The Green Hills of Earth
レスリングの試合を見ていたら、13大会連続のメダルがかかっているそうですね。
資料が殆どありませんので、頓珍漢だったら申し訳ないのですが.... 反対するセクトもあるようですが、日本の国旗は「日の丸」、国歌は「君が代」となっております。この国旗もそれまでは漠然と使われてきたようですが、明治の初めに商船規則として定められたようです。まぁ当時は船が主役でしたから、船の方便のためというのは立派な理由かなと思われます。 私はこの国旗に対して反対も賛成もなく、単に受け入れています。いや、今国旗を変える必要があるかといえば「いいえ」と反対をするでしょう。革命でも起こって全てを変えるんだというならいざ知らず、単に国旗だけを変えようとするのは、2千円札と同じ程度の必要性しか感じませんから。 学校の卒業式でさえ「君が代」斉唱を拒否する人がいる訳ですから、オリンピックで「君が代」が流れるのはそういう主張の人には苦痛でしょうね。で、私には日の丸を受け入れるのと同様に、君が代も受け入れていますので、その苦痛は残念ながら分かりません。日本人の手で作るのが正しいという主張はわかりますが、じゃあ、今そうしたら誰がどんな曲を作るんでしょう。オリンピックの入場行進時の服みたいなデザインの国家を作られたらすんなり納得しますか。皆が納得するものを作ることが出来ますか。そしてどこにも公平な立場で国歌作りが出来ますか。どれも無理な相談だと思うんですよ。明治の時代に出来てしまった国歌だから、いやいやながらでも皆は受け入れられるのに、今から新しいものを作るなんて私利私欲が混ざり合って、さらにどんなものが出来てもほぼ半分の人は満足しないでしょう。だから今のままで良いんです。 日の丸とともに、日本をあらわす旗として存在する「旭旗」がある訳です。日本の軍隊がその先頭に掲げていた旗でもありますし、「朝」の字が入ってはいますけれど、高校野球で打ち振られる旗でもある訳です。 中国や北朝鮮が日本を忌み嫌うのは、ソ連が証明した様に、全員が平等という間違った前提を基にする社会主義国は生き残れないという歪を、日本を敵国として危機感を煽って「欲しがりません勝つまでは」的思想統制をする手段である訳ですが、そういうどうしようもない理由を取り除いたとしても、昔を知っている人には国を蹂躙した日本国軍隊とその象徴である旭旗はセットで憎さの対象なんじゃないかなと思える訳です。 その軍隊の象徴である旭旗がいまだ生き残っているのはなぜでしょうね。私としては、この旭旗こそ日本の中でのスケープゴートとして捨て去れば良いんじゃないのかなと単純に考えてしまうんですよ。旭旗の必要性ってあるんでしょうか。また、旭旗とはそんな風には考えられていないものなのでしょうか。海外での意見(偏見)を全て丸呑みにしなければならないと言う事は当然ないでしょう。しかし、旭旗の必要性が私にはわからないのと同時に海外ではどう受け取られているのかに(不謹慎な言葉で申し訳ないけど)興味があるのです。どなたか説明してくれるとうれしいのですが.... リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |