れが必要ですね。「Control」が「A」の横にあるのは別に初めてではないのですぐに慣れました。 できれば、このパソコンに出費するのはこれが最後であってほしい。もう十分に予想外の出費はしましたから…
リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010
|