The Green Hills of Earth
2004年09月15日(水) |
もしも我が家が世界の中心だったら(工具編) / ニュースから / 野球の事 |
もしも私が世界の中心、世界の常識だったら…
まず、これくらいの工具箱が常識。
中を見てみるとこれは蓋を閉めれば腰掛や踏み台にもなるしご覧の通り使いやすい工夫がされている工具箱なんですよ。こんなのは世の中の常識ですよね。
で、中身に行けば… ワイヤーストリッパー。こんなのはどの家庭にも当然あるでしょう。 リーマーも当然の装備ですよね。あ、いらっしゃらないと思いますけれど、ご存知ない方のために説明すれば、鉄板などにあけた穴を広げる道具です。上の円筒部分に穴が開いていて、そこに棒を通してぐりぐり回してこじ開けるんです。ドリルでは開けられないような径の穴を開けるのに使うんです。SABELTの四点式シートベルトをジムニーにつけるとき、リアドアにアンカーベルトを固定するのに使いました。まぁそれ以外に使い道は…兎に角世界の常識ですよ。 工具にHONDAのマークが入っています。これは何かと尋ねたらあ〜らドライバだったんですね。最初に揃えた工具は、バイク屋さんに頼んで、業務用のものを購入してもらったんです。そんな訳で多分外には殆ど出回らないと思われるこんな工具がある訳です。テスターですね。こんなのは普通でしょ。入門編です。これもあって当然。ノギスです。 写真が多くなったのでこの辺りで写真はお仕舞いにしますが、「Cクリップレンチ」とか「ドリル」とか「ルーター」(パソコン周辺機器じゃないですよ)「RJ45およびRJ11コネクタ用モジュラペンチ」(LANケーブルおよび電話線の端子取り付け工具)は各家庭にあるべきものでしょうね。もし、私がもう少し若い頃にルノー4とかフィアット500とか古い車に手を出していたら、これ以外にヴァキューム・ゲージ(多気筒エンジンのキャブレーションのバランスを調べる計器)も一家に一台あるべき工具に加わっていたかもしれません。あれ?この企画って変なもの自慢だっけ? まぁ、私は世界の中心にはなれそうにもありませんって事で。
それでも敢えてお聞きします。 もしも私が世界の中心だったら、あなたは常識派でしたか?それとも非常識派?
因みに工具は最初に購入したホンダ印はKOWA、それ以外にSTAHLWILLEを愛用しています。
- チェッカーズの仲違いって?
- ニュース(と言うよりこれはゴシップ番組ですね)で「元チェッカーズのドラマーが舌癌で死亡。その告別式でメンバーの確執が明らかに」と言うのをやっていました。チェッカーズって1983年デビューでその後何曲か大ヒットをしたらしいですね。でも、実はメンバーが何人いたのかも、どんな曲を歌っていたのかも分かりません。曲が流れてきたら「これかも」って思う程度ですね。ついでに言うなら今となっては名前も知らない別のグループと混同していて訳の分からない事になっています。そんな人たちの確執なんて言われたって全然わからへんがな。ってなもんですよ。
で、そんな私がテレビを見て思ったのは、解散してから結構時間が経っているのに、去年出版された本が確執の原因とマスコミがしたがっているように思えてならないって言う事です。去年出した本で、何年も前から会っていないって事の説明にはならないでしょ。 まぁ通夜に6000人も来たって言うんですから、凄い人気があったんでしょうね。で、メンバーの中で仲違いがあった事は事実らしく、「メンバーの一人が亡くなったんだから、この場だけでも仲良く」とかそんな意見をあちこちで見かけましたけれど、そんなことより、その確執って奴を、人様の通夜の時につつかなくても良いんじゃないのかな言う方に私は考えてしまうんですけれど如何なものですかね。
- 宅間守に死刑執行
- 大阪教育大付属池田小学校で8人の児童を刺殺した宅間守が、死刑確定後1年で刑を執行されました。
最後の最後まで謝罪の言葉もなかったと言う事で、多くの人は「こんな奴は死刑になって当然」と思った事だと思います。えぇ、私もそう思っています。でも、多分私が多くの人と違っているのは、私は死刑をもっと多く短い期間でやればいいと思っている死刑賛成派だと言う事でしょう。 巷では「死刑執行反対」「人権蹂躙」などの抗議をする人がたくさんいらっしゃいます。そして世の中の趨勢もそちらへ向かっています。でも、それは本当に正しいのでしょうか。
最近の事件でも「むしゃくしゃしたから」とか、別に恨みを買ったとかそんな理由もなく突然それまで普通に生きてきた人を死に追いやる事件が多発しています。愛媛では、以前にも女性を車に乗せてつれまわして実刑判決を受けた男が出所してすぐ今度は女性を殺すと言う事件がありました。(link) 今回の宅間守やオウムのメンバーなどのように、犯した罪の大きさが果たして生きていて償えるかと言う人、反省することを知らない人はたくさんいます。治る見込みのある人なら更生する機会は必要だと思いますが、更生できない又は、大きすぎる事件を起こした人は死刑にしてしまうべきなんです。
今回被害者の母親がインタビューに出て回答していました。死刑が執行されたことについてどう思われますか?という問いに「死刑になって当然だと思います」と答えていました。多分このお母さん、子供がそんな被害にあっていなければ、「死刑反対」って叫んでいたんじゃないですかね。「人の命は大切です」って思ったんじゃないかな。 自分に全く関係ない「誰か」が事件に巻き込まれた事件には「ひどいわね」と野次馬になり、死刑には反対し、万引きした少年が踏み切りに飛び込んで列車にはねられたって事件を見ると「お店の人はそこまで追い詰める事はなかったのに」なんて意見をしていたかもしれません。それは一般大衆受けする、どんな人にも人権はあると言う事を叫んでいる方が周囲の人に受け入れられやすいって事で、頭でそう考えた結果なんですね。ところが実際に自分の子供が被害にあったら、「そんな犯人が憎くてたまりません。同じ目にあわせてやりたい」「死刑にして欲しい」「死刑?当然よ」となる訳です。このお母さんがって言っているんじゃないですよ。同じような境遇になった人は多分に同じ事をすると思います。 「私は戦争反対だし、どんな命も大事です。ですから私の子供を殺した犯人は憎いですが、罪を憎んで人を憎まずの言葉通り、私は罪を憎むことにします。ですからどうか、犯人の方を許してやってください」なんていう人はまずいないでしょうね。
要は、頭で考えているだけなら、どんな理想でもいえるんです。でも、そんな理想論を唱えている人も自分がその被害に会うと途端に人の命を軽んじる発言をするんですよ。つまり聖人君子でもなければ死刑反対って唱えている人は「人権擁護」でもなんでもなくて、単に「人の痛みを分からない偽善者」ともとれる訳です。どんな人にも人権があると思う人は、どうか自分の身内が、あなたが守ろうとしている人間失格の人の被害にあっても許せるのかを考えて行動して欲しいと思う次第です。 …と言いつつ、感情に左右されずに、それでも人を許すべきだと言う観点から弁護士の仕事はある訳ですから、その意見はそれで尊重されるべきだとも思っていますと付け加えておきます。私は盲目的に死刑や戦争は悪い事だから反対と叫ぶ人種に嫌悪感を抱いているだけなのかもしれません。
また、週末のストがどうなるか気になる時期が近付いてきましたね。 とりあえず来年はパ・リーグは5チームで行くという話にはなったのですが、オーナー側はもうお年寄りのボケ老人ぶり(若い人もいるみたいですけれど)を発揮して、なにやら裏でごそごそ動こうとしているみたいですね。しかし、その間にも、前から声をあげていたライブドアの他にインターネットで通販仮想商店街を運営する「楽天」や社会人野球の「シダックス」もプロ野球への参加へ前向きな検討に入ったとのことです。
特に楽天は、サッカーのヴィッセル神戸も社長の個人事務所が買収しており、野球もサッカーも一体として楽しめる機構作りを新しい頭で考えていくのではないかと期待も出来ます。 私は野球のような選手が入れ替わり立ち代りするようなものに「伝統の」と言う言葉は全くふさわしくないと思います。これが先祖代々続いたお店などであれば、親から子へ、師匠から弟子へ技術が引き継がれていくのでしょうけれど、野球では個人の技術はあっても「巨人の伝統技術」とか「阪神の伝統技術」なんてないですよね。どちらかといえば応援団の方に独自の伝統ある応援方法って言うのはあるのではないでしょうか。兎に角、そんなくだらない名前ばかりの伝統とか、いつまでたっても巨人に頼るしか営業を思いつけない無能な経営陣にはもう期待は出来ないので、どんどん新しいチームが入ってきて、古い体制にどんどん風穴を開けていってほしいものです。
リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010
|